水曜日, 11月 30, 2005

FireFox1.5 正式リリース

Mozilla FireFoxが大きくバージョンアップしてバージョン「1.5」となりました。
Mozilla FireFoxは一部のWebブラウザに詳しい人々の中で、IEやNNに代わるWebブラウザとして話題でした。
そしてその高機能Webブラウザ「FireFox」はどのような点でInternetExplorerよりも優れているのでしょうか?
○以前から優れていた点
タブブラウズが可能。
動作(HTMLの読み込み)が軽い
明瞭でわかりやすいインターフェイス
メールやテーマ、スクリプトなど他の機能との連携
etc...

○1.5以降大きくInternetExplorerを引き離した点
自動アップデート
ナビゲーションの高速化(ストレスなく使用)
タブブラウズにおいて、ドラグ&ドロップでのタブの順序切り替え
FireFox上で適切に機能しないサイトを報告するウィザード
RSSの検出
DHTMLのアクセシビリティ向上への貢献
読み上げソフト
最新のWeb関連言語のサポート
:Javascript1.6 SVG CSS2 

さて、このように非常に優れたWebブラウザである「FireFox」が登場した今敢えてInternetExplorerを選ぶ必要はなくなり(FireFox累計ダウンロード数1億突破)
いよいよGoogleがFireFoxに特化したツールバーを開発した。
更にInternetExplorer開発元であるMicrosoftでさえも、海賊版対策オンラインプログラムが、今までは「WindowsユーザはInternetExplorerを使っている」という前提の下
(一昨年はインターネット利用者の95%がInternetExplorerだった。)
海賊版対策オンラインプログラムはInternetExplorerのみで動作した。
これに合格すればMicrosoft社のサービスを受けられる。
ところがここ数年一気に有用なFireFoxが使われ始めたのでMicrosoftもFireFoxを無視することが出来なくなり、ついにFireFox向けに海賊版対策プログラムを開発した。
因みに僕も今新作のFireFox1.5でこの文書を書いています。

FireFox ダウンロードサイト

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火曜日, 11月 29, 2005

ドメイン名が1文字化!?-web pege domain

我々が普段Webページを開くとき「アドレス」というものを入力する。
このアドレスはディレクトリごとに「/」(スラッシュ)が入っているが、その最上位がドメインである。
それは
プロトコル名://サーバ名.ドメイン名.ドメイン/ となっている。
さて、この「プロトコル」は我々が通常Webページを「閲覧」する際はhttpプロトコルを使用するだろう。
そしてサーバ名は無名か、wwwがよく用いられている。
そしてドメイン名は3文字以上の文字列が先着順で月10ドル以下で公開されてはいるが、仲介する組織や国家によって実際の価格はさまざまであるし、「download」などのなかなか取れないドメイン名は転売されることが多い。
また最近では日本語がサポートされた。
そして最後の「ドメイン」だがこれは.comや.netそして国家別の.cn/.jp/.fr/.cc/.us などがある。

ところで今回話題になったのは「ドメイン名」のほうである。
これらは3文字以上の好きな文字列を登録できるのだが、ドメイン名を管理する団体の内有力な1つである「ICANN」が速ければ来週にも1文字ドメイン名に関して方針を立てるそうだ。

早速Yahoo!が「y.com」を申請するなどしているが、相当な高価格で市場に出回る「住所」だろう。


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月曜日, 11月 28, 2005

Intel VS AMD (4)----

2001年 Intel 2GHz版Pentium4出荷
ソケット478への移行が始まり、小型マシンにもPentium4が採用され始めた。
しかしこれにより高価格なPentiumIIIやAthlon市場は急速に縮小し始めた。
2001年 AMDAthlonXP発表
AthlonXPは、単純クロックでなく、同性能のPentium4のクロック(GHz)に1000を掛け、切り下げした後「+」をつけた「モデルナンバー」を採用した。
このため無駄にクロック周波数をあげる必要がなくなり、
拡張命令「3D Now! Professional」やハードウエアプリフェッチ機能を追加し、
モデルナンバー 1500+ ~ 1800+、そして2000+を発売した。2000+はPentium4 2GHzよりも高性能なためCPUの頂点にまたAMDが返り咲いた。


