金曜日, 12月 30, 2005

CeleronD355

インテルがCeleronDの最上位版を公開。
動作クロックは3.33Ghzとなる。

さて、Celeron系の2005年最上位となるのだろうが、
これだけで今年終わりではさみしいので来年のノートPC向けプロセッサ(インテル)の情報をちょいと書きます。

2006年春:コード・ネーム「Yonah」正式版発売。インテルの「*Ts」一端が明らかに
2006年秋:コード・ネーム「Merom」正式版発売。WindowsVista標準プロセッサの驚くべきパワーを目の当たりにしてすねる。

ま、今年はこんな感じでさよなら。。。

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木曜日, 12月 29, 2005

2005年にCPU業界に起きたサプライズ

動きの早いIT業界の中で一般人に注目されにくいのがハードです。
しかしそれらの中でもコンピュータの処理を一手に引き受けるCPUは比較的注目度の高い分野ではないでしょうか?
今回は2005年中に起きたCPU業界の変革を分かりやすく書きます。

2005;~コアの複数化~

2005年の変化はプロセッサのコアが1つではなくなったことです。
夏にインテルがPentiumD、XEを、AMDがAthlonやOpteronのデュアルコア版を出荷したことでデュアルコアの世界が地球に訪れました。
冬にはマイクロソフトのXbox360がコアを3つ備えたCPUを実装し、来年春にはソニーのPS3が6つのコアを内包したCPUを実装して出荷してくるようです。
今年はデュアルコアの年と言えるでしょう。

さて、去年はどうだったのでしょうか?
去年のCPU業界はFSBの超高速化と64Bitに沸きました。
FSBとは分かりやすく言うと外部との接続でしょうか。
以前はCPUのクロックが2GHz、FSB333MHz(0.3GHz)というのが市場の標準でしたが今では800MHzや1GHzのFSBに対応した機器がラインナップされています。

64Bitの「Bit」とはCPUのバスで扱われる情報の最小単位です。
以前は32Bitごとの演算でしたがついに64Bitごとに扱われるCPUが一般市場に駆け出したのです。
では何故「一般市場」なのでしょうか?
もともと64BitのCPUはスーパーコンピュータ業界では標準でした。
ところがこのようなプロセッサではWindowsは動かなかったのです。
というのもWindowsのコードは32BitCPUに合わせて書かれているので64Bit環境で動かないのですが去年、ついに64BitCPUに32BitCPUの命令セットを内包させることでWindowsが64BitCPU上で動くようになったのです。これを「×86」方式といいます。

さてソフト側の64Bit対応ですがWindowsXP・Server2003は×86以外の64Bitプロセッサに対応していません。そのためAsianuxやSUSI(Linux)、SolarisやサーバUNIXを使用するサーバやWSで64Bit化が進みました。
しかし来年はLinux,Asianuxの普及や×64-WindowsVistaの登場で一気に32Bit市場が縮小するでしょう。

そしてPS3やXbox360にも見られるように動作クロックの4GHzオーバー、そして3つ以上の「マルチコア」環境がPCにも現実味をおびて来年―2006年は訪れると思います。
またPentiumXEのようにFSBが1GHzをオーバーしていくと思います。

これらの2006年展望は予測でしかないのでもっと私たちの想定外の進化―拡張命令の追加―などがあるかも知れません。
どちらにしろ2004,5年はデモンストレーションの年で、2006年は一気にそれらの新技術が普及するでしょう。

パソコンから目を外に向けたら、量子コンピュータや電子ペーパーが市場に投入されつつあります。
また経済においても今までの中国脅威主義から、現実的に日本やインドの力が目覚めてくることが目立つでしょう。
某民主党は未だ中国は脅威だ、軍備増強の勢いがすごい、わが国を襲うのではないかと考えていますがそれらがいかにレベルの低い妄想であるかがこの3年ではっきりするでしょう。

とにかくテクノロジは思うより進歩していること、わが国は人口が減りつつも2010年までの長期上昇トレンドに株価が入っていること、日本と中国は腐敗していることを念頭に置こうかなあと思ってみちゃったりしています。

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火曜日, 12月 27, 2005

2005年の最後―XboxとBD

さていよいよ年の瀬が迫ってきました。来年は「At.2006」(アット2006)と題して進んでいくテクノロジについてドキュメントタッチで書いていくつもりです。
それはこのブログだけでなく、僕のホームページ(作りかけ)もあわせて包括的に伝えていく予定です。

さて2005年の締めくくりとしては「高性能ゲーム機の台頭」これがぴったりでしょう。
らいねんからはPS3なども現れ、PCを超えワークステーションに迫る性能がゲーム機の標準となるようです。
さてここでXbox360に関するIT的な情報を書き留めておきましょう。

~マルチコアのCPU~
Xbox360は24週間の期限でIBMとMicrosoftが開発したものです。
彼らはまずゲーム機のスペックを考えました。
ゲーム機のスペックは約5年おきに大きく変化しており、元々Microsoftは3年目にあたる2003年にXboxのハードウエア増強版である「Xbox1.5」を公開し「半次世代」の形でソニーをリードする予定でした。
ところがそんな無駄なことをするより「Xbox2.0(今の360)」をPS3の直前に出すほうが開発時間を確保できるのではないかということでか、一気にXbox360のハードウエアの開発を進めました。

「次世代ゲーム機」とはパソコンをすこし上回るスペックを持つことによりより高精細なCGを実現し、またパソコンのような生活的な作業―音楽を聴く・Webブラウズをする・DVDを再生する・・・
を同時並行に可能にするものです。

さてマイクロソフトはこれをする際にCPUを幾つかのコアに分け、メインのコアをゲーム処理に集中させ、バックグラウンドでそのほかの負荷のかかる作業をさせようと考えました。
それは将来的にはTVの録画、コンテンツのダウンロード、etc...様々に発展していくでしょう。
とにかく多機能ゲーム機にとってグラフィック処理を1つのコア若しくはプロセッサに集中させることは非常に重要な要素です。
そこで同社はCPUのコアが2つでは足りないと考え、デュアルコアならぬトリプルコア―そう、3つのコアを実装した訳です。

ところが彼らは発熱のことを忘れていたらしく―もしくはケースの形状で何とでもなると軽視していたようで電源を内蔵すると危ない状態に陥ることが分かりました。
しかし何が何でもPS3より前に発売しないとXbox360の有利な点がひとつも無くなってしまうので巨大な電源をそとにぶら下げた状態で出荷しました。
確かに安全性はありますが、スマートな筐体にでっかい電源が付いていたのではせっかくXboxを書類の間にはさむことが出来ても電源のせいでそのスマートさが失われてしまうわけです。

~対抗するPS3標準ディスクのBDのPC用ドライブが発売~
以前僕が2回にわたって警鐘を鳴らしたBDがいよいよPC用へと売り出されるようです。
BDといえばPS3でBDに入ったゲームをすると以後ほかのPS3でそのゲームは動かなくなってしまうという、なんとも中古ゲームやの職を奪う代物です。

ところが今度はそのBDをPC用に普及させると言うのです。
著作権者は異常に暴利をむさぼることができソニーもハリウッドもへっへっへでしょうが本当にそんな制限だらけのディスクがこれからのITを担って良いのでしょうか?
これはIT技術の進歩による著作権の保護と言うよりもIT技術をうまく使って今の歴史的に見て異常に厳しい著作権法をたてにぼろ儲けしようという魂胆のように見えますねえ。
まあ個人的にはLinuxなどを支持してマイクロソフトの悪口を書きたいところですがソニーがBDを、マイクロソフトがHD-DVDを支持している以上このような内容になってしまいましたねえ。

まあ今度UNIXやLinux、MONAについて来年にでも書きまくろうと思います。

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ダウンロードについて

なんとなくAsianux2.0(ミラクルリナックス4.0)の紹介文を作りました。
Asianuxってなんぞや?と言う方はダウンロードしてみて下さい。
わざと「だ・である体」に統一したら汚い文体になってしまいました。すんません(^_^;)

Word2003で見れるかも(Opemofficeで作ったので)
http://atsu.my.land.to/download/05/asianux2.xml
いちどハードディスクに落としてから見て下さい。
ZIP圧縮版はこちら

Webブラウザでそのまま―PDF形式
http://atsu.my.land.to/download/05/asianux2.pdf

月曜日, 12月 26, 2005

OS/2 正式に販売終了

IBM社は、ついにOS/2への無料サポートを打ち切るそうだ。
同社はOS/2からLinuxへの移行をOS/2ユーザに勧めているがOS/2ユーザの多くはOS/2がオープンソース化されることを望んでいる。

ところがIBM社はOS/2をオープンソース化させる気は全く無いようだ。
OS/2向けのソフトのオープンソースコミュニティも数多くあり人々はOS/2のオープンソース開発に前向きだし、そうすべきだとITmediaには書かれていたけれど何故IBM社はOS/2をオープンソース化させないのだろうか?僕にはその理由は全く分からないがIBMはOS/2の代替OSを開発する気も全く無いらしい。

さて、IBM社といえば僕が最近「Newton」という雑誌を読んだ時に
「今までのスパコンでは何億年もかかるような計算を”量子コンピュータ”は一瞬でやってのける。
  量子コンピュータは幾つかの数字の羅列から解を求めるが、その際のアルゴリズムの開発が難しい」
という内容が書かれていて
「IBM社の研究チームが因数分解をするアルゴリズムを開発し、液体量子コンピュータで因数分解をした」
とも書かれていた。

量子コンピュータにはIBMやNECなど昔コンピュータ業界に君臨していた企業が先陣を切っているようで、将来これらの企業がパソコンやスパコンに代わる存在として量子コンピュータを提供するのだろう。
ちなみにNECは固体の量子コンピュータを開発したらしいけれど
「液体のマシン」ってのもアリかもしれない。
でもNewtonに載ってた量子コンピュータの演算図解を見ているとこれまでのCPUがいかに時代遅れであるかみえてきましたね。

まあ電気工学から科学への移行なのかなあ?ま、個人的には電気工学より科学のほうが楽しそうだけど。

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日曜日, 12月 25, 2005

IE7,様々な言語でのアドレスをサポート

最近、「日本語.com」という宣伝を見かけないだろうか?
「Jword」をインストール(正確に言うとIEにプラグインを導入)することで日本語のアドレスに対応するという話だ。
二バイト文字のURLというのは奇妙な話だが実際に「風林火山.jp」などのドメインが認可されているらしい。
最近ぼくはUnicodeの普及と共に「日本語の拡張子」を実用しても良いのではないかと思うのだが、
流石にドメインに2バイト文字を利用するのはどうかと思う。

しかし、ついにIE7(InternetExplorer7)では2バイト文字でURLを入力するとPunycodeに変換して正しく検索してくれるそうだ。
これは偽装攻撃―たとえばInternetではなく1nternetなどを利用して―を更に促進する恐れがあるがPunycodeが標準的に変換されるようになりいよいよドメイン名も多様化の道を歩むのだろうか?

