月曜日, 5月 28, 2007

ブログ移転

ブログを移転することにしました。
今はGoogleのBloggerというサービスを利用していますが、多くの読者を得るという観点からYahoo!blogに移転することにしました。
http://blogs.yahoo.co.jp/atmarkvienna/

Yahoo!系サービスはなんとなく素人臭く、個人的に気に入らなかったのですが、Yahoo!ブログというサービスはなかなか完成度が高く、ちょうど僕が求めている総合的なニュースを取り扱えるブログの形式にマッチするので、以前から目をつけていました。
そして最近ちょっとした関係でYahoo!ブログの一ユーザーと親しくなり、その関係もありYahoo!ブログに移転することにしました。
いままでMemo@Viennaで取り扱っていた内容は新ブログの"PC・ネット系"書庫で引き続き続けるつもりです。

少ないながらこのブログにも固定的な読者がおられることは把握していましたが、そういった方々には是非とも引き続いて読んでくだされば幸いです。

RSS2.0
http://blogs.yahoo.co.jp/atmarkvienna/rss.xml

月曜日, 5月 21, 2007

AMD、次世代モバイルCPU「コードネーム:Griffin」とGriffinベースの新プラットフォーム「Puma」発表

モバイル向けに1から設計し直した新CPU「コードネーム:Griffin」をAMDが発表した

Griffinはモバイル向けにゼロから開発されたもので、モジュラー単位に分けられている為Griffinに採用された技術の他製品への流用も可能になっている。
製造プロセスは65nmSOIで、デュアルコアの構成となっている。
また、いずれのコアもフルスピードから停止まで9段階に分けることができるなど、省電力志向の設計となっている模様。

このGriffinに対応する次世代モバイルプラットフォームとして「Puma」が計画されているが、これではDirectX10に対応するチップセットを内蔵する予定というので、スペック面もそれなりに期待できそうだ。

詳細はPCWatch

WindowsServer2008 Beta3が公開

次世代サーバ向けWindows、「WindowsServer2008(コードネーム:WindowsServer"Longhorn")」のBeta3が公開された。2chWin板などを見ていると出来は上々で、Vista風にチューンナップすることでワークステーションとしてもそれなりにつかえるようである。

このServer2008(以下2008)であるが、おととしの末VistaRTMが出来た頃ににVistaとコードが分岐している。
つまり、基本的にはVistaと同じなのだ。ただし、Vistaに入ってるようなごちゃごちゃしたコンシューマ向けのもの(Aeroに代表される)はなく、Themeサービスもデフォルトでは切られている。
ただし、2008はカーネルがVistaのときと比べやや書き換えられており、この新カーネルがVistaSP1として配布される。ゆえに2008は最初からSP1となっているようだ。
ちなみに、このカーネルのバージョンアップをはじめとして変更が大きいVistaSP1は「Fiji」というコードネームで独立して開発がすすめられている。
そういえば2000のSP1もAsteroidだったっけ・・みたいなコードネームがあった気がする。

で、2008のスケジュールとしてはどうやら2009年に「Server2008 R2」という大幅なアップデートが予定されているようだ。2003のときのように。
そして、2008の次のWindowsサーバー向けパッケージとしては「WindowsServer2012」が予定されているのではないかと予測されている。
これはVistaの次のメジャーバージョンアップであるコードネーム:Viennaが2011年に発売と予測されているので、それに2008のように1年足し製品名にしたものだ。
このServer2012か、もしくは2008R2の段階で32Bitへのサポートは切られるという。

LunaPediaのサイドバー開発リファレンスが公開

Lunascapeはさまざまなスキンやプラグインをデベロッパーが開発することができますが、Lunascape4ではサイドバーを開発することができるようになりました。そのリファレンスページはこれまで「準備中」でしたが、やっと完成したようです。

よいこのみんな!がんばってくれよ!
ペェヂ

金曜日, 5月 18, 2007

ニコニコ動画、会員数100万人突破

ニコニコ動画(γ)の会員数が100万人を突破したそうです。また、4月のページビューは5億9100万PVと、アクセス制限をしているとは思えない金字塔を打ち立てました。また、1日の動画再生件数は1000万回、コメントの投稿数は200万回という驚異的な繁盛振りであるということです。

またユーザーは1人あたり毎日二回動画をニコニコで鑑賞しており、それは約28分とのことです。
そして、ID登録者数が開始72日間で100万人というのは日本独立したネットサービスの中ではトップで、もちろん鯖負荷軽減のためアクセス制限をかけたりもしていたことも考えると異例の記録と言えます。
ただし、2ちゃんねるとの連携や旧ニコニコ動画との関連性なども考えると、やはり成功の要因はその優れた経営手腕によるところが大きいと考えられるでしょう。

火曜日, 5月 15, 2007

AMD、デスク向けCPUブランディングを一新

AMDがデスクトップ向けCPUブランドのブランディングを世代交代させるようです。各製品の詳細なスペックは製品発表時に順次公開する模様で、今回はブランド名のみの発表のようです。

現在のAMDのデスクトップ向けCPUのブランディングは
超ハイエンド(ゲーム等)向け:Athlon64-FX
ハイエンド向け(デュアルコアAthlon):Athlon64 X2
家庭やビジネスなどでの"それなり"の動作:Athlon64
メールやネット等を現行OSで行う最低限:Sempron
てな感じですが、これらはすべて「Athlon」という(コードネーム)K7の製品化時にこれまでのKx製品とは大きく違うことをあらわすためのブランド名を踏襲しています。

で、最近インテルがPentiumとは別の「Core」ブランドをCoreMAとともに発表したわけですが、ついにAMDもポストAthlon的な新しいブランディングにマルチコア化などとともに移行するようです。
で、それが目をみはる、驚異的などの意の形容詞「Phenomental」からとった「Phenom」という名称になるそうです。Pから始まるというのは悪くないですね。
とりあえずすでに予定されているのが「PhenomFX」「PhenomX4」「PhenomX2」の3種類です。
多分PhenomFXは、かつてAthlonFXやインテルのPentiumXE(今で言うところのXナンバーで始まるCore2EX)などの、主にゲーマーなどと思われる購買層で、多分彼らはVistaでいうならばUltimateを使っているような層でしょう。
そしてX4,X2はそれぞれコア数をX2,64から格上げした形になるのでしょうね。