2001年 Intel Northwood型Pentium4発売(2.0A~2.8AGHz)
Pentium4がNorthwood型になったためL2キャッシュが増加し、一気に性能面で旧Pentium4(Willamette型)及びAthlonXPを追い抜いた。
またWillamette型のPentium4との違いを示すためクロック周波数の後に「A」の文字列を付加した。
そしてFSB533MHz版も発表され、これらはクロック周波数の後に「B」の文字列を付加した。

2002年 Intel Willamette(旧Pentium4)型Celeronの発表(1.7~1.9GHz)
こうしてPentium4もCeleronも徐々に高機能になった訳だが、一世代前の生産プロセスをいまだ採用しているAthlonXPはいよいよ高機能化できなくなってしまった。
そこでAthlonもPentium4やCeleron同様に0.13μmプロセス移行し、
2002年 AMD Thoroughbred型AthlonXPを出荷した。
(2200+)
それでもIntelはPentium4 2.5GHzクラスを販売しているのでまだ大きな遅れをとっていた。
と思いきや一気にAMDはAthlon2600+を発表し最速プロセッサの地にAMDが着いた。
しかし、すぐにIntelが2.8GHzのPentium4の発売を開始した。
2002年 Intel Northwood型Celeron,2.0GHz版を出荷
これによってローエンドプロセッサの定義が2Ghzとなり、Duronはほぼ姿を消した。
2002年 AMD FSB333MHz版AthlonXP出荷
(2800+)

{Intel Itaniumという非×86の64Bit次世代プロセッサをサーバ・ワークステーション向けに発表}

2002年 Intel htテクノロジPentium4発表(3.06GHz)
htテクノロジではCPUのあまっている演算ユニットを2つめのコアとして認識させることにより大きくプロセッサの効率を上げることができた。

{AMD Opteronという64Bitの脱マイクロプロセッサ(マイクロシステム)をサーバ・ワークステーション向けに発表}

2003年 AMD BartonコアのAthlonXP発売
(3000+)
BartonコアのAthlonXPでは、L2キャッシュを倍増させた。
しかしこの間AMDは秋に発売するハイエンド向け64Bit型プロセッサ「Athlon64」の開発を進める。

2003年 Intel FSB800MHz版Pentium4の発売。
もうすぐ発売されるであろうAthlon64の脅威に耐えうるために一気にIntelはFSB800MHz版Pentium4とそれに対応するチップセットを発売した。
これによりクロックあたりの性能が大きく向上した。
2003年 AMD FSB400MHz版AthlonXP発売
(3200+)
「3200+」というモデルナンバーがつけられているが、これはFSB533MHzのPentium4に対してなので、FSB800MHZ版がでてしまっている当時、最速のプロセッサとはいえなかった。
またこのときCeleron2.6GHzがIntelから出荷されたのでAMDとしては何とかモデルナンバーを3000オーバーしなければならなかったのかもしれない。

2003年 AMD Athlon64発売
(3200+)
また同時に超ハイエンド向け(ゲーマー等)に「Athlon64 FX」発表
(Athlon64 FX-51)
因みにAthlonFXはOpteronをデスクトップ向けにしたという印象が強い。
しかし×86プロセッサなので今までのOSを走らせることも全然可能である。
またAthlon64 FXはPentium4同様デュアルチャネルメモリに対応している。

2004年 Intel PentiumD 発売(2.8GHz)
コンシューマ向けとしては初のデュアルコア・・・1つのダイ上に2つのコアがあるCPU
CPUとなった。
以降一気にデュアルコア市場が膨らむ。



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