いや~今日はまじめな文体ですねえ。

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土曜日, 12月 24, 2005

CSKシステムズの顧客名簿流出

いや~流出しましたねえ。
CSKなる会社の顧客リストを仕事かなんかの関係で持ち帰り、ある社員が自分のマシンに保存してたらしいんですわ。
それで彼が「Winny」という国産のP2Pネットワーク支援ソフトを使っていたためWinnyのネットワーク上にその顧客リストが流れたらしい。

たぶん俗に言う「金玉ウイルス」ってやつだと思うがまあ家宅捜索うけていろいろHD上から検出されてしまっていることでしょう。
ちなみによくP2Pネットワークをそのまま「インターネット」と表現しているのに対し
「Webブラウザで参照できないのになんで”インターネット上に流失”なんだ?」
と思われる方がいるかもですが、そもそも「インターネット」とは
数ある通信方法のうち「TCP/IP」という方式のことをさします。
つまりTCP/IPといったら固いからネットワークを取って「インターネット」なんですね。

TCP/IPは非常に柔軟な規格なのでそのプロトコル(インターネット「I」のプロトコル「P」なので「IP」)
によって様々な環境を実現できるんですよ。
現行はバージョン4でHTTPプロトコルやSSL2などがありますがもうすぐSSL3などのバージョン6に移行するらしいです。
来年発売のWindowsVistaはIPv6をサポートします。

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木曜日, 12月 22, 2005

WindowsLiveMessagerのBeta版がオークション

ITmedia

MSNメッセンジャーの後継版「WindowsLiveMessager」(以下WLメッセンジャー)のベータ版がeBayでオークションに掛けられているらしい。
落札するとWLメッセンジャーの招待状が届くらしいが、わざわざ無料のものを早く手に入れたいがために10~20$もかけるかなあ?
まあ「俺はもうWindowsLiveメッセンジャー使ってるけど君は?」「えっ!?なにそれ」てなシチュエーションを望んでるのか知らないけどMSNメッセンジャーで良いような気がしますね。今は。

よっぽどWLメッセンジャーが高機能なのCoolなインターフェイスなのかは知らんけど、
(それらしきものがhttp://www.mess.be/にありましたがアクセスしないことを強く推奨します。)
まあ新しい物好きのアメリカ人が必死でディスプレイにくっついてオークションしていることでしょう。

ちなみにXbox360も品薄で、本来400ドルのものが700~800ドルで流通しているそうです。
来年Xbox360を圧倒的に越えるスペックのPS3が発売するのにWLメッセンジャーにしろXbox360にしろ欧米の人はせっかちなんですねえ。


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水曜日, 12月 21, 2005

VS2005ExpressとSharpDevelop2.0

Microsoft社が統合.NET開発ツール「VisualStudio.NET2005」(以下VS)を発売しました。
当初「廉価版」といわれてきた「ExpressEdition」が無料で提供されることとなりひとつの衝撃でしょう。
しかし2006年中のみの提供となるようです。

さて以前このブログではVS互換のSharpDevelop(以下SD)という開発ツールを紹介しました。
以前紹介したのは「VisualStudio.NET2003互換のSharpDevelop1.1」でした。
ところがVS2003に2年遅れてSD1.1-JPが公開された訳ですが本日僕がSD-JPのホームページ
http://sharpdevelop-jp.souceforge.jp/
を見ていると「VS2005互換のSD2.0」のベータ1がいよいよ‐JPで公開されたようです。
僕の低スペックなマシンで動かす訳にもいかないので夏ごろもし買い換えたら
(‐Vista入れたらまた重くなるからずっとXPの予定)
SD2.0を入れてみようと思います。
SD2.0はVS2005互換なのでなんと最新の.NET2.0プラットフォーム対応!!(泣)
いやー良いですね。デバック機能も少し付くようです(やっとかよ)

まあVSのExpressEditionはSDの大敵となるかも知れませんね。
僕ですか?このまえSDで何故かVBのFileOpenとFileCloseが使えなかったのでExpressに転身するか、もしくはC#言語を使うかですね。

ついでですがC#は、Cのオブジェクト指向版として出たC++をさらにオブジェクト指向ったものです。
つまりWin32APIでなくAPI呼び出しもオブジェクト指向になったってことですかね???
(VC++もそうか?調べときます。)

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西大和板

火曜日, 12月 20, 2005

新しいハッキング20051220

いよいよハッキングも進化しつつあるようだ。
以前「ハッキング」といえばイギリスや中、アメリカの10代の若者が腕試しに企業のWebサイトを書き換えたり、世界中のネットワークをダウンさせるプログラムを流したりしていた。

ところが彼らもそんな幼稚なことをしていても食べていけないことに気づき、今度は金になるビジネスを展開している。

例えば「ボット」という形のスパイウエアがある。
スパイウエアは以前からあったが・・・もちろん一部の時代遅れの某Nなどはあたかも最新の「サイバー」事情として未だ放送している。
この「ボット」とは基本的にネットに常時接続しているマシンを対象としている。
たとえばボットA、ボットB、ボットC、ボットARA という4種のボットがあるとする。
そしてN社の10台のマシンがボットAに感染し、今度はS社の10台がボットBに感染したとする。
するとN社の感染した10台はネットワークを勝手に組み、ボットAを管理するM氏のマシンがD国のメインシステムのサーバに攻撃するよう命令するとその10台が一気にD国のメインシステムサーバに攻撃-一般的にはDDos攻撃だろう-を加える。
そしてそれぞれのボットはそれぞれネットワークを形成し、ボットの管理者はその思うがままに攻撃に感染した全てのコンピュータを利用できる。

たとえばイギリス在住のB君が作ったボットネットワークAは100万台のPCが感染していたとする。
そしてそのボットネットワークをB君は1時間1000ドルでロシアのマフィアCや日本の暴力団Dに貸す事が出来る。
そのボットに感染したマシン-それはB君の開発した画期的なCDライティングソフトを1度でもインストールしたことのあるPCであり、そのマシンは世界中に散らばっている。
たとえばN社には18台あり、B国に2万台、アジアだけでは6万台ある。
そしてB君から1時間1000ドルで借りたマフィアCや広域暴力団Dが少し-ほんの五分で記述が終る命令を出しただけで世界各国の企業のコンピュータが突然C共和国のサーバに不正アクセスを一気に始める。

といった実用的なシステムがいまの不正アクセス業界のメインを担っているようだ。

ほかにもSonyが自社の音楽CDにセキュリティ対策としてRootkitというウイルスをソニーがWindows向けに改良したものを組み込んだ。
それによって以前はUNIX向けのトロイの木馬だったRootkitが一気にメインのウイルスになった。

ITmedia


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月曜日, 12月 19, 2005

Solaris上でLinuxアプリを動かす

現在サーバ市場における「OS」はSunの発売するサーバに搭載されているSolaris10
そしてMicrosoft社のサーバむけWindowsであるWindows Server2003
あとはサーバ用のLinuxである。Linuxはリナックス、とかライナックス、などと呼ばれる。

ところでLinuxは様々な用途に特化されているオープンソースのOSである。
たとえば携帯電話用のLinuxやPC用のLinux,そしてサーバ用のLinuxがあり(スパコンでは未だUNIX世代のようだ)、それぞれでは莫大なLinuxソフト資産がある。
それでそのLinuxのソフトをそのままSolarisOSで動かしてみようとSunがSolarisOSでLinux用アプリを走らせる為の「BrandZ」というソフトを公開した。
SunはJavaなどマルチプラットフォームで動く製品を開発しており、やはりこの分野に強いようだ。

まあ無駄に重いWindosアプリを軽快なLinux上で動かそうと思う香具氏はいないだろうけど。。。

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土曜日, 12月 17, 2005

HewlettPackardがBlu-reyだけでなくHD-DVD支持表明

前に僕は散々にBlu-rayDisk(BD)の悪口を書きましたがデザイン変更の加減で今見れなくなってしまいました。
ただこちら
「ソースを参照」すれば内容を取得可能です
さていよいよBlu-rayDisk(以下BD)が悪魔の規格、良いように言えば「ユーザフレンドりでない」「セキュリティに優れている」ですがその実はもちろんSonyとハリウッドの仕組んだ利益の汁を吸うための茶番劇です。
そこでかいままでBDのみを支持し、BD対応マシンを作ると表明してきたHewlettPackard社が、来年発売のWindowsVistaがBDを全くサポートしないのを受けてHD-DVD規格に対応することとなりました。
そもそもBDは著作権者のための規格で、HD-DVDはコンピュータユーザーのための規格な為、とはいってもHD-DVDも現行DVDに比べれば著作権保護機能が強いですが‐本来コンピュータのベンダは支持すべき規格です。
しかしBlu-rayには莫大なマネーが釣り下がっているのでHewlettPackardもこれを無視することが出来ず、「ユーザフレンドりのため両方の規格に対応する」との態度に決めたそうです。
しかしMicrosoftのようなOSを開発している企業は、BDのような規格によってマシンの評判が下がるとソフトを開発しているということで即打撃を受けてしまいます。
やはりMicrosoftがBDに対応することは難しいでしょう。

それでもBDの勝利は確実なようです。やはりいつの時代でも権利保有者の意見が一番なのでしょう。

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金曜日, 12月 16, 2005

あなたはVisualStudio.NETに12万払いたいですか?それとも払わない?

昨日僕がVB.NETについてぐぐっていると、「SharpDevelop-jp」というソフトが見当たりました。
SharpDevelopとはフリーの.NET開発環境です。
それを「Language」で「Japanese」を選択できるようにしたのがSharpDevelop-jpです。
http://sharpdevelop-jp.souceforge.jp/
でダウンロード可能です。
僕は.NET Framework1.1の方が2.0より普及していて安定だと踏んだので
SharpDevelop-jp1.1をインストしました。
さてVS.NETよりSDが劣っているところはヘルプがAPIヘルプというところぐらいで、
コントロールの数もActiveBasicを思うと莫大な数提供されていました。

というのもSharpDevelopは.NET Framework SDKをコンパイラ等に利用しているので正味VSと同じ機能が使えるのです。
また超低スペックの僕としては動作の軽さがありがたいところでした。
これからは個人でVS並みの環境をSharpDevelopを使って日本人も体験できるでしょう。

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木曜日, 12月 15, 2005

中国からBloggerにアクセス不可

僕が使っているこの無料Blogサービスは「Blogger」といいGoogleと提携している。
ところがこのようなブログサービスでは人々が自身の意見を自由に配信しているので現在の中国では非常に厄介だ。
WikiやBlog、BBSやSNSなどによって反共産党の危険なグループが形成されるとせっかく中国は高度な成長を順調に続けているのにそれにひびがはいる恐れがあるからだ。
某合衆国の某共和党のような半帝国主義をもつ危険な国が‐公にはされていないが‐強い反中意思を持っている。
帝国的且つ独占的な思想をもつその合衆国の望みは成長する中国の分裂であり自国が覇権を維持し続けることだ。
この考え方あるアジアの同盟国にも浸透しており、
かれらは国→マスコミ を通じて本気で中国が危険だと信じている。
このような国際情勢により本来平和的な中国も力に頼る政策をせざるを得ない状況においこまれ、ネット規制を行っている。
同国は経済的には急成長して、またASEAN各国の理解も得ているが一部の旧覇権国の反中思想によって一部うまくいっていない。
そして、中国からBlogger、つまりblogger.com及びblogspot.comへのアクセスが出来ないようにしている。