これらPhenomの初期ラインナップは、最低2.6GHz動作のHyperTransport3.0対応や、コア単位で電圧を制御する新技術(SplitPowerPlane)、128bitのFPU、L3キャッシュの搭載などが共通している。
ほんで、PhenomFXがOuadFXプラットフォームに対応するBarcelonaであり、QuadFXのデュアルプロセッサなどにも対応しているようです。それに対してPhenomX4はシングルでのみ利用でき、X2はコアが2つしかないバージョン。
ソケットはFXのみ1207、X4/2はAM2だが、CPUパッケージは1207+となります。X4/2はSocketAM2デ、パッケージはAM2+。
そのため、Socket1207やAM2でも「ハイブリッドBIOS」にアップデートすることでこれらのCPUは動作しますが、HyperTransportは1.0、SplitPowerPlaneも動作しません。
ただしこれらのラインナップが完全動作するSocket1207+/AM2+では従来のAthlon64シリーズが完全動作するそうです。

金曜日, 5月 11, 2007

MS、約6兆円でYahooを買うかも

自分で作ったVBをyahooにうるという話は聞きますが、yahooを買うとは・・・msもweb部門の市場の状況を何が何でも変えたいのですな

googleが急激に伸び続け、いまやyahooもMSもgoogleの背中が見えなくなってきました。
関連記事
そこでMSがYahooを買収とは激しい時代になったもんですね。

ところでライブドアが新しいブログサービス「nowa」の一環としてPRACという初心者向けレンタルブログサービスを一部会員に公開したようです。
Web2.0らしいすばらしいUIですが、カスタマイズ機能などは予定していないようです。
・関連記事(nowa)(PARC)

月曜日, 5月 07, 2007

無題

これは右翼www

VIPPERに読ませるべきだなwwww

水曜日, 5月 02, 2007

iGoogle



Googleパーソナライズドホームが「iGoogle」に名称変更。今後はiGoogleの名の下他のGoogleの技術との統合もふくめ多角的な機能強化を行っていく予定

だそうです。もしこれからGoogleパーソナライズドホーム(iGoogle)がGoogleのさまざまな技術のインターフェースとしての機能を担えば、iGoogleは新しい形のポータルサイトになりうるかもしれませんね。。

土曜日, 4月 28, 2007

ハポンさんとニホンさん

スペインのハポン(Japon)さんと、オランダのニホンさん
スペインの一部地方にはJapon(ハポン)という苗字の人が1000人弱すんでおり、幼少時に蒙古斑が出るなどの珍しい特徴があるそうです。
このJaponという苗字はどうやら支倉常長の慶長遣欧使節団がスペインを訪問した17世紀ごろから確認されているようで、教会の記録では1646年に突然出現して以来ずっと続いているそうです。

http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/scramble/scramble2003/20031205.html


ちなみにオランダにもNihonという偉人がおり、その関係でNihonというショッピングセンターなどがありますがこれは日本とは無関係のようです。

金曜日, 4月 27, 2007

Lunascape 4.2.0公開



Lunascape4.2.0が公開され、新機能であるサイドバーガジェットのコンテストが開かれました。上の画像はFirefox風にちょっとカスタマイズし、テーマも変えていますので、前バージョンと変わらないUIと思ってくれて構いません。

スレイプニルのほうがLunaよりも有名ですが、個人的にはスレイプニルやDonut系よりもLunaに良い印象を抱きますね。機能は五十歩百歩ですが、、

火曜日, 4月 24, 2007

にゅーす

・富士通 ディスプレイにカラー電子ペーパーを採用したWinCE端末を企業向けに出荷開始

10台ごとの出荷で、A5が約157万円。A4が約262万円です。
電子ペーパーはその名の通り紙の代替を目指しているものですので、消費電力はきわめて小さく、基本的には画面を書き換えるときに使うわずかな電力のみが要求され画面表示は半永久的に行えるそうです。まあ、どちらにせよバックライトがあったほうが便利ですけどね。
で、このマシンはSDスロットやIEEE802.11b/g無線LAN、USBコネクタなどを内蔵しており一般向けでもそれなりに使えるものとなっているようです。

・GoogleとYahoo、2007Q1の決算では更に差が開く


去年GoogleとYahoo!の差が大きく開いたことがCNETをはじめとする各種ニュースサイトで取り上げられていましたが、2007Q1では前年同期に比べ
Google純利益 6億ドル→10億ドル
Google売り上 22億ドル→36億ドル

Yahoo!純利益 1億6000万ドル→1億4000万ドル
Yahoo!売り上 11億ドル→12億ドル

昨年GoogleはYahoo!の2倍の規模だったのが今年に入って3倍になった格好ですね。
それに純利益が7倍もあると設備投資に回せる額も半端ないでしょう。
売上高に対してYahoo!が1割強なのに対しGoogleは30%近くの純利益を記録しています。

・AMDの次世代ネイティブクアッドコア(4コア)CPU「Barcelona」は最速のクアッドコアXeonより50%高速

IntelのクアッドコアCPUのようにデュアルコアのダイを2つ連結させたものではなく1つのダイに4コアを乗せたネイティブのものなので多少パフォーマンス面で有利なようです。
しかし、この話はデュアルコア移行時のデジャブ、、、
・Barcelona関連記事

土曜日, 4月 21, 2007

MSのビル・ゲイツ会長が北京大学で講義中Linux過激派が壇上に乱入

4・20日、中国訪問中のビル・ゲイツ会長が北京大学にて講演会を開き、公演後学生を対象とした授賞式の最中「ソフトを無料化しろ!ソースコードを公開しろ!」との意味のことが書かれた紙を掲げた男が壇上に乱入、一時騒然となったが警察が捕まった。連れ出される最中も「マイクロソフトの独占に反対する!」と叫んでいたそうです。

・GIGAZINEの記事:http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070421_opensource_billgates/


逮捕された男は「中国でLinuxを広めるNGO団体の中国代表」ですが、なんか社会運動のような過激さを感じる動きですね。
天安門事件のときもそうですが、戦前の日本人や今の中国人は社会運動風なものが好きなのでしょうかね。
ただし、新しく導入するPCのうち何割かをLinux系OSにした日本や、国ぐるみでLinux系独自OSの開発を支援する中国、Asianux計画に積極的に参加している韓国IT企業にみられるように近頃東アジアでは非Windows系OSに関する運動が活発化しているので、血気盛んな一部の中国人などがこのような行動に出ることもあるのかもしれませんね。。

木曜日, 4月 19, 2007

フランス大統領選挙


フランスの次期大統領候補はロワイヤル氏とサルコジ氏に絞られてきましたが、両氏とも、
特にロワイヤル氏は日本のアニメに「暴力的・女性蔑視的」等否定的見解を出しているそうです。


変わって中国では胡主席が江沢民の流れを汲む派閥を抑え、対日関係を良好にしようと努めています。
小泉元首相の頃はブッシュ大統領と小泉氏の個人関係が非常に強かったため、靖国参拝などを通じて対東アジア諸国との緊張状態を維持することでアメリカを東アジアに引き止めるという戦略が可能でしたが、安部氏にそれは難しいと踏んだ胡主席はさまざまな形で日本に対するアプローチを仕掛けています。
また、右派である安倍首相は議員時代から態度を一転しそれを歓迎していますが、彼にそのようなことを中国がさせることができるとはやや考えがたいので、アメリカ経由で何らかの圧力があったと考えることもできるでしょう。
また、これからアメリカが韓国における軍備を日本におけるそれ以上に縮小することは確実ですので、仮に韓国で現在のハンナラ党の躍進が続き右派政権が立ったとしても韓国がアメリカの傘に入り続けることは難しいでしょう。
そして北朝鮮に関してはアメリカは一貫して中国にその管理を押し付けており、また中国は難民を避けたい事情から生ぬるい対応を続けていますので、北朝鮮における社会主義政権は維持されると見て間違いないでしょう。

このような現状を踏まえると、現在アメリカが急激に東アジアにおける覇権の中国への委譲を進めている。
中国としてはそれは万々歳とも言えるが、冷戦期に日本が漁夫の利を得たのを見てきたので、
右傾化が始まっているとされる日本にコストのかかる部分はやや請け負ってもらいたい。
このように考えられるでしょう。
そうすると、これからの日本の東アジアにおける外交は、日米同盟の空洞化を以前から注視しているロシアを除いてまず大きな不安定要素は無いといえるでしょう。

このような流れが続くと、日本の左派の「アジア重視」の主張が現実味を帯び始め、相対的に欧米諸国との関係を軽視する風潮が国民の間に広まりかねません。
更に、最近右傾化しているとされる世代は「憂国」の傾向があるので、簡単にそういった主張に流されアジア重視に流れる可能性があります。
また、それはアメリカ・中国ともに望んでいる傾向なのでTVなどのメディアにおいても何らかの形で現れると考えて自然でしょう。

今回のフランスの大統領選いかんによってはEUにおいてWindowsに対してのそれのように
日本のアニメに対してもどんどん規制を強める、という風潮が広がるといえるかどうかというとそれは微妙ですが、これからの中東における混乱に際して、少し道を誤ればEUと対立してしまうことが懸念されます。
しかし、日本の国民がそれを甘んじ、アジアとの一体感に浸ってしまうとグローバル社会においての日本の立場-特に国連での発言権や、安保理常任理事国云々の問題でも非常に弱い立場となってしまうでしょう。
近代日本の経済・外交は欧米とともに進んできたため、そういった国々のエリートからはほかのアジア諸国とはやや異なる目で見られてきた歴史がありますので、この現状を潰すことがないよう細心の注意を払わなけらばならないでしょう。

火曜日, 4月 17, 2007

インテルの次次期プラットフォーム「Montevina」

インテルがSantaRosaの「次」にあたる「(コードネーム)Montevina」プラットフォームを計画しているようです。

CentrinoPro(SantaRosaファミリーのひとつ)に関する記事

コードネーム:Penrynに関する記事


MontevinaではPenrynは現役で、それに加え新チップセットのCantia、WiMAXと無線LNAのコンボを実現するEchoPeakなどが必要要件となる。ちなみにチップセットのCantiaはDDR3をサポートするほか、DirectX10対応、VC-1/MPEG4のハードウエアデコードに対応しているという。
そして、製品としての発表は2008年第二半期、LV(低電圧版),ULV(超低電圧)は第3半期となる。

土曜日, 4月 14, 2007

nVIDIA SideShow開発キット「Preface」公開

このまえASUSがSideShow対応の高価なノートPCを発表して話題になりましたが、その裏にはNVIDIAによるPrefaceというSideShow開発キットがあるそうです。

で、そのPrefaceという開発キットを使えばノートPCの天板だけでなくあらゆるところでSideShowガジェットが展開できるそうです。また、Preface以外にもFreescaleというものも同社は手がけているそうです。
そういったSideShow開発キットを用いて作られたSideShowガジェットは統一したIOといったSideShowとしての利点を得られますので、この規格にはさまざまな可能性があるといえるでしょうね。
ちなみに、このような形で外部ガジェットとして実装されているからこの前話題になったASUSのW5Feは電源を切ってもSideShowだけ動作を続けるといったことが可能なようです。




!重要!

諸事情ありネットにつなげなくなり、ネカフェから繋いでいる状況ですので、このブログの更新は週一ぐらいになると思います。
しかし、一度に2つ以上の記事を投稿することや、週二回以上更新することもあると思うので、実際には週2・3記事ぐらいのペースになると思います。。

月曜日, 4月 09, 2007

キターーーーーー(・∀・)ーーーーーー!!

       アニソン聞いてたら突然悟りがキタ!でも言葉で表すことが難しい・・・



とりあえず、死は怖くないことは分かった。アニソンの力は凄い。なんというか、混沌の世界から脱したようなエクスタシー(男だけど だ。
高校に進学したからかな?
いちおう、今キタ波は日本語にできることはできるのだけれど、日本語の表現をつかうと簡単な理屈になってしまい、その情報のすべてをあらわすことが難しいので、、
以前から世界を分節化する鳴き声の延長としての言語というものに不満を持っていたけれど、実際にこんなふがいない思いをするとは・・・

んん・・・とりあえず・・・まとめてみると

・Part1
まず、なぜ死が怖いかというと、死とは人生の終わりであって、人生とは自らのすべてであるからそれの終わりが怖い。しかし、人生が自らのすべてであるということは、すなわち死を「体験」することができないことをあらわしており、ゆえに死という概念はわれわれにとって存在"しない"

これは以前から分かっていたことなのですが、、

・Part2
人生の終わりが怖いというが、恐怖も、死という概念も人生であり・・・ん?ここから膨大な情報が展開されるのにちゃんとした論理的説明ができない、、

ということでした。痛痛しい自己満足はこの程度でやめて、宿題に取り掛かります><

日曜日, 4月 08, 2007

Google、無料電話で検索する「GoogleVoiceLocalSearch」試験公開

この週末は更新しないはずだったのですが、チャンスを見つけて更新できました。。

GIGAZINE記事:http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070407_google_voice_local_search/

によると、Googleが米国内で電話による音声検索の無料サービスを始めたそうです。本国ではいろいろやってるんですね。。
どうやら、「1-800-466-4411」に電話をかけて、検索ワードを言うと、男性の声でその地域における検索結果を教えてくれたとのこと。また、キーを言ったりボタンを押すなどで二次的にその店に電話する機能も提供されているようだ。

ブログランキングってよっぽど上位に乗らないと意味無くない?