―――――――――――
中国からBloggerへアクセスする方法
しかし、必ず「物理的に中国に住んでいる人間」がBloggerにアクセスできない訳ではありません。
あくまでも「中国から」→「Blogger」へのアクセスが出来ない訳で、
「●合衆国」から→「Blogger」へのアクセスは可能です。
そして「中国」から→「●合衆国」へのあくせすも可能だとします。

そのとき「●合衆国」を介して、つまり

「中国」→危険なデータA→「●合衆国(仲介)」→危険なデータA→「Blogger」

ということが可能で、このような仲介専門のサーバ
プロキシサーバ
といいます。
●合衆国にはなぜか中国人が中国にとって危険なデータを配信するためのプロキシサーバがきちんと準備されており、それも恒常的且つ公式的になりつつあるため当のBlogger担当者も
「中国からはアクセスできません」といわずITmediaにはなんと
「中国からアクセスするのが難しい」と書かれていました。

まあこんなことを日本語で書いてもアメリカと日本のメディアに洗脳されている日本人にとって全くひねくれたものに映るかもしれないけれど。

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水曜日, 12月 14, 2005

MSN メッセンジャーの後継版「windows Live メッセンジャー」ベータ版公開

現在Microsoftは「.NET」構想の下で大きく自社製品をWebベースに構築しなおしている。
リアルな、つまりハードディスクの中にあるC言語などで書かれたアプリは「時流に乗っていない」訳らしい。
Webベースのアプリと一般のアプリケーションの違いはというと、
いま僕が書いているBlogは、BloggerというGoogleと提携しているところから借りているのですが、
「書き込みページに文書を書く」→「公開ボタンを押す」→「サーバのハードディスクにUPされる」
という形です。
それをナビゲートする全てのページはもちろんWebページなので非常にグラフィカルで、オリジナリティにあふれています。一部あふれすぎて邪魔です。
さて、これとおなじことはWordでも可能です。
「Wordで書き込む」→「保存ボタンを押す」→「ハードディスクに保存される」
という流れで、やっていることはほぼ一緒です。
このように以前ではWindowsアプリケーションとしてこなしていた仕事をWebベースのグラフィカルなアプリに代替しよう、という考え方が2005年の夏以降一気に広まりました。
この考え方を実現するための技術は昔からあるのですがそれらは非常に難解で、柔軟性に欠けていました。
たとえばJ2EE(Java)やC,C++によるCGI技術です。
その後Perlなどが普及しましたがどれも素人にとって難解です。だいたい難解という日本語が難解です。
さてその後PHPなどの新しい言語がリリースしましたがこれについて今日語る気はありません。
そんな中Microsoft(以下MS)は.NET戦略の一つとしてWebアプリを開発するプラットフォームのひとつとして
「Microsoft.NET Framework」といふものを公開しました。
これを皮切りに様々なWebベースのサービスをMSは提供し、その一環として「Windows Live」というなんとも単純な名前のものを思いつき、AJAX技術を導入して様々なWebサービスを公開しています。
MSの某B会長はよっぽどライブという名前が気に入ったらしく.NET系のサービスに片っ端から「Live」という名前をつけ始めました。
そこでMSNメッセンジャーもWindowsLiveに統合しようと「WindowsLiveメッセンジャー」と大幅改良することになったようです。流石MSはおめでたい企業ですなあ。


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火曜日, 12月 13, 2005

AJAX

いやー驚きましたよ。
僕は最近Javascriptの勉強をしていたのですが、様々なセキュリティソフトでJavascriptが阻止される上、多くの人がWebブラウザでJavascriptを止めている(動作を禁止している)というのを知ってJavascriptをあきらめ、Javascriptに完全に依存したWebページを作る計画をあきらめてたんですよ。

ところが今日考査休み(採点日)だからなんとなくCNetをボーっとながめてて、「AJAX」という聞いたことのない用語をみつけたのでそこを閲覧していると、
「~概要~
AJAXによって多くのアプリケーションはWeb上に移行し、こういったWeb2.0によって
Microsoft OfficeもWebアプリに移行せざるを得ないだろう。
GoogleなどがGoogleMapなどのAJAXを基に作ったサービスを数々公開し、Microsoft自身も”Windows Live”というAJAXベースのグラフィカルなインターフェイスを実現したサービスを提供している。」
といった内容の文書でした。
僕は最近Javascriptが時代遅れだとしり、「あ~あ、phpとかのサーバサイド技術に移行してるんか」
と思っていたので早速Javascript以外の技術を身につけようとはてなでAJAXを検索しました。
すると「AJAXとは、Javascript(DHTML)でXMLを操作することで、Ajax自体は技術ではなく、”技”である」といった内容のことが書かれていました!!
おお!!知らぬ間に俺にチャンスが訪れていた!!と知ったので早速JavascriptとXMLについて習得していこうと思いまふ。
なんたってCNetのそのページのタイトルが
「AJAX」で生まれ変わるデスクトップアプリケーション
で、ある会社ではたった4人でAJAXのワープロソフトを開発したそうです。

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月曜日, 12月 12, 2005

Xbox360発売

いや~ついにMS,Xbox360をPS3より前に売りましたね~無駄なことを。
さて僕はXbox360を買いもしない金がない。まさか。。。(汗)のに今日は
Xbox360について能書きをたれます。
さて、話題のゲーム機「Microsoft Xbox360」ですがこの低性能さ(某B氏の精神年齢ではなくXboxのPS3に対する性能比です。)ですが、
MSは何が何でもPS2より性能のよいマシンをPS3発売より前に日本市場で発売すればSonyに勝てると思っています。何たる思い違い!?一部の人はXboxの存在、いやマイクロソフトをミクロソフトと思っている人もいるかもしれないこの日本で!!
だいたいただでさえXboxがしょぼいという偏見を植え付けさせられた日本人にとって
・2005年 PS2よりちょっとましなXbox360発売‐話題に
・2006年 Xbox360の8倍の性能の「PS3」を日本企業某S社が発売

これを見てMSの技術力の低さを感じざるを得ないでしょ?
とにかくMSがいつXbox360やWindowsVistaをアジアに投入しようともはや誰も振り向かないんですよ。残念。アジアに住んでるのは黄色人種より自分たちのほうが偉いと思ってる白人の方々じゃないんですよ。
あえて海の向こうからわたってきた低性能なゲームをね、来年自国内で更に高性能なゲームが発売すると決まっている時期に買うんですか?しかも春ですよ。
まあそれを遥かに凌駕する低性能さヲ誇るゲーム機を同国の某N社が秋ごろに発売するんですけどね。

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土曜日, 12月 10, 2005

TAG という新しい形の携帯電話をNECが発表

TAG という形態の携帯は以前のものの継体とはいえない形体です。
TAGはNEC社が開発した携帯ですがこの携帯の形体は変わっていて、腕に巻きつけて使うそうです。
これの形態をコンセプトに携帯を開発するわけですが、基盤や液晶とは違いどうしても電池だけが曲がらない形態だったそうです。
そこで電池の形態を新しい形体の携帯の形態のために何とか曲がる形態にしようとして、ついに完成したそうです。
形態1:曲がる
形態2:折れたら壊れる
形態3:30分で充電可能
形態4:PCからUSB接続のバスパワーで充電可能
という様々な形体の形態を持ち合わせているわけですが、こんな形態の携帯は必要なのでしょうか?
まず曲げれるのに折れたら壊れるようじゃ怖くて曲げられない≒腕に巻きつけて使いたくない
USB接続のパスパワーで充電→は?折れたら壊れるけど曲げても壊れない中途半端な機械のためだけになぜ30分もマシンの電源付けとかなアカン?だいたいUSB1.1には対応してまんのか?もしくはあれか?
「USB1.1のかたは充電にやく30時間かかります。その間引きこもっとけ!!!!!!もちろん98でな!」
とNECは言いたいのか!!?
いまさら98(NX)なんかだれが使うかゴラァ(怒)ってなんどコー○センターに電話されたら気が住むんだろうか?その前にNECはコー○センターを設置する資金が残っているのだろうか?

僕の学校では携帯式の電話の存在自体に否定的な意見を発していますのでこのように僕も否定的な意見を吐きました。 以上。


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金曜日, 12月 09, 2005

Opteron-Bench Mark_amd website

今日なんとなくAMDのWebサイトを眺めていたらAMD OpteronとIntel XeonMPのベンチマーク結果が載っていました。
Opteronは誰もが知っているAMD社の次世代サーバ・ワークステーション向けプロセッサ。
XeonMPは世界最大に膨れ上がったIntel社の×86テクノロジ最高峰プロセッサです。
たぶんDual-Core Xeonの上位版だったような気がします。

引用-AMD社Webサイト

AMD Opteron880               309769(105%)
Intel XeonMP 3.33GHz L3キャッシュ8MB  156064(53%)

米国Dell社は、「2006年に入ればIntelが盛り返す」と予測してAMDシステムを頑と構築しないが、
ヒューレット・パッカード社は「2006年に入ってもOpteronの優勢は代わらず」としています。

しかし元々Intelは圧倒的な資金力でAMDと同等もしくはそれ以上の技術力を維持してきたのでAMDの市場でのシェアがIntelに刻々と迫っている今Intelが奇跡でも起こしてAMDを大きく引き離す、といったことは不可能だと思います。
そもそもIntelはマイクロプロセッサからマイクロシステムへの移行、一般向けプロセッサの64Bit化、CPUのマルチコア想定設計が非常に遅れているのでよりその可能性は薄れています。

僕が描くシナリオとしては、
まずIntelがAMDに大きく遅れをとって2015年ごろまでにVIAのような存在になる。
Intelと同じように成長し、Intelがハード、ソフトはMicrosoftと独占し合っていたMicrosoft社のサーバ向けOS、Windows Serverを企業が採用せずWindowsNTを使い続けるかLinux系OSへ移行する。
コンシューマ向けOSもゆるやかにWindowsからLinux系へと移行する。
と考えています。

つまりIBM/UNIXの時代から
Intel/Microsoftの時代になり、そして
AMD/Linux の時代への以降が運命であり雰囲気であるわけであると思います。


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水曜日, 12月 07, 2005

InternetExplorer7-先行情報(1)

Microsoftは2006年の第一4半期にInternetExplorer(以下IE)のバージョン7のBeta2を公開する見込みらしい。
IEはWindowsデフォルトのWebブラウザで、現行の最新版はIE6 SP1である。
(SPとはServicePackの略。SPにはセキュリティなどに関するさまざまな新機能-更新が含まれている)
そしてIE7はWindowsxp及びWindowsServer2003、そしてWindowsVistaにのみ提供される。
ここで僕が重要視してほしいのは「Windows2000をサポートしない」ことです。
いままでは「WindowsxpとWindows2000」が最新OSであり、常に2つ一緒に扱われていて、また実際機能的にも同程度です。
ところがこれからの、WinFXやWinFS、IE7などの「Longhorn」プロジェクトでは徐々にWindows2000がサポート対象からはずされてきていて、またこれは機能的にはWindowsxpと同程度なWindows2000なので意図的と思います。