金曜日, 4月 06, 2007

景気指数が2ヶ月連続50%割れ。「不況期」突入か

まあ、ようするに景気が峠を越してしまったということです。このように日経225が年末の異常な勢いを失ったり、地価が明らかにこの伸び率を維持することは不可能だろうというぐらい都市部では高騰しているなど、さまざまな一般的な指標もこれ以上の景気の加熱は難しいことを示しているような気がします。また、僕の住む大阪では少し前から景気が天井を打ったとの内容のニュースが相次いでいます。

景気の先行指数は30%と、4ヶ月連続で50%を割り、先月ついに遅行指数も0%と50%を大きく割り込みました。
景気動向指数の一致指数を見ても、6日までに公表された9指標のうち7指標が3ヶ月前を下回っており、これも3ヶ月連続で50%を割り込むことが懸念されています。

今週の週末は諸事情あり更新できませんm(__)m

インテルvProプラットフォームのノートPC(Centrino)版「CentrinoPro」ブランド登場

05年にPentiumM搭載ノートにのみつけられた「Centrino」ブランドが06年のCoreシリーズ登場の際一新され、デュアルコアのCoreDuoなどを搭載したノートが「CentrinoDuo」PentiumD/XEなどインテルのデュアルコアCPUなどを搭載したデスクトップが「Viiv」という家庭における新しいスタンダードとなり、メディア関連技術が提供されたが、程なくビジネス向けのvProも登場した。

vProでは、AMTというネットワーク経由で他のマシンを起動、アップデートやパッチを当てたりできるなど、インテルのようなチップセットなどのハードウエアベンダしか提供できないビジネス向け機能を提供し、それなりの成功を収めた。
そこで、これをノート向けに移植したのが「CentrinoPro」だという。ただし、CentrinoProではvProの07年のアップデートで提供された新しいセキュリティ機能は搭載されない予定。ほかのAMTやVTはもちろん搭載されるとのこと。

ちなみにCentrinoProは、インテルの次世代ノート向けプラットフォーム「SantaRosa」におけるビジネス版との位置づけのようだ。
CentrinoProをはじめとするコードネーム:SantaRosaでは、IEEE 802.11nや、WindowsVistaのAeroに対応したチップセットが提供されるはずである。
そして、注目のCentrinoProを満たすノートマシンは、
・CPU:VT搭載のCore2Duo
・チップセット:Intel GM/PM965 Express+ICH8M
・無線LAN:Intel 4965AGN
そしてAMT2.5対応ファームウエア、VT/AMT対応のBIOS、有線LANモジュールIntel 82556MM
これら以上のスペックのものになる模様である。

このブログが使っているBloggerというサービスはトラバできないので、HaloScanのトラバを導入してみました。。

木曜日, 4月 05, 2007

はてなが、Rimoというネット上のTVをつくってたそうです

「ネット上のTV」といえば大層ですが、まあ簡単に言えばYoutubeの人気動画連続して表示し続け、かつカテゴリごとに分けてカテゴリ(チャンネル)の切り替えなどの操作ができるリモコンを右下に表示する。という僕でも作れる(悔)ようなサービスです。

実際に使ってみましたが、「アダルト」がない限り爆発的なユーザー増加はないでしょうね。YoutubeもSecondLifeも、インターネット自身もそれを最初の機動力としてきたきらいがあるので。。
しかし、将来的にYoutube以外のあらゆる動画サービスにも対応すればなかなか面白いものになるかもしれませんね。
ほかにも、Rimo互換サービス向けのXMLフォーマットを発表し、それに準拠したサービスのRSSを指定すればRimoが読み込みに追加してくれる、みたいなユーザー別のサービスに発展させていってもいいのではないかと思います。

にきびが更に増加して不安だ・・・

水曜日, 4月 04, 2007

従軍慰安婦問題に関する公式決議を求める議決が可決か?

これまで親日ムードだった米政界において、一部のリベラル系議員が突然提案した、日本に従軍慰安婦問題の謝罪を求める決議が異常にスムーズに進み、ついに下院外交委員会を通過し、下院本会議で可決することが確実視されています

現在、日本は小泉時代から米国との蜜月の関係をアピールしており、日米VS中露、日米印VS中露といった構図が模索されてきました。
しかし、米国はアラブでの戦線の拡大(つまり、対イラン戦)が確実視されており、北朝鮮に対しても腫れ物を触るような対応をとっており、できれば中国に丸投げしたいともいわんばかりの勢いです。
これは、これからのイスラム圏との抗争状態を造るに当たって、現在アメリカのみがひとり積極的になっており、これではいかに超大国とは言えどもほかの地域で関連性のない紛争を抱えることは避けたいという意思があるように見えます。
それでも日本としてはいまだかつての冷戦体制に依存しない独自の外交を確立するには体制的にも人的にも国民世論的にも難しい状況にあるので、できれば米国の東アジアにおける覇権を延命させ、その傘の中に引きこもりたいわけであるため必死で靖国参拝などをはじめとする手法で東アジア諸国との緊張状態を作り出し、アメリカが東アジアにおける覇権を縮小させられないように努めているようです。
しかし、ユダヤがらみの問題をおざなりにすることなどアメリカ政府にはできっこないのでちょうど左翼政権が立っている韓国における米軍を縮小するなどして国際社会にアメリカもその難しい立場をアピールしているようですが、ついに今回の慰安婦問題では同盟国の人権問題-それも同盟国がその存在を否定している-を民主党のみならず政権の立場にいる共和党政府も法案を支持したようです(僕は以前共和党の日本ロビーが握りつぶしたという情報も目にしたので、もしかしたら共和党はばらばらだった方針を党全体で固めたのかもしれない)。

まあ、こんな聞くに堪えないニュースですが、ちなみにこの記事の直接のソースは田中宇氏の記事です。
かなり洗脳されつつあるものの僕は普段、田中宇氏の記述はあまり真に受けないように努めています。
というのも、彼の論調は非常に希望的要素が多く、1つの真理をさまざまなニュースソースで持って後付けしているような感があります。
これは、世界のあらゆる情報(Intelligent)をリアルタイムで得、それでもってリアルに交渉をする外交官や情報機関、ジャーナリストなどのテクノラートの場合は特別な事情によって未来が予測できるので、それに対してよい・悪いの形は問わず、誘導するような形で理論を構築することもアリかと思いますが、昔の彼ならまだしも今日の田中宇氏はほとんど足を使わないジャーナリストであるので、そんな人間の誘導論法は非常に危ないものと思うからです。(まあ、テクノラートの誘導論法はもっとアブナイのかもですけどねw)

そんな彼はいつものごとく

 こうした経緯からは、ブッシュ政権が、6カ国協議がまとまるまでは日米同盟を維持するが、協議がまとまって、北朝鮮の核廃棄、南北和解、在韓米軍の撤退、東アジア集団安保体制の立ち上げなどを進展させる新段階に入った時点で、日米同盟に亀裂を入れる行為としての、日本の戦争責任問題の蒸し返しが始まったのかもしれない。(関連記事)

▼日本の反米を扇動して世界を多極化する

 日本人の多くは「アメリカは永久に日本を隷属させておきたいはずだ」と思い込んでいるので、このような私の分析は「とんでもない間違い」に見えるかもしれない。(関連記事)

 しかし、私が以前から指摘しているように、6カ国協議はアメリカが東アジアを中国中心・アメリカ抜きの独自安保体制に移行させるための動きであり、世界多極化の一環である観が強い。隠れ多極主義のブッシュ政権は、米朝と南北の緊張緩和が軌道に乗ったら、次は日本を対米従属から引き剥がす戦略を始めても不思議はない。(関連記事)

 戦後、アメリカ以外の国と安全保障協定を結ばなかった日本が、3月中旬にオーストラリアと安全保障協定を結んだことも「中国包囲網の強化」というよりも、アメリカがアメリカが日本から距離を置くと予測されることへの対策の一つと考えた方が良い。(関連記事)

とおっしゃり、その後はアメリカのひどい現状、彼のお気に入り「多極化」について長々と述べられています。
ここら辺で僕の考えとは異なってくるのでしょうかね?

しかし、慰安婦問題に対して「ついに左翼の時代が来た!日本は終わったか」と思考停止せずに、また逆に「ついに正義が悪に勝利した!」と日本で主流となっているリベラル論にも流されずに「アメリカが日本との関係をテコ入れしようとしている」と見る見方はかなり正しいでしょうね。

春休みの宿題が、、、orz

火曜日, 4月 03, 2007

インテルが45nmプロセスで製造された次期CPU「Penryn」の詳細を公開

Penrynは、現行のCore2シリーズの後継となるCPUで、SSE4という新命令セットを搭載する45nmプロセスで作られたCoreマイクロアーキテクチャ(CoreMA)の新CPUです。

PCWatch記事

モバイル版Core2Duo(Merom)より25%小さい107平方mmのダイサイズで、またゲート絶縁膜などを改善することでトランジスタのスイッチングを20%高速にしつつスイッチングにかかる電力を40%削減したため、クロック3GHzで動作しても問題ないようです。

そのほかにも、PenrynではCoreMAで規定されたWide Dynamic Execution、Advanced Smart Cache、Smart Memory Accessなどの技術がそれぞれ拡張され、仮想マシンの性能向上やキャッシュの効率化などが図られました。
またモバイル向け機能の「Deep Power Down」ではコアクロック、内部PLL、L1/2キャッシュをすべてOFFにすることでアイドル時の消費電力が低減されバッテリ駆動時間の延長が実現されました。
そして「Enhanced Dynamic Acceleration」ではシングルスレッドのアプリ実行時に片方のコアをOFFにし、片方のコアをTDP範囲内でオーバークロック(OC)することでモバイル環境におけるゲームなどのシングルスレッドでの動作が改善されたようです。

このように、Penrynではモバイルは大幅にクロックあたりのパフォーマンスが改善し、デスクトップではクロックが3GHzまで再浮上・クアッドコア化し、サーバ向け製品は1.6GHzというFSBクロックになっています。

そして、すでにPenrynの更に次の「Nehalem」も計画されており、これではP4時代のHTの復活やAMDのビルディングブロックに似た技術を採用するらしいです。
ちなみにNehalemでは8コアまでリリースされます。


親戚に会うため東京に行ってきました。もちろん秋葉原にも行きましたが、僕のふるさと大阪のでんでんタウンをきれいにして大きくし、電気やアニメ系以外の店もいくらか突っ込んだ感じに思いました。

木曜日, 3月 29, 2007

アップル Vista対応の新BootCampベータ版発表

アポーがIntel Mac上で32ビット版Vistaが動作するようになる新BootCampをパブリックベータとして公開した。

次期OSX「Leopard」には標準でBootCampが搭載されるが、これはVistaが動くものになるという。
で、そのBootCampの開発が遅れているのでLeopardリリースも今年の10月にずれ込むといわれてきたが、どうやら新BootCamp・Leopardともに春までには完成版が出荷できそうだとのことだ。

記事を読み終わったら是非クリックしてください。。


重要!
明日から埼玉に住む親戚のところへ逝きますので、4月始めごろまでずっと更新できません。
どんなに遅くとも4/6には更新を再開できると思います。

火曜日, 3月 27, 2007

立教大学が田中宇を招いて講義してもらうらしい

これは酷いwwwwwwwwwww

http://wwwj.rikkyo.ac.jp/kyomu/gakubu/05sha/De0/222_0_1.html

ちなみに、田中宇さんのホームページ(tanakanews.com)へはうちのブログの右下でも以前からリンクを勝手に貼らしていただいていますが、なかなか面白いことをおっしゃっています。しかし、公共の場/教育の場でまともに発信できるレベルの情報かというとちょっと・・・・

もちろん僕は大学というのがどういう場であるかはまだ知らないのですが、こんなレベルなのでしょうかねえ、、、
田中宇さんもかつて世界を飛び回っていたころはかなりまともなことをおっしゃっていたらしいですが、近頃の記事をみているとひやひやするような状況に思えて仕方がありません。
まあ、単なるねらーでかつこの春までリア厨の僕が書く内容よりかは遥かに信憑性がありますがね。。

まあ、マスコミならまだしも大学までが彼のような刺激的な論調に乗せられる時代になってしまったということなのでしょうね。。

⊂二二二( ^ω^)二⊃

XBAPとWPF/E

XBAPのWebページがいくつか公開されたようなので、ドトネト3.0をいれてみたのですが・・・まあ、ブラウザ上で動くWinアプリという宣伝通りですね。。技術的にはかなりすごいのでしょうが、ユーザーにとっては今のところ良くも悪くも、、これからのXBAPアプリの開発現場への普及度にもよるでしょうね。

で、WPF/Eですがこれも入れてみました。これもFlashに変わるブラウザへのプラグインという宣伝どおりで、未完成ということもありデモを見る限り完璧とは言いがたいですが、なかなかの仕上がりだと思います。すくなくともAjaxによるDHTMLまがいの表現よりはマシですね。

WPF/E MSチームのデモ

Mac風Webデスクトップ

上記2つのデモ(特にMSのやつ)はやや重いですが、それはWPF/Eというプラグインの起動や動作の重さによるものではなく、デモの作りこみに起因しているものでしょう。