さて、IE7のBeta2ですが、ついにMSDNサイトにて一般向けに公開されるようです。
タブブラウジングに関しては、MSNツールバーで多くの人がすでに体験していると思いますが、RSSリーダー、そしてWebページの完全に印刷に関しては人々の願いであると思います。
現在のIE6ではWebページを印刷すると妙なテーブル構造と純粋な文字列のみが表示される不完全な紙が出てきますが、IE7により完全にWebページを印刷できるようになると作成・閲覧したWebページがそのまま物理的な現物として残すことが出来るようになります。


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火曜日, 12月 06, 2005

Adobe 、Micromediaの買収完了と新製品

画像やFlashなどのWeb上で動作するコンテンツを開発しようと思ったとき、
Adobe社かMicromedia社の製品を多くのWebクリエイターは購入するだろう。
ところがそのAdobe社がMicromedia社を買収してしまったのだ。
もともとAdobeは
Adobe Fhotoshop、Illustratorなどのドロー系、ペイント系両方の画像作成ソフトと、
Webページ作成ソフトを販売していた。
Micromediaは、Fireworks等の画像作成ソフトと、
Webページ製作ソフト、そしてFlash作成ソフトを最初の売り出した会社でもある。

つまり両社は全くおなじジャンルで争っていた。
ところが今回の買収劇により両社の製品が統合し、
Adobe Creative Suite 2 PremiumとFlash Professional 8を融合した
「Adobe Design Bundle」(約17万円)

Web設計開発ソフトのStudio 8とAdobe Creative Suite 2 Premiumを統合した
「Adobe Web Bundle」(約20万円)

AdobeのビデオツールをFlash Professional 8と組み合わせた「Adobe Video Bundle」

というラインナップとなるそうです。



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月曜日, 12月 05, 2005

AMD とIntelの関係変化-2005

元々IntelはコンピュータのCPU市場とチップセット市場を独占していました。
そしてAMDはIntelCPUの 
生産を一部肩代わりしていましたがIntelがI386 DXというCPUを発売したときに突然AMDに契約の中止を要求しました。
ところがAMDとIntelの間にはIntelのマイクロコードを無償でAMDが使用する「クロスライセンス」契約をIntelは中止するのを忘れていたためAMDはIntelの互換CPUを生産することが出来ましたのでAMDは徐々にCPU業界におけるシェアを伸ばしていきました。
ところが95年、クロスライセンス契約が切れ、当時のIntelの主力CPUである「I486」シリーズの互換品を生産する許可をAMDをはじめとする互換各社に与えませんでしたのでAMDは急速に縮小する386市場でもがき苦しみ、386の高クロック版で延命を図りました。
そしてIntelがPentiumという第五世代CPUを開発し、時代遅れになると思われた486互換CPUの製造を許可しました。ところがこれが失敗し、486市場は泥沼化しました。
その後もAMDは独自開発のCPUを製造し、何とかIntelについていきましたがIntelがPentiumIIIを発表したときいよいよAMD破滅かと思われたが(実際赤字決算となる)その危機も「Athlon」CPUを発表し一気に世界最速の座に着き、その後は技術的にもAMDとIntelが拮抗する状態が2,3年続きました。
ところがIntelは圧倒的なシェアがあり、開発予算がAMDとは桁違いでした。そしてその莫大な開発予算でAMDと拮抗する技術力を支えているので、技術力が拮抗していた2,3年徐々にAMDがIntelのシェアを侵食していきました。
つまりAMDの開発費が増えてきたのです。そしてついにOpteronという次世代CPUを開発し、一気にハイエンド市場でAMDが技術においてIntelを凌駕し、それを受けてシェアにおいてもAMDが頭角を現し多くの企業がIntelだけでなくAMDシステムも売り出し始めました。
つまり2005年においてIntelは宣伝力が優れていて(資金が豊富なため)
          AMDは技術力が優れている、という構図になりました。

ではここまでの流れを理解してもらえたなら、今回の本題に入ります。

<AMDは商用市場のシェアが10~20%、Intelは7~80%ですがAMDは2009年までに30%にすると掲げている。>

ところがHewlett-PackardがAMD PCの販売を開始し、またOpteronサーバの普及とともにその他のAMD製品も2005年に入ってよく売れてきた。
またAMDはIntelがhtテクノロジのPentium4を発売した初期からすでに64Bitの「Athlon64」及びその上位版の「Athlon64-FX」シリーズを発売してきているので、2006年にVistaが発売する際、
「信頼できるプロセッサ」としてAMDが一般のコンシューマからも選ばれる可能性は高い。

なによりも米国の小売市場でIntelのシェア(48%)をAMDのシェア(49%)が追い抜き、更にその傾向が加速しつつあるのは紛れも無い事実だと思う。
そこで頑なにAMDシステムを組もうとしないDellにも、いつか限界がやってくるのではないだろうか?

因みにAMDに関する情報は
こちら
を参照してほしいです。

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日曜日, 12月 04, 2005

「次世代DVDの規格はBlu-ray」

いままでSony率いる「Blu-ray Disk」(以下BD)と東芝率いる「HD-DVD」が次世代DVD規格のスタンダードを争ってきた。
ところがFOXなど主なメディア関連会社がBD支持を表明したことで現行DVDの次の規格はBDとなるようだ。
ところで僕が思うにこれは当然だと思う。
元々HD-DVDはMicrosoft,Intel,東芝などの「技術を持つIT関連企業」が支持している。
そしてBDは結局多くのメディア企業及び開発元のSonyが支持している。これは何故だろうか?
そもそもBDは不必要なほどの著作権保護機能を備えている。
いまは一般ユーザーもBDを支持しているが、実際に動画編集や友達との共有にBDをつかうとその不便さ
(一般ユーザにとって)がわかるはずだ。少なくとも現行DVDよりは。
そのためBDの登場は多くのメディア企業にとってはこの上ないニュースで、自分たちが利益を完全に確保する最高の規格だと思うだろうし、実際(メディア企業にとって)そうである。
しかしHD-DVDを支持するMicrosoftやIntel,東芝は日常生活に密着するIT機器を開発する企業であり、彼らの望みはDVDもそうだが、そうしたデジタル機器がより人々の生活に密着し、使う機会が増えることである。
彼らにとって異常な著作権保護のあるBDは悪魔の規格であるといえよう。そして、基本的に音楽、動画などのファイルを自由自在に移動、管理できるHDやフラッシュメモリーを内蔵した音楽プレーヤーはいわば「Welcome!!」なわけである。
しかしその「音楽」「動画」等のコンテンツを実際に開発している会社の推す規格が勝利するのは自明の理であり、BDが2年もすれば完全に普及するだろう。
因みにSonyがもうすぐ発売するPS3はBDを記録メディアとして採用し、
Microsoftの次期Windows「WindowsVista」はBDをサポートせず、HD-DVDのみをサポートする見通しだ。


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金曜日, 12月 02, 2005

Yahoo! 自社サイトの技術APIを公開

まずは、APIとはなんだろうか?
APIとはいわゆる「便利機能」です。
たとえばAさんがものすごく素晴らしく、且つ大規模なプログラムを作ったとします。
大概「プログラム」というのはいくつもの「関数」(BASIC系言語の場合サブルーチン)が含まれています。
1つのプログラムの中で何度もする処理を「関数」という形でまとめておくのです。
次回この処理をしたい場合はその「関数」を呼び出すだけでいいのです。
さて、この関数をたくさんまとめた「DLLファイル」というものを作成しておくと、今度Bさんがプログラムを作るときにそのAさんの作った「DLLファイル」に収録されている関数を呼び出すだけでいいわけです。
このようにほかのプログラムから関数を呼び出して利用できるようにすることを
関数を「エクスポート」する 
といいます。
そしてこのような関数を「API」と呼ぶことがあります。
たとえばWindowsのAPIである「Win32API」にはWindowsで使用できる便利機能が詰まっています。

この、「Yahoo!の便利機能」をAPIという形で開発者向けにYahoo!が公開しました。
これによって多くのWeb開発者はYahoo!の検索アルゴリズムを利用した素晴らしい検索窓を設置したり、(通常の検索窓以外にもイメージ検索やムービー検索なども)できるようになりました。

Yahoo!はこれまで初心者向けにさまざまなサービスを無料や低価格で提供してきましたが、これからはYahoo!も多くの開発者にむけて門戸を開く方向なのでしょうか?

Yahoo! Developer

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Yahoo

水曜日, 11月 30, 2005

FireFox1.5 正式リリース

Mozilla FireFoxが大きくバージョンアップしてバージョン「1.5」となりました。
Mozilla FireFoxは一部のWebブラウザに詳しい人々の中で、IEやNNに代わるWebブラウザとして話題でした。
そしてその高機能Webブラウザ「FireFox」はどのような点でInternetExplorerよりも優れているのでしょうか?
○以前から優れていた点
タブブラウズが可能。
動作(HTMLの読み込み)が軽い
明瞭でわかりやすいインターフェイス
メールやテーマ、スクリプトなど他の機能との連携
etc...

○1.5以降大きくInternetExplorerを引き離した点
自動アップデート
ナビゲーションの高速化(ストレスなく使用)
タブブラウズにおいて、ドラグ&ドロップでのタブの順序切り替え
FireFox上で適切に機能しないサイトを報告するウィザード
RSSの検出
DHTMLのアクセシビリティ向上への貢献
読み上げソフト
最新のWeb関連言語のサポート
:Javascript1.6 SVG CSS2 

さて、このように非常に優れたWebブラウザである「FireFox」が登場した今敢えてInternetExplorerを選ぶ必要はなくなり(FireFox累計ダウンロード数1億突破)
いよいよGoogleがFireFoxに特化したツールバーを開発した。
更にInternetExplorer開発元であるMicrosoftでさえも、海賊版対策オンラインプログラムが、今までは「WindowsユーザはInternetExplorerを使っている」という前提の下
(一昨年はインターネット利用者の95%がInternetExplorerだった。)
海賊版対策オンラインプログラムはInternetExplorerのみで動作した。
これに合格すればMicrosoft社のサービスを受けられる。
ところがここ数年一気に有用なFireFoxが使われ始めたのでMicrosoftもFireFoxを無視することが出来なくなり、ついにFireFox向けに海賊版対策プログラムを開発した。
因みに僕も今新作のFireFox1.5でこの文書を書いています。

FireFox ダウンロードサイト

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火曜日, 11月 29, 2005

ドメイン名が1文字化!?-web pege domain

我々が普段Webページを開くとき「アドレス」というものを入力する。
このアドレスはディレクトリごとに「/」(スラッシュ)が入っているが、その最上位がドメインである。
それは
プロトコル名://サーバ名.ドメイン名.ドメイン/ となっている。
さて、この「プロトコル」は我々が通常Webページを「閲覧」する際はhttpプロトコルを使用するだろう。
そしてサーバ名は無名か、wwwがよく用いられている。
そしてドメイン名は3文字以上の文字列が先着順で月10ドル以下で公開されてはいるが、仲介する組織や国家によって実際の価格はさまざまであるし、「download」などのなかなか取れないドメイン名は転売されることが多い。
また最近では日本語がサポートされた。
そして最後の「ドメイン」だがこれは.comや.netそして国家別の.cn/.jp/.fr/.cc/.us などがある。