やっべwwwwもう外は朝だよwww

月曜日, 3月 26, 2007

SML(ServiceModelingLanguage)の仕様書をMS、インテル、サンやHPなど10社がW3Cに提出

よくできましたw

ではなく、このたび新しく考案されたSMLなのですが、XMLを基にしたモデリング言語のようです。
このフォーマットによって、ネットワーク、アプリケーションやITインフラ/サービス間でそれらのセキュリティ要件やパフォーマンス問題などの運用情報を交換することができるようです。
どうやらMSのDynamic System Inisiative(以下DSI)のWebサイトで、ドラフトの仕様書(英文)が配布されているようです。
で、なんでここでMSがあたかもメインであるかのようにしゃしゃり出てくるかというと、そもそもMSがシステム運用のための設計を行うと実行環境が動的に構築されるというDSI構想のために設計した「System Definition Model(以下SDM)」の発展系としてSMLが設計されたからです。
詳しくは、MSDNのHiroyasu Kitagawa's Blogの記事を参考にしてください。
上のブログにも書かれているとおり、これはすばらしいことだと思います。それは上のブログをお書きになられている方が勤めている企業が某.N★Tのような大規模な喧伝なしに一般企業に認められたことに匹敵する「Wow」でしょうねw
もし将来的にさまざまなアプリケーションやITインフラ、大規模なサービスがこのSMLに準拠し、多くのIT技術者がこれを仕事に採用したならば、世の中は大きく変わるでしょう(?。

しかし、僕が不安なのは、日本のIT企業はこういった標準化された技術やプラットフォームな技術が大嫌いで、それぞれの企業が独自の技術で独自にITサービスを構築するきらいが戦後から続いています。こういうタイプの技術を好むのはそれこそライブドアのような新興中小VBぐらいでしょう。
もちろん、NECや富士通(故意にこの2社を選んだのではなく、なんとなく思いついた2社)といった古参の企業も国際標準の技術を研究こそするのですが、生理的には嫌っているように見えます。
もちろん、企業間の競争という面で見れば非常によい作戦なのでしょうが、産業全体で見たときSMLのような技術をみんななかよく取り入れることを躊躇すべきではないです。
近頃のプリンタを見ていると企業間の競争以上に故意にWindowsというプラットフォームを避けているように僕にはなんとなくですが映ります。
特に、これからのグローバル化社会では他国の産業とこれまでならありえなかったような分野でも競合、衝突しますので、こういった技術を積極的に製品に取り入れていって欲しいものですね。

Microsoft // Dynamic System Inisiative : Service Modeling Language仕様

クリックリック♪

土曜日, 3月 24, 2007

Vistaの重さを考えてみる。

WinXPSP2が最近のうpデートで重くなった!とか、VistaはSP2なぞ比にならないぐらい重い!それにReadyBoostなんて何の足しにもならんじゃないか!?という声をよく聞きますが、Vistaがなぜ重いのかXPユーザーの僕が考えてみます。

ドライバ地獄
まず、あの異常なファイルサイズは明らかに後方互換性のための膨大なデバイスドライバでしょうねwそれがどんどんRAMにロードされたらもちろん重くなるわけです。

デスクトップサーチのインデックスや、各種セキュリティ対策処理
インデックス処理を切ったらRAMの使用量が大きく減ったという声を聞きますので(2chでw)、WinFSを採用しなかったしっぺ返し(違 であるデスクトップサーチインデックスを止めましょう。
そして、XPのものとは微妙にモデルが違うVista用IE7では、セキュリティ対策のため外部から入ってくる情報をさまざまなフィルタにかけています。どうやらこれのせいでネット閲覧やさまざまなシーンでのデータの取得などにおける体感速度がだいぶ下がっているようです。

これまで一括してカーネルモードで実行されてきたデバイスドライバをユーザーモードで実行するものとカーネルモードで実行する信用のあるものに分けた
これによってブルースクリーンを見る割合がかなり減るそうです。Win9xからNTベースになり、構造上ハングアップすることはありえないのですが、デバドラのせいでいまだブルースクリーンは時々お目にかかります。その元凶は特にグラフィック系のデバドラに多いようです。
実は、僕のマシンでもVisual Task Tipsを使っている最中よくハングアップします。シャットダウンはするものではなくさせられるもの(つまり、普段終了時は"スタンバイ"をポイントする)僕にとってハングアップはとても気に食わないもののひとつです。
これはあまり関係なかったですね(汗)。。

GDIを基本的に使わなくなった
これはかなり痛いですね。Vistaではメモリ上にGDI用のスペースを設け、そこで仮想的にアプリのGDI部分を走らせてるよう(詳しいとこはよく知らないのですが)で、そこでバッファ的に出力したものを3DブンブンであるWindows(Vista)に引き渡して描画させるので、そうとう重くなったようです。
しかし、こういった描画処理の多くはGPUに任せるようなOS設計なので、純粋に破壊的スペックが要求されるわけではないですが、どちらにせよ総処理が爆発的に増えたことに変わりはないでしょう。

一見カスタマイズしたXPとほとんど変わらず、2k→XPのマイナーバージョンアップと同じように捉えられているVistaですが、これらをはじめとするもろもろの理由によってあの異常な食欲を発揮してしまったのでしょう。
Vistaのサービスパックではなんとカーネルがアップデートされるそうですが、これもLonghorn Serverとの互換性を持たせるに過ぎないでしょう。
やはり、NTのバージョンが6になって起きたこの大きな変化を本格的にOS表層に取り入れる次期マイナーバージョンアップのほうに期待がかかるような気がします。

ビスタン...(’A`)

金曜日, 3月 23, 2007

Javascriptの面白いデモいくつか

Ajax/Web2.0ブームに乗って、ここ数年で標準化が進んできたJavascriptにも再び注目が集まってきました。そこで、Javascriptの興味深いデモをいくつか紹介します。

Javascriptでグラフィックを描画(爆)
Opera推奨。Firefoxでも動きますがむちゃくちゃ重いです。。
http://labs.flog.co.nz/raytracer/

こちらもOpera/Firefoxのみ。Canvas属性のデモです。
http://ymo.kohri.net/NPK/works/canvas_test.html
http://ymo.kohri.net/NPK/works/canvas_test2.html

Javascriptの重要性はこの業界でも日々高まっており、さまざまなプラットフォームでもマクロなどにJSは採用されているようです。Webにおいても標準化は進み、Web新技術をここではWeb2.5として特集していますが、これらの技術もほとんどJSとの親和性を確保しており、よりJSの立場は確立されてきつつあります。
ちなみにMSの.NETでもVB.NETやC#などと並んで"JScript.net"は採用されています。




こちらはFlashのデ(嘘
http://29g.net/html/b012301.php
前から思ってましたが、コーカソイド(クリステルの父に当たるフランス人等)とツンギーデ(クリステルの母にあたる日本人など)の混血ってシビリーデ(古アジア人種)みたいですね。