ところで今回話題になったのは「ドメイン名」のほうである。
これらは3文字以上の好きな文字列を登録できるのだが、ドメイン名を管理する団体の内有力な1つである「ICANN」が速ければ来週にも1文字ドメイン名に関して方針を立てるそうだ。

早速Yahoo!が「y.com」を申請するなどしているが、相当な高価格で市場に出回る「住所」だろう。


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月曜日, 11月 28, 2005

Intel VS AMD (4)----

2001年 Intel 2GHz版Pentium4出荷
ソケット478への移行が始まり、小型マシンにもPentium4が採用され始めた。
しかしこれにより高価格なPentiumIIIやAthlon市場は急速に縮小し始めた。
2001年 AMDAthlonXP発表
AthlonXPは、単純クロックでなく、同性能のPentium4のクロック(GHz)に1000を掛け、切り下げした後「+」をつけた「モデルナンバー」を採用した。
このため無駄にクロック周波数をあげる必要がなくなり、
拡張命令「3D Now! Professional」やハードウエアプリフェッチ機能を追加し、
モデルナンバー 1500+ ~ 1800+、そして2000+を発売した。2000+はPentium4 2GHzよりも高性能なためCPUの頂点にまたAMDが返り咲いた。


2001年 Intel Northwood型Pentium4発売(2.0A~2.8AGHz)
Pentium4がNorthwood型になったためL2キャッシュが増加し、一気に性能面で旧Pentium4(Willamette型)及びAthlonXPを追い抜いた。
またWillamette型のPentium4との違いを示すためクロック周波数の後に「A」の文字列を付加した。
そしてFSB533MHz版も発表され、これらはクロック周波数の後に「B」の文字列を付加した。

2002年 Intel Willamette(旧Pentium4)型Celeronの発表(1.7~1.9GHz)
こうしてPentium4もCeleronも徐々に高機能になった訳だが、一世代前の生産プロセスをいまだ採用しているAthlonXPはいよいよ高機能化できなくなってしまった。
そこでAthlonもPentium4やCeleron同様に0.13μmプロセス移行し、
2002年 AMD Thoroughbred型AthlonXPを出荷した。
(2200+)
それでもIntelはPentium4 2.5GHzクラスを販売しているのでまだ大きな遅れをとっていた。
と思いきや一気にAMDはAthlon2600+を発表し最速プロセッサの地にAMDが着いた。
しかし、すぐにIntelが2.8GHzのPentium4の発売を開始した。
2002年 Intel Northwood型Celeron,2.0GHz版を出荷
これによってローエンドプロセッサの定義が2Ghzとなり、Duronはほぼ姿を消した。
2002年 AMD FSB333MHz版AthlonXP出荷
(2800+)

{Intel Itaniumという非×86の64Bit次世代プロセッサをサーバ・ワークステーション向けに発表}

2002年 Intel htテクノロジPentium4発表(3.06GHz)
htテクノロジではCPUのあまっている演算ユニットを2つめのコアとして認識させることにより大きくプロセッサの効率を上げることができた。

{AMD Opteronという64Bitの脱マイクロプロセッサ(マイクロシステム)をサーバ・ワークステーション向けに発表}

2003年 AMD BartonコアのAthlonXP発売
(3000+)
BartonコアのAthlonXPでは、L2キャッシュを倍増させた。
しかしこの間AMDは秋に発売するハイエンド向け64Bit型プロセッサ「Athlon64」の開発を進める。

2003年 Intel FSB800MHz版Pentium4の発売。
もうすぐ発売されるであろうAthlon64の脅威に耐えうるために一気にIntelはFSB800MHz版Pentium4とそれに対応するチップセットを発売した。
これによりクロックあたりの性能が大きく向上した。
2003年 AMD FSB400MHz版AthlonXP発売
(3200+)
「3200+」というモデルナンバーがつけられているが、これはFSB533MHzのPentium4に対してなので、FSB800MHZ版がでてしまっている当時、最速のプロセッサとはいえなかった。
またこのときCeleron2.6GHzがIntelから出荷されたのでAMDとしては何とかモデルナンバーを3000オーバーしなければならなかったのかもしれない。

2003年 AMD Athlon64発売
(3200+)
また同時に超ハイエンド向け(ゲーマー等)に「Athlon64 FX」発表
(Athlon64 FX-51)
因みにAthlonFXはOpteronをデスクトップ向けにしたという印象が強い。
しかし×86プロセッサなので今までのOSを走らせることも全然可能である。
またAthlon64 FXはPentium4同様デュアルチャネルメモリに対応している。

2004年 Intel PentiumD 発売(2.8GHz)
コンシューマ向けとしては初のデュアルコア・・・1つのダイ上に2つのコアがあるCPU
CPUとなった。
以降一気にデュアルコア市場が膨らむ。



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日曜日, 11月 27, 2005

Intel VS AMD (3)

1999年 AMD Athlon出荷(650MHz)
窮地に立たされたAMDは、ついに自社内で開発を進めていた「K7」コードネームのハイエンド向けプロセッサの投入に踏み切った。
正式には「Athlon」という名前で出荷し、初期には600MHz版と650MHz版をラインナップした。
急遽Intelも600MHz版のPentiumIIIを出荷したがAthlonは同クロックのPentiumIIIより低価格で、且つPentiumIIIとの50MHzのクロック周波数の開きがあったためAthlonCPUは速い、というイメージを市場に植えつけることとなった。
ではソケットの問題はどうなったのかというと「SlotA」という全く新しい規格をAMDが創り出した。
そのためマザーボード代を考えたときAthlonの低価格さは相殺されるが、「市場最速」のイメージと共にAthlonCPUは一挙に普及していった。
というのもL2キャッシュが少ないAthlonがなぜ最速なのかというと、1クロックあたりに処理できる情報がPentiumシリーズに比べて絶対的に大きいからである。

AMD 700MHz版Athlon出荷

1999年 Intel Celeron 500MHz版出荷
1999年 Intel Coppermine型PentiumIII出荷 (700MHz)
Coppermine型のPentiumIIIは、L2キャッシュ内蔵、FSB倍増、製造プロセス細分化により更に高クロックが実現できるようになり、またクロックあたりの性能もAthlonに引けをとらないものとなった。
そして733MHzPentiumIIIの出荷によりAthlonは最速CPUの座を奪われてしまい、急遽750MHz版を出荷、それを受けてIntelも800MHz版を、そして2000年にAthlon800、850MHz版を出荷、IntelもPentiumIII850MHzを出荷した。
ところがPentiumIIIでは製造の都合上これ以上クロックをあげることが困難になってしまい、現在のCoppermine型PentiumIIIから修正を加える必要性が出てきた。
そしてAthlonは以前からL2キャッシュが外付けだったのでL2キャッシュを内蔵したAthlonの開発を急いでいた。
2000年 AMD Athlon 1GHz出荷(L2キャッシュの速度のみ300MHz)
2000年 Intel PentiumIII 1GHz出荷(限定販売)

2000年 AMD K6-2クロック向上断念
2000年 Intel Coppermine型Celeron出荷 (600MHz)
2000年から出荷されたCeleronは、PentiumIIIからL2キャッシュを半減させたものである。
故に更なるクロック向上が可能になった。
つまりサーバ市場はIntel-PentiumIII Xeonが独占
ハイエンド市場はAMD-Athlon1Gクラスが優勢
ローエンド市場はIntel-Celeronが独占した。

2000年夏、Intel PentiumIII 1Gクラスの量産開始
AMD L2キャッシュを内蔵したThunderbirdコアのAthlon発売
AMD AthlonからL2キャッシュを減少させた「Duron」をK6-2に変わってローエンド市場に投入
Duron・・・600、700MHz
2000年 Intel 700MHzクラスのCeleronを発表


2000年 AMD Athlon 1.2GHz版発売
2000年 AMD Duron 800MHz版発売


2000年 Intel Pentium4 発売(1.5GHz)

Pentium4はL1キャッシュの減少など、性能を削る代わりに製造方法を改造して、クロック周波数のみを向上させる方式をとった。故に既に一部のデモなどで2GHzでの動作を成功させていた。
しかし一般ユーザはCPU購入の際難しいベンチマークテスト結果の英字グラフよりも、一目でわかる「クロック周波数」を参考にしていた。
そのためAthlonの1.2GHzとPen4の1.5GHzが同性能であっても誰もがPen4の1.5GHzを購入するだろう。
また非常に小型であるPentium4はいくらでも値段を下げることが可能だった。

その間Duronは900MHz版発表しローエンド市場を独占すると思われた。
しかしあまりにもPentium4が売れたためCPUといえばIntel-ではローエンドは...Celeron。
なかなかDuronがローエンド市場を独占することは無かった。

そして値段の高価なPetiumIIIとAthlonの市場はいくらクロックあたりの性能が良いといっても急速に萎んでいった。

2001年 Intel TualatinコアのCeleronを出荷(1.4GHz)
これにより一挙にIntelがローエンド市場を制してしまった。
またIntelはサーバ市場向けに「Xeon」というPentiumIII Xeonの次世代版を投入。
よってすべてのプロセッサ市場をIntelが制してしまった。




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Intel VS AMD (2)

99年 AMD K6-IIIを投入(400、450MHz)
K6-IIIはL2キャッシュを内蔵したためプロセッサのサイズが絶対的に大きくなる必要があり、高クロック品の生産がなかなかできず450MHz以上のものを開発することはできなかった。

99年 Intel Katmai型のPentiumIII発売 (450~600MHz)
PentiumIIIはK6の「3D Now!」拡張命令をはるかの上回る「SSE」拡張命令を実装。
また同クロック(~MHz)のPentiumⅡと同価格でPentiumIIIを発売したので一気に市場はPentiumⅡからPentiumIIIへと移行した。
またK6-IIIと同クロックのPentiumIIIを同価格で発売したため500MHzを超えるクロックもラインナップしたPentiumIIIがローエンド市場も独占した。
またサーバ用に
PentiumIII Xeon 及び PentiumIII-S を発表。
ノート向けのPentiumIIIを「Mobile PentiumIII」とした。

こうしてプロセッサ市場を一気にIntelが独占してしまい、AMDなどのIntel互換メーカーは徐々にローエンドへとクラスを落としていった。

99年 Intel 400MHzCeleronの発売

当時IntelはCeleronの機能を大幅に向上し、またこれらの低価格-高機能CeleronはK6-2とほぼ同価格で販売し、毎月のようにCeleronは350→400→450MHzとPentiumⅡ・IIIに追いつかない程度に出荷クロックをあげた。ところがクロックはあげても価格は変わらないのでたったの3ヶ月で「ローエンドCPU」の基準が300-200MHzから450MHzクラスへと基準が変わってしまい、AMDもこれに対抗して低価格なK6-2をIntel Celeronよりも高クロックなものを毎月ぎりぎりの線で出荷した。ところがK6-2は無理やり高クロックにしているのに対してCeleronはPentiumⅡ・IIIとの関係を考えてあえて400MHzクラスに出荷時のクロックナンバーを抑えているのでどうしてもK6-2は300MHzクラスのものも工場で大量にできてしまい、逆にIntel Celeronはいつでも500MHzクラスにクロックアップできる状態だった。

しかしPentiumIIIによってK6-IIIが全く売れないAMDにとって依然K6-2が売り上げのほとんどを占めているので大量のK6-2をすて、またぎりぎりまで価格を下げなければいけない現状ではもはや利益が消えるのは目に見えていた。

ついに99年に間にAMDは赤字決算となり、他の互換メーカー3社はそれぞれ他社に買収されてしまった。
そして、いよいよK6-2は高クロック版を開発できなくなりCeleronが先に500MHz版を発表した。

またIntelはCPUと同時にCPUを乗せる「ソケット」においても市場を独占していたのだが、PentiumIIIや、Celeronのソケットは「Slot1」、「Socket370」だったのだがIntelはZMDにSlotAとSocket370のライセンスを与えず、ついにAMDはCeleronやPentiumIIIと乗せ変えのできるCPUを開発、販売できなくなってしまった。
しかしK6-2の現状と市場がPentiumIII・新型Celeronに移行していることを考えるとこれ以上Socket7用プロセッサの開発はもはや時間の無駄であった。
しかしSocket370/Slot1 用プロセッサの開発が許されないAMDはどのような進路を取る事となるのだろうか!?

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土曜日, 11月 26, 2005

Intel VS AMD(1)

1980年代に米国Intel社が「4004」というCPUを発表して以来Intelは常にCPU市場を独占してきた。
そして、Intelは自社工場だけでなくAMDという会社の工場でも同社製品を製造してきた(セカンドソース)。
Intelは1969年、日本計算機販売社に4004(0.1MHz)を供給して以来
72年 4040、8008 74年 8080 76年 8085(3MHz) 
78年 8086 (5~10MHz) 8088
82年 (80186)、80286(6~12MHz)
と様々なCPUを販売した。
そしてついに85年、現在使われているものと同じ「32Bit」式のプロセッサを発表することとなった。
世の中が32Bitに移行することによってこれまでとは段違いな処理能力とわれわれ人間をはるかに超えた演算能力で新時代を切り拓くと思われた。
ところがIntelは何を思ったのかAMDとのセカンドソースを中止した。
CPU市場はもはや膨大に成長しており、AMDとしてはこのまま倒産するわけには行かなかった。
85年 Intel i386DX/SX 発表(16~33MHz)
AMDは調停訴訟を起こし、またIntelのマイクロコードを使用するクロスライセンス契約は95年まで続いているので急遽80286の高クロック版(16及び20MHz)を投入

89年 Intel i486SX/DX 発表(25MHZ/33MHz)
キャッシュ・ソケットの採用、FPUを内蔵した。
とくにキャッシュの搭載は衝撃が大きく、L1キャッシュにデータを置いておき、データの読み出し待ち時間を大幅に軽減するという新たなテクノロジにより、クロック(~MHz)あたりの処理能力が大幅に向上した。

そのころAMDは80286を独自に高機能化し
90年、Am80C287を投入-その間もIntel i386互換CPUの開発に急ぎ夏には「Am386」を何とか出荷できた。
そしてAm486DX/SX を開発。(40MHz)
これらを合計すると売り上げは100万個に達しIntelのi386単体同等の売り上げにまではこぎつけた。

91年 Intel i486DXの50MHz版発表
IntelはAMDのAm486DX/SXという486CPUに対して訴訟を吹っかけAMDは486CPUを出荷することができなくなり、AMDは急速に衰退する386系プロセッサ市場に取り残されていた。

93年 Intel Pentiumの発表 (66MHz~200MHz)

Intelは第5世代CPU「Pentium」の発表にあたり衰退をはじめるであろう486系プロセッサの生産をAMDに許可した。

ところがPentiumは外部バスが64Bitごとの通信に切り替わり、またL1キャッシュの倍増、クロックの倍増により高価格化し、また周辺機器が対応しなかったため依然市場では486系プロセッサ市場が泥沼へと進んでいくのである...

94年 Intel i486DX4の発表 (100MHz)(L1キャッシュ16KB)
95年 AMD Am486DX4の投入(120MHz)(L1キャッシュ8KB)
            Am5×86の投入(133MHz)(L1キャッシュ8KB)

AMDのAm5×86は75MHz程度のPentiumと同じ性能だったが486系のプロセッサの中ではもっともクロックが高かったので比較的人気だった。
しかし、そうしている間にもAMDはPentium互換プロセッサを、Intelは次世代Pentiumの開発を社内では進めていた。

95年 Intel PentiumProの発表(200MHz)(L2キャッシュ1000KB)

PentiumProは32Bitコードの処理に特化したのでWin95や98など、16Bitコードの残されている当時のOSはPentiumより低速で動き、大容量のL2キャッシュにより高価格化したので
ALL32BitコードのWindowsNTを採用している企業サーバでは圧倒的な性能を発揮したが、一般向けには成功したとはとてもいえない売り上げだった。

これによってIntelはPentiumの高クロック版を投入し続け、弟6世代CPUへの移行は一般市場では夢となって消えてしまった。
これによって縮小しつつある486系プロセッサ市場に取り残されていたAMDはいよいよPentium互換製品の発表を急いだ。
しかしこれと同時にIntelがハイスペック-サーバ市場を独占してしまったとも言える。

96年 AMD 5k86を発表。(100MHz)
しかし当時Intel Pentiumは200MHzクラスまで発表されており5k86は時代遅れのCPUとなった。
同96年 AMD K5 発表(PR 150){PRとは同じ性能のPentiumのクロック周波数}
K5も5k86時と同様に低機能だと評価され全く普及できなかった。

97年 Intel MMX Pentium発売(233MHz)
MMX Pentiumはインターネットなどマルチメディア関係に特化した「MMX」拡張命令を実装し、マルチメディア関連の処理が非常に高速化した。

97年 AMD K6を発表。(160~300MHz)
MMX Pentium互換の「K6」をAMDは発表した。
当時MMX Pentiumの最高クロックが200MHzだったので一瞬Intelを越えた最高クロックにAMD CPUが輝いた。
97年 Intel PentiumⅡ発表(266~450MHz)
PentiumⅡは圧倒的クロックでハイエンド市場を制覇し、
Intel PentiumⅡ Xeon(400、450MHz)(L2キャッシュ2MB)
をハイエンド企業サーバ向けに販売。一気にハイエンドCPU市場をIntelが占めていき、同時に開拓もした。{通常のPentiumⅡは233,266,300,350,400,450MHzがラインナップ}

しかし当時人気だったのは「10万円パソコン」というローエンドPCで、それらには高機能且つPentiumより低価格なAMD K6が多く採用された。
それによりハイスペックCPUではほとんど売り上げられなくなりIntelはMMX Pentiumの価格を下げK6に対抗したものの、AMDがK6-2とK6-Ⅲの概要をデベロッパー向けに公開し、いよいよMMX Pentiumが性能面で追いつかれるのは時間の問題だった。
そこでIntelはPentiumⅡの上位クロック版を公開、ハイエンド向けCPUはIntel一色で固められた。

そして
Intel:98年 Celeronを発表(300MHz)
AMD :98年 K6-2  を発表(266~500MHz)

IntelのCeleronはPentiumⅡからL2キャッシュを取り除き大きく価格を値下げできるようにした。
しかしL2キャッシュの減少によるスペックの低下はあまりにも大き過ぎ、全くシェア獲得には至らなかった。
AMDのK6Ⅱは内部的に様々な改良を加え、更に拡張命令「3D Now!」をMMXに加えた。

98年 Intel MendocinoコアのCeloronを発表(300~500MHz)
L2キャッシュを追加し、いよいよIntelはローエンドにおいてもK6Ⅱを上回り、徐々にローエンド市場にまでIntelプロセッサのシェアは手を伸ばしてきた。

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金曜日, 11月 25, 2005

The Microsoft Conference(msc)2005が日本でもうすぐ行われます。

The miscrosoft conference2005 が11月から12月にかけて全国7大都市で行われます。
(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡)
今回のMSCで注目すべきは、Winxp/Server2003プラットフォームにおいて最後となる
大体的な開発者向け製品が目白押しということです。まずは製品名を挙げてみましょう。
・SQL Server2005
・Visual Studio2005
・BizTalk Server2006

そして、Dual-Core Xeonの上位版となるXeonMPプロセッサをSQL Server2005と一緒に売り込むそうです。
推測するに最新のSQLServerを採用した信頼性を問われるWebデータベースにはIntel製品の中でも最高スペックを誇る×86CPU「XeonMP」がぴったりといいたいのだろう。
さて、これらの3つのMicrosoft製品はどのようなことを実現するのでしょうか?

・SQL Server2005
 SQL Serverとはデータベースツールです。
 SQLという問い合わせようの言語を用いてデータベースを構築したりWeb会員管理や、さまざまな情報の管理に使えます。個人情報をSQLで扱っているところも多いでしょう。
今回のバージョンでは64Bit化やBI機能などが注目されています。
MicrosoftのSQL Serverは競合するOracleなどよりも興味深い点が多いといえます。

SQL Serverホーム
SQL Server2005 製品概要

・Visual Studio2005
 VisualStudioはさまざまな言語をサポートする 統合開発環境です。
 Version2005では、作成されたプログラムは全て.NET2.0ランタイム上で動作します。
 UIの面もそうですが、非常にアプリケーション開発をスムーズにします。

Visual Studioホーム

・BizTalk Server2006
BizTalkServerとは、電子商取引などの際に複数のWebアプリ間の相互運用を可能にする「BizTalk」
を実現するための具体的な製品です。

BizTalk Serverホーム

これら新製品に搭載される素晴らしい新機能がMSC2005では説明されます。

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木曜日, 11月 24, 2005

次世代を切り開くCPU-Opteron

現在、主要なCPU業界における企業は「Intel」社と「AMD」社がある。
そのほかに超低電圧な”C3”というプロセッサを開発している会社があるが、PowerPCのIBM社を除くとDOS/V市場におけるCPUはこの2社以外PentiumⅢの時代に切り落とされてしまった。
さて、現在市場においてAMD社をIntel社が圧倒しており、現在はIntelの時代といえる。

さてこの両者が現在販売しているプロセッサ(プロセッサ≒CPU)はどのような種類かというと
Intel:コンシューマ向け
   Pentium4(ht)
   Pentium4 XE(ExtremeEdition)
   PentiumD (コアが2つある)
   Pentium XE (ExtremeEdition)
   (低価格版)Celeron
   (ノートPC用)PentiumM ・ CeleronM
Intel:サーバ向け
   Xeon XeonMP Dual-Core Xeon
Itanium Itanium2