是非クリックして我らがMemo@Viennaの布教に(ry

木曜日, 3月 22, 2007

公示地価、16年ぶりに全国平均が上昇

91年以来16年ぶりに全国平均の地価が上昇したようです。

全国平均の地価は、工業地に至ってはすでに70年代後半並にまで下がっているので、上昇したからと言って大騒ぎするものではないでしょう。
大勢は今までと変わらないけれど、近頃の都心部回帰によって合計が0.4%だけ上がっただけのようです。
というのも、地区内で90%を占める100円だったところがすべて1%下がり99円になっても、10%を占める1000円のところだけ1%下がれば地価は横ばいで、その地区が1.5%上がれば平均値は0.25%上がったことになるからです。

しかし、バブル崩壊以前のような"上昇"基調にグラフが移ったことは国民の心理にかなり好影響を与えるでしょうね。
しかし、東京23区では住宅地で11%、商業地で15%と、中国の経済成長率のような数字を記録していることからも、一部の地方の活況に依存した"16年ぶりの上昇"であると考えられます。
ちなみに、都内全域で見ても住宅地で8%、商業地で13%という驚異的な数値を記録しています。
また、東京23区などでの活況がメディアでは強調されますが、今年の地価に限っては大阪市、名古屋市ともに商業地区は15%台の上昇率を記録しています。
ちなみに、大阪圏、名古屋圏全体での住宅地に関しては前年は1%弱の下落でしたが、今年は2%前後の上昇を記録しており、商業地では8%を記録しています。
そのほかにも、全国の10万人都市にて今年初めて地価が上昇に転じている模様です。
それでも冒頭のように都市圏の急激な地価上昇に支えられている面は否めなく、全国の5割強の地域では下落、地方圏では8割の地域で下落が依然続いています。

最近ニュースで地上げ屋が問題として取り上げられていましたが、日本全体で見てもここ最近の公共事業の削減や規制緩和によって地域差がかなり出てきているようです。

あまり関係ないかもしれませんが、日本の一人当たりGDPは4万ドル近くあり、購買力平価で見ても3万ドル強あります。そして韓国の一人当たりGDPは1.4万ドルなので、購買力平価では2万ドルほどでしょう。
つまり、日本の一人当たりGDPは韓国の1.5倍近くあり、ゆえに日本は「先進国」韓国は「アジアNIES」です。
しかし、東京都の一人当たりGDP420万円と、高知県の一人当たりGDP230万円の間には、日本と韓国の差をはるかに上回る差が存在します。

タッチする必要のないタッチスクリーン

画面の前で手を動かすだけで反応してくれるという、タッチする必要のないタッチスクリーンがCeBIT 2007にて発表されました。

GIGAZINEの記事


UMPCやiPhoneなど最近発表されたさまざまなデバイスにタッチスクリーンは採用されていますが、いかんせん画面に直接"タッチ"するので指紋や傷が画面についてしまうことが懸念されます。
そこで開発されたのがこの"タッチしないタッチスクリーン"のようです。

Youtubeにうpされたデモ動画


春休みで突然生活が変わったので熱っぽいです。。。

水曜日, 3月 21, 2007

英語版GooglePersonalizedHomepageに"テーマ"機能が搭載

英語版GooglePersonalizedHomepage(Googleのホームページにさまざまなガジェットを配置できるWebサービス)に、背景画像などを一括で変更する"テーマ"機能が追加されました。

日本語ではツカエネ。。

一日中ヒマってのもダルスだが、課題をやる気にもならん。。。

Javascriptのネイティブオブジェクトを拡張し、演算子のオーバーロードなどを簡単にするライブラリ

文字列を関数や引数として扱い、関数実体を生成したり操作したりし、演算子のオーバーロードなどJavascriptでは一般に難しいとされていることを可能にする"beyond.js"を取り上げてみます..

もう眠いし詳しく解説する気も無いので↓を参照、、、
http://la.ma.la/blog/diary_200508220821.htm

いや~すごいですね。。自然言語のようなスタイルを目指しているように見受けられますが、かなり奇抜な発想といえます。
XMLなどのデータを取得し、While文などで文字列を生成しEvalすることは僕もよくありますが、ここまでトリッキーを極めるというのはすごいですね。。

ただ、クセがありすぎ、関数型言語のテクニックが要るので、この発想をもとに自分でライブラリを書くほうが早い気もしますね。

眠い・・・

火曜日, 3月 20, 2007

前途多難な堀江被告

元ライブドア社社長の堀江被告だが、社内処分にとどまった日興コーディアル城戸社長に比べ前途多難だ。

堀江被告に、2年4ヶ月の実刑判決が下った。同じ犯罪を大規模に行った日興コーディアルの社長が社内責任で済んでいるのとは大きな違いである。まあ、今回の裁判では堀江被告の主張が受け入れられず、「実行犯である」と言う前提の下下った判決なのでこんなもんだろう。そんなことよりも日興コーディアルをどうにかしなければならない。

ところで、ここで大きな問題となっているのが"執行猶予が無い"点である。
通常このテの犯罪では"ごまかし"は執行猶予アリ、"詐欺"は執行猶予ナシである。ところが堀江被告は執行猶予ナシ-つまり詐欺師と同じ刑罰を下されることとなった。
この件が詐欺罪なら(罪状はもちろん詐欺罪ではない)、多くの企業は社長などやってられなくなる。NYのユダヤ系投機筋などは毎日詐欺罪だろうw

この点について裁判長は"世間に与える影響が大きかった"と模倣犯を防止する懲罰的な意図をちらつかせたが、刑期や執行猶予期間を長くするのならまだしも、執行猶予ナシというのは冒険的過ぎないだろうか(まあ、100%控訴すると分かって敢えてセンセーショナルな判決を下した面もあるのだろうが)。

さらに被告はこの件とはまた別にかつて複数の投資ファンドを運営していた村上被告との関係でも検察に追及され立件されている。
5億円という、"成功者"としての存在意義をそぎ落とすような一時保釈額も含め、前途多難な状況に追い込まれているといえよう。
厨学卒業しますた。。

月曜日, 3月 19, 2007

アドビ、次世代プラットフォーム「Apollo」をアルファリリース

Webアプリをローカルなアプリケーションとして実行可能にする「Apollo」のアルファ版をアドビがリリースした。


ApolloによってWebアプリケーションはローカルなプログラムとして動作し、これまでのRIA(RichInternetApplication)の枠を打ち破った、まるでネトゲのような本質を持ったデスクトップアプリとの相互通信に強いWebアプリケーションをRIA開発者は容易に実現できる。
これまでもクロスプラットフォームなRIAはWPF/EやFlashPlayer、OpenLaszlo及び、Javascriptをトリッキーに使うことで実現できたが、Apolloはこれらよりもデスクトップアプリケーションとの親和性が強く、一歩ぬきんでた存在かもしれない。

現在のアルファ版ApolloはWindows/Mac上でHTMLやJavascript/Flashを用いることができるが、将来的にはLinux版も予定しているという。

Click!