AMD :コンシューマ向け
   AthlonXP  {それぞれノートPC向けもあり}
   Athlon64
   Athlon64-FX
   (低価格版)Duron
AMD :サーバ向け
   Opteron 

というラインナップです。(2005年現在)

ところがこの中でOpteronを除くすべてが「マイクロプロセッサ」ですが
Opteronのみ「マイクロシステム」です。
そして将来的にはマイクロシステムがマイクロプロセッサを駆逐すると言われています。

このOpteronは64Bitかつデュアルコアです。
64Bitとは、現行のほとんどのプロセッサが32Bitごとにデータを扱うのに対して一度に64Bitのデータを扱うことが出来ます。
専門的には、「レジスタ」というプロセッサ内にキャッシュとは別の高速な記憶領域がありますが、これらも1つ1つが64Bit化されています。
そして「デュアルコア」とはCPUの「コア」が2つダイに搭載されていて、マルチスレッド処理が高速なことです。つまりソフトのインストールをしながらネットゲームをする、といった負荷が高い仕事をよりすばやくこなすのです。

その「Opteron」プロセッサが2007年「4」コア製品も出荷する見通しです。
2コア以上の「マルチコア」といえばIntelのPentium4XEが有名ですがPentium4XEはソフト的に8コアに認識させているだけなので、実際にはあまり意味はないでしょう。デモンストレーションみたいなものです。

しかしOpteronはハード的にも4つのコアを搭載するらしく、さらにグラフィカルな処理が軽快に出来るので、サーバ用途の中でもJavaアプレットを積極的に取り入れているメーカーなどにお勧めできるでしょう。

また07年に出荷するバージョンでは「DDR3」タイプのメモリをサポートする予定です。
現在、「DDR」型メモリが普及しており、徐々に「DDR2」への移行も一部では始まっています。

そして、現在は1システムあたり2プロセッサ、Opteronでは8プロセッサが使用できたが、
07年バージョンでは32プロセッサが使用できるとのこと。

ここまで高機能なCPUを32個も搭載するとはどんなシステムなのだろうか?

Opteronプロセッサ ホームページ

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水曜日, 11月 23, 2005

Blog管理NEWS-HTMLリファレンスを中断します。

NEWS.1
HTMLリファレンス中止
HTMLリファレンスは、このブログの趣旨と少し合わないので、これらのコンテンツを12月中に
「At.Document」サイトへ移行します。

NEWS.2

Weblog「PC.ニュース」43位ランキング
Blogランキングにて43位(21日)
にランクインしました。
50位以内に入ったのでランキングの1P目(下のほう)に表示されるようになりました。
このランキングは、すべての記事の最下部にある

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火曜日, 11月 22, 2005

HTML-2

2.1 HTML文書の基本

2.1.1文書型宣言

さて、今回から早速構文です。
HTMLを「メモ帳」等の”テキストエディタ”に記述します。
まず「文書型宣言」というものをしなければなりません。
これはHTMLに限らずさまざまなマークアップ言語で必要です。
ここでは「HTML言語のバージョンを指定する」と覚えてください。
<!DOCTYPE>
 タグを使用します。

例>>
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN"
"http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">



2.1.2 HTML文書の基本構造

htmlにおいては、必ず使わなければいけない「文書の構造」のための基本的なタグがあります。
DOCTYPE宣言をした後まずHTMLで書かれていることを示す<html>タグを使用します
そして、<html>~</html>間に
「ディスプレイに表示されない文書に関する情報」を意味する<:head>タグを
そして「ディスプレイに表示される文書本体の」<body>タグを配置します。

例>>
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN"
"http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
<html>
<head>

~文書情報~

</head>
<body>

~実際に表示される文書の内容~

</body>
</html>

次回はコメント を解説します。


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月曜日, 11月 21, 2005

HTML-1

HTML 第一回

今回から、Webページを構成する際もっとも基本となる「HTML」言語について説明します。
ここで説明する仕様は、いつでもXHTMLへ移行できるようW3Cの定義する仕様に出来るだけ近づけて説明します。
●1 HTMLとは?
HTMLとは、「マークアップ言語」という種類のタグセットです。
といっても難しいのでまずはHTMLで何が作れるのかを説明します。

前述したような、HTMLというタグセットに含まれる「タグ」を使って文書にいろいろと付加価値をつけることが出来るのですが、こうしてWindowsの「メモ帳」等に記述し、拡張子を「txt」から「html」にかきかえると「HTML Document」というものが生成されます。
これをダブルクリックすると既定のWebブラウザ
(Windowsの方はInternetExplorer、MacOSだとSafariの場合もある。その他NetscapeやMozilla Firefox等無償で配布されているものもある。有償だと「Opera」ブラウザが有名だろう。)
が起動します。これを見て「ホームページみたいだ」と思った方が多いでしょう。
「ホームページ」の定義は複数あるので僕は「ホームページ」という表記は嫌いですが、これらのWebブラウザによって閲覧できるドキュメント(HTML Document等)の内ネット上のサーバにアップされているものを
「Webページ」 と呼びます。
つまりHTMLを「メモ帳」等で記述し、その拡張子を[txt]から[html]に変えて、それをYahoo!Geocities等のWebサーバにアップロードするだけであなただけの「Webページ」が作れるのです!!

>>次回からHTMLの構文について解説します。楽しみにしていてください。

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金曜日, 11月 18, 2005

日記-2005-11-19

今日はネタがないので個人的な日記を書かせてもらいます。

昨日「phoebe」という統合開発環境作成ツールをダウンロード&インストした。

ダウンロードサイト

このソフトウエアは無償のコンパイラとうまく連携して統合開発環境(IDE)を実現するものです。
早速僕も「Visual C++2003 toolkit」をMicrosoft社のサイトからダウンロードして、インストールした。
そしてPhoebeのホームページに書かれているようにうまく適合させて、早速コードを記述した。
MS VisualC++はCもC++もコンパイルできるようなので「untitle.cpp」と「2.c」を作った。
もちろん前者はC++言語で後者はC言語である... と書くとまるで僕がC,C++やWin32に堪能なように聞こえるがもちろんそうではないことを断っておきます。

さて、両方ともこれといったエラーは指摘されず、うまくコンパイルされた。
まあ唯一文句を言うとすればVC++2003のToolkitなので実行にMicrosoft.NET1.1が必要なことであろうか。
さて実行してみると、(どちらも簡単なDOSプログラムです。)Cで作った分はWindowsシェル、つまりいつもの画面でダブルクリックするだけで実行できるのですが、なんとC++で作った分は最後のメッセージが出る瞬間にウインドウが閉じる、つまりPAUSEかEXITが実行されてしまうのです。
困ったなと思いました。なぜかというとPhoebeのIDEじょうで「実行」した際にはうまく実行されたのです。
しかし、よく考えてみると僕の作ったプログラムは簡単なDOSプログラム-Windows.hを呼び出していない、のでPhoebeで実行するときShellExcute?だったっけ、でDOS窓起動して、アドレスで(実際にする際は「cd」とDOS窓に入力-カレントドライブの意、)で実行ファイルを実際に起動しているはずです。
つまり、自分で「コマンド プロンプト」(「すべてのプログラム-アクセサリ」にある。XP Proで実行)に cd コマンドを使い実行すればうまく実行されるのではないか、と思いました。
なぜかというと一度 cmd.exe-command.com を起動して、そのDOS窓をShellの終了命令を全く記述していないプログラムから終了できるわけがないからです。
そして案の定DOS窓から自分で実行するとうまく実行されました。
その後「メモ帳」で参照すると

<<僕は右クリックからメモ帳で参照できるよう「SendTo」フォルダにメモ帳(notepad.exe)のショートカットを配置し、「送る」で参照できるようにしています。「隠しファイル・フォルダの表示」と「オペレーティングシステムで保護されたファイル・フォルダの表示」を「コントロールパネル-フォルダオプション」で設定すると
C:\Document and Settings\あなたのユーザー名\SendTo
が表示されます。>>

「This program cannot be run in DOS mode」の文字列が見当たりませんでした。
しかしさすがにMicrosoft.NETの実装されたMS-DOSが存在するわけがないので、ここで「MS-DOS用のプログラムだぁっ!!」と喜びたいけれどもそうは行きません。
まあしゃあないからバッチファイルを作成してみましたがなんとそれでもWinからダブルクリックしたときと同じです。この実行ファイルを実行するコマンドのあとにdirを記述してみたり実行ファイルに無駄な画面出力を記述してみたけれど無理でした。
どうにかなりませんかねえ?Windows.h呼び出してGUIアプリにすべきですか?

木曜日, 11月 17, 2005

一大のPCを何台分にも使う!!-Boot革命Ver.1

先日「Boot革命 Ver.1」が発売しました。

公式サイト


さて、このBoot革命 はUSB接続による外付けHDからOSを起動しようというものです。

【画面】-【マザーボード・CPU 等...】-【HDD-OS】・・・①

というのが通常のシステムで、WindowsにおいてはCドライブから起動すると決まっており、
またCドライブに2つ以上のOSをインストールすることは不可能です。
(FDやCDからのブートは可能ですが)
そして現在のWindowsではUSB接続外付けHDDからのブートは不可能です。
Windows95OSR1に至ってはUSB自体サポートしていませんし、XPでも2001年の発売当時は
接続したら即認識、というUSBのプラグアンドプレイは、「当然」ではありませんでした。

しかし、この「Boot革命」を使えば外付けHDDからのブートが可能になるわけです。
つまり、
                    -【外HDD-OS1】 WindowsNT4.0
【画面】-【マザーボード・CPU 等...】-【HDD-OS2】  Windows2000 Professional
                    -【外HDD-OS3】 RedHatLinux
                    -【外HDD-OS4】 Solaris
                                    ・・・②
 
もちろん1度に2つも3つもOSを起動するわけではないのでマシンパワーは普通のPCです。
これと全く同じ環境を ① で実現しようとすると
【画面】-【マザーボード・CPU 等...】-【HDD-OS】 WindowsNT4.0
【画面】-【マザーボード・CPU 等...】-【HDD-OS】 Windows2000 Professional
【画面】-【マザーボード・CPU 等...】-【HDD-OS】 RedHatLinux
【画面】-【マザーボード・CPU 等...】-【HDD-OS】 Solaris  
                                    ・・・③
というハードウエア構成を実現せねばならず、わざわざCPUやマザー、メモリを3つも4つも買わなければならないのです。

この構成で、③で約2万円のPentium4 670をしよう・・・2万×4=8万
        5000円のDDR2 メモリ512MB・・・・・5千×4=2万
      ソフマップで買った1万円のマザー・・・・1万×4=4万
                                  計14万円 ですが、
この金額を②にかけると
  
      約11万円のPentium4 XE 3,73Ghz・・・・・11万×1=11万
      5000円のDDR2 RAM×4 2GB・・・・・・・・5千×4=2万
     ソフマップで買った1万円のマザー・・・・・・・1万×1=1万

という理想的なハードウエア構成をすべてのOSで使用できます。

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×86システムについて

今日2ちゃんのPC板をボーっと眺めていると
「Javaは遅い」
「Javaは遅いというのは昔の話」
「.NETはもうCと同じくらい早い」
といった書き込みが目立ちました。さて僕が興味を持ったのは「.NETはもうCと同じくらい速い」という意の発言です。
本来Microsoft.NETというVM(VirtualMachine)上で動作するもので、このVMがメモリ上にロードされている必要があります。
そして.NETアプリケーションはスクリプトではないので、コンパイルされています。
つまりVM上で動くからといっていくらでもメモリの耐えうる限り他のアプリに比べて高速化できるかというとそうではないはずです。
なら、少なくとも.NETに比べれば抽象度が低く、美しいアセンブリを生成するはずのCが何故.NET Frameworkと同じ体感速度で動作するのでしょうか?
これにはもちろん
Microsoft.NET Frameworkの技術、といってしまえばそれまでですが、この事実の裏には無駄な×86テクノロジの存在があるのではないでしょうか?

×86テクノロジとは、米Intel社が”80286”プロセッサに続き”80386”(i386)というCPUを発表した際搭載された手法です。
元々8086・(80186)・80286 のCPUはレジスタと呼ばれる記憶領域が16Bit単位です。
たとえばAXとい うレジスタは4桁の16進数で表すことが出来るのです。
しかし80386(i386)に移行する際レジスタが16Bitから32Bitに拡張されました。
それに伴いレジスタにはExtended(拡張された)の意の”E”が振られました。
ところが当時Intel社CPU向けのOSを発売していた米Microsoft社のWindows・MS-DOS といった製品は32Bitにソースコードを書き換えることが出来ませんでした。
そこでIntel社は、新CPU”80386”(i386)に実装するアセンブリ命令およびレジスタの構造に
前バージョンの”80286”のそれを完全に内包させたのです。
これによって8086や80286上で動作した16Bitアプリケーションは簡単に32Bitであるi386やi486に移行することが出来ました。
そしてその考え方を実装したプロセッサの名前の下二桁に”86”の文字列をつけ、以降この技術を「×86」テクノロジ と呼ぶようになったのです。
”80586” と命名予定だったi486の次のプロセッサはIntel社の商標問題から「Pentium」と名付けられました。数字は商標と認められず、「80486」「80386」を名乗ったIntel互換CPUが各社から出荷されたからです。
以降×86テクノロジはPentiumDに至るまで延々と受け継がれてきました。
これによってWindows95~Meは一部16Bit仕様のコードがあるにもかかわらずPentium系プロセッサでの動作が可能になったのです。

ところが完全な32Bitコードで記述されている「WindowsNT」シリーズの後継版
「Windows2000」を元にWindowsMeの後継版「Windowsxp」は構成されたので、
WindowsXP HOME Editionは95系初の完全な32BitOSとなりました。
ProfessionalはWindows2000 Professionalの後継 という位置づけです。
そしてWindows2000 Server の後継版「WindowsServer2003」がXP発売の2年後発売されました。
これによって最新のWindowsシリーズは非×86にも対応しました。
またXPおよびServer2003では64Bitプロセッサ対応パッケージが出ていますし、
Windowsxpの後継となる「WindowsVista」でも
×86(32Bit)版 と ×64(64Bit)版 が発売される予定です。
しかし家庭向けのIntelCPU(Pentium・Celeron シリーズ)は依然×86テクノロジに対応していますので完全な32BitコードであるKernel32.dll(Windowsパフォーマンスライブラリ)
Shell32.dll(Windowsのシェルライブラリ)MSVCRT.dll(WindowsのC言語ランタイム)
の動作に無駄な時間がかかり、VMアプリと体感的にあまり変わらない、という意見もアリかと思います。

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Windows Vista Beta2 公開の遅れ

WindowsXP 及び WindowsServer2003 の後継版(正確に言うとクライアント用であるXPの後継)
である 次期Windows-Windows VistaのBeta2の公開が
今年12月の7日から 来年の1・2月頃になることが決まった。
但し製品版が来年の12月頃に公開されることは変わらないという。

Beta2はBeta1-MSDN会員のみ よりも多くの人がダウンロード出来る様になるという。
また、IE7のBeta2や、WindowsMediaPlayer11の Beta1も12月7日公開予定だったがそれらも遅くなるようだ。

IE7に関しては、僕もPNG画像やXAMLというUI記述用のXMLを基にした言語のこともあり、非常に期待しているので今回の遅れは余り嬉しくはない。

Microsoft、日本で20周年記念

http://www.microsoft.com/japan/windows/20th/default.mspx
Microsoftは、Windows1.0発売より20周年を記念してさまざまなサービスをするようだ。



例えば記念切手の発売や記念パッケージ、今までのインストールCDのレプリカ...
<\p>

もしMSファンの方がいれば、上記のリンクをクリックすることをお勧めします。



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水曜日, 11月 16, 2005

infopath-2003

MS Office2003が発売されてはや2年になる。 さて、ここでもうすぐVistaと同時に次期Officeが発売されると聞いたので、 2003での変化については踏まえておくべきではなかろうか。

さて、MS OfficeではヴァージョンXP(2002)ごろからXMLへの対応が始まっていた。 つまりWordExcelで作成したファイル(ドキュメント)をXML形式で保存できるわけである。 Win98時代にOfficeで、つまりWordPowerPointで作成した文書をHTML形式で保存でき、それをフリーの「Webブラウザ」と呼ばれるソフトウエアで閲覧できる、 つまりOffice未導入のクライアントでOfficeで作成した書類を閲覧できる、(共有できる)と騒がれたのを覚えている方もいらっしゃるのではなかろうか?
しかし、今回の「XML化」はそんなものとは違う。 つまり全ての環境においてOffice文書がシームレスに共有されるわけである。
1990年代後半W3CSGMLを基にして「XML」という「拡張可能なマークアップ言語」を定義したのをご存知だろうか? 当時は一部のヲタクにしか注目されなかったが。。。いや、僕が学校でパソヲタ呼ばわりされてる愚痴ではありませんよ。多分。いや、スミマセン。
このXMLは軽い(HTML4.01に比べれば)仕様に基づいてXML文書を処理する「XMLパーサ」と呼ばれる簡単なソフトのみで処理できます。 しかしそれでは複雑な、Wordのような自由度の高いドキュメントを作成することは困難なように思われるかもしれないが、そうではない。 「CSS」という(HTMLCSSと同じ)W3Cの定義した簡単なスクリプト言語タグごとのスタイルを宣言することもでき、またXMLそのものにもいくつかの機能が備わっている。 またXSLTによって決まりを定めてHTMLへの変換も可能である。 これらのXMLの仕様に沿ってHTMLを定義しなおした、つまりXMLでHTMLの構文が使える「XHTML」という規格もW3Cが提唱した。 XHTMLXMLなのでXMLパーサによってある程度処理できる。つまりWebブラウザタグ・属性拡張競争W3Cの提唱する「構造はHTML、デザインはCSS」という形に収まらざるを得ないのである。 さて、この「XML」にOfficeXPごろから対応し始めたのだが、これらは純粋なXMLというよりも「Wordの」XML「Excelの」XML であった。 つまり形式がXMLなだけでXMLの使いまわし性はほとんどなかったのである
しかし、Office2003からはそうではなかった。 Wordなどは余りにも自由度の高いデザインなのであまり美しいコードではないが、 新登場した「Infopath」では完全なXMLベースでのインターフェイス構築を可能にした。 アプリケーションに依存する処理は?~?ないに収まるのでXMLパーサはこれを無視することが可能である。 このようにして作成したInfopathのファイルは完全なXML1.0文書として保存される。
これによってInfopathで作成した書類はまた別のアプリから参照可能なのである。

これは、ExcelのCSV対応、WordのHTML変換より、より画期的なものではないだろうか?

windowsVistaでは、7つのエディションが用意されるらしい。
まず、あらゆる機能制限がある制限版「StarterEdition」
XPや2000のHOME Editionのような「Home Basic」
その上位版の「Home Premium」
そしてIT部門のない企業のための「Small Bussines」
巨大企業のIT部門のための「EnterPrise Edition」
ゲーマー等個人的ハイエンドユーザ向けの「Ultimate Edition」
まあ、WinFSとかWinFX APIが実装されないんならどれも似たようなもんだと思うんだけどなあ。
ちなみにxpは「Home Edition」「Professional」 「MediaCenterEdition」「同2004・2005パッケージ」 「Tablet PC Edition」 「同2004・05パッケージ」 「Professional ×64 Edition」 があり、
サーバ用パッケージのWindows Server2003では・・・覚えていません。 多分「Web Edition」とか「Enterprise Edition」「×64 Edition」「DataCenter Edition」等があったような気がします。
1つ前のWindows2000 ではクライアント用もサーバ用も「Windows2000」となっていましたね。
クライアント用はHome Edition・Professionalがあって
サーバ用はServerとかAdvanced Server、Datacenter Edition とかがあったような気もします。
それ以前は クライアント用が9.x(95、98,98SE,Me)で、
サーバ用が NT3.x・4.x(NT3.1・NT3.5・NT3.51・NT4.0)となっていました。
3.51まではWindows3.1と同じようなインターフェイスだったそうです。

火曜日, 11月 15, 2005

VS2005 発売

11月になりましたね。
VisualStudio2005(.NET2.0)発売が迫ってきました。
といわれても買う金がないので関係ないのですが・・・

Betaテストをしたことがあるので分かるのですが、
GUIがきれいですね。Office2003みたいな画面ができます。
しかしBizServerは2006バージョン出荷するらしいんんで、
VSはVista出ても2005が使い続けられるのかな?

現在WindowsVista Beta1がMSDN会員向けに公開されている。
しかし僕があるところで見たものによると
「一般ユーザが試験的にVistaを動かしたいならば   Beta2まで待つべきだ」
との記述があり、これは逆に言えば VisualStudio.NET2005・SQL Server2005のように 一般ユーザ向けにも無償公開されるということではなかろうか
またVS2005が2006年六月に期限が切れるように VistaBeta2も2006年十二月頃、つまりは発売前に期限がきれ、 使えなくなるだろう。

月曜日, 11月 14, 2005

Vista-メイリオのデメリット

Microsoft社のクライアント用OSの次期バージョン 「Vista」では標準フォントが「メイリオ」となる。
之によって以下の重大なエラーが起きるものと思われる。
巨大掲示板群「2ちゃんねる」において文字絵の拡張版 とも形容できる「AA」(AsciiArt)が流行っている。
そしてまた2ちゃんねるの多くのユーザーはWindowsプラットフォーム であり、その標準フォントは「MS ゴシック」である場合が多い。
しかしITに敏感な多くの2ちゃんねらーがWindowsVistaに乗り換えた際 以前のAAの表示が乱れ、メイリオ派とMSゴシック派に分かれるか、 若しくは開発者はXP/Server03以前向けとVista向けの2種類の開発を余儀なくされる。
2ちゃん側がCSSにてMSゴシックに掲示板表記を統制することが現在考えられる最良の解決策 であろう。
追記:メイリオは以下のURLで画像として公開されています。 美しいアンチエイリアスですね。 http://www.microsoft.com/japan/presspass/addcont.aspx?addid=666

テスト

とりあえず始めました。