日曜日, 3月 18, 2007

Vistaが出たのでXPを買った

僕を含む関西のマニアご用達の街、日本橋でんでんタウンにて中古のXPマシンを4万円弱でGetしました。

Vistaが出たおかげで中古XPノートの値段は一段と下がり、中古品を中心に販売するじゃんぱらのような店を眺めていてもついにやけてしまうような値段になってまいりました。
ちなみに僕は諸事情ありデスクトップは使えない環境にあり、コスト的に厳しい状況に置かれてきました。以下が略歴です。

僕は昨年の今頃、4万円強でPenM1.3Ghz・MobilityRadeon9000、WinXPProプリインストールというミラクルなノートマシンをGetしたのですが、例のごとくカスタマイズ中にWindowsがあぼーんしてしまい、再インスコ・・・のはずでしたがそのマシンの欠点はCDドライブがないことだったので、HDDを入れ替えるべくキーボードなどを取り外している最中にヘマをしでかしてしま(ry

とにかく、4万円という値段と2006年春という時期に不相応なマシンを手放す羽目になり、一時期かつてのメインマシンであるWin98マシンを泣きながら使っておりました(とはいえどもメモリ330MbでWin98にしてはかなり快適な環境でしたが…)。で、その後金がたまったのでPenⅲ800Mhz(DesignedXP)のWin2kプリインスコノートを買ったのですが、これが酷く、1ヶ月ほど使っていると突然ハングアップし、起動しても起動中ハングアップ、、1~2日セーフモードでしか使えないというストレス生産機でした。ちなみに始めてハングアップしてからは2日に一回ほどの割合でハングアップし、ほとんど"セーフモードとネットワーク"の状態で使っていました。。

それをイライラビクビクしながら使っていたわけですが、晴れて今日4万円弱のWinXPノートを購入しました。
で、これはPenⅲ933MHz(Pen4に換算すると1.5GHzぐらいある・・・ねーかw)で、WinXPHomeプリインストールのマシンを買ったわけです。で、着目ポイントは
・薄い(IBMのウルトラベースのパクリみたいなのをはずすとヤバク薄い)
・無線LAN(6万円以下の中古で無線LAN内蔵は珍しいのでは)
・とりあえずDesigned for XPシール貼ってある
・XPプリインスコだが、XPのパッケージ(機種依存でないインスコCDとスタートアップガイド)付き
・1Ghz・RAM330Mbならそれなりに動くのでは、、
・CD読める(CDブートできることが重要。焼きたいのなら外付けで十分)

で購入を決意しました。
しかし、本当は欲しかった点は、、
・USB2.0
・AMD(旧ATI)でいうところのRadeon9000以上のグラフィック
・1.3GHz以上のクロック。Celeronなら1.5
・もうちょっとかっちょいい見た目
・輝度

です。。
でもこの値段で無線LAN内蔵というのは本当に想定外だったのでびっくりです。Firefox(Firebug)や、サクラエディタ、JTrim、Noahなどいつものフリーウエアをインストールして、適当なブックマークを加えたのですが、久しぶりに2kからXPに舞い戻ってきたのでちょっとWindowsをカスタマイズしてみました。
このレベルのマシンでのカスタマイズの重要なポイントは「動作が重くならないカスタマイズをする」です。
重くなるカスタマイズとは、影をつけるとか、Blindsみたいなのを常駐させるとかです。
一応アイコンとテーマ、ブート画面やログイン画面を差し替えてみて、常駐はStylerだけ採用しました。Windowのドラッグ時は非表示にするなど、中途半端なところで軽量化も図っています。

(ブラウザはIE7風テーマを入れたFirefox)


明後日で中学卒業式、、私立中高一貫の内部進学なので実感ないですがもうすぐ高校生です。赤点取りすぎると留年なので気をつけな(ry

土曜日, 3月 17, 2007

Windows Vienna

次期Windows(code name : Vienna)の情報が早速増えてきましたので,それを中心にこれからのWindowsのリリース情報を軽くまとめました

1月にVistaが発売されましたが、すでに11月の時点で製品版VistaとLonghorn Server(鯖版Vista)のコードは分岐しており、Longhorn Serverの新しいカーネルとVistaのカーネルは異なったものになります。
そこで、新カーネルを元に構築したVista SP1(code name : Fiji)が配布される予定らしいです。サービスパックでこれほどの規模のカーネルのアップデートが行われたことはこれまでない(WinXPのSP2もなかなか大規模なリリースでしたけどね)ので、期待してよいようです。

そういったVista世代のサポートと同時並行して次期Windows(code name : Vienna)の作業が進められます。2009年に発表が予定されているViennaはVistaのマイナーバージョンアップのようで,Vistaのサポートと同時並行して開発された新技術のうちFijiなどで投入されなかった分を製品としてうまく組み上げたものになるようです。
つまり、WinFSやHypervisorといった技術がViennaには組み込まれるわけです。
そうなってくると,必然的にViennaの一般ユーザーにとっての存在価値は2000に対するXPがそうであった以上に革新的なUIに依存するでしょう。そのためOffice2007でボタンとリボンを中心とした新しい世代のUIを開発したチームが、新しいUIのExplorerをViennaのために開発しているらしいです。

Vistaの次のメジャーバージョンアップ―つまりWindows NT7.0は2011年になる模様です。
しかし、Vistaが2007年ならFijiが09年、Viennaは11年という予測(これは2年ごとにOSをアップデートするというMSの方針に従ったごく自然なものです)もあるぐらいなので,NT7.0の11年のリリースは難しいものといえるでしょう。

なんか熱っぽいんだけど・・・(汗)

キー部分が有機ELディスプレイのキーボード

全キートップが有機ELディスプレイで出来ており,好きなアイコンなどを表示できるという画期的なキーボードが登場したそうです。

GIGAZINEの記事


少し前に,機械から机に向かってキーボードが描かれるように光が発され,そのキー部分にタッチするとキーボードとして機能するというなんとも近未来感あふれる、(暗い場所で使えば)幻想的なキーボード(確か3万円ぐらいだったと思う)の話を聞いたことがありますが,こちらもなかなかアイデア商品ですね。
で、気になるお値段はなんと17万円もするそうです。まあそんなもんでしょうね。。光のキーボードよりも製造単価高そうだし。

製品名は,"Optimus Maximus"だそうです。


もうすぐ春休み♪

水曜日, 3月 14, 2007

昨日、朝鮮総連を遠まわしに非難するNHKの番組を見ましたが

NHKなどの日本のプロパガンダ機関による朝鮮系組織への非難や、かつては"進歩的国家"であったのにたちまちのうちに反北朝鮮的世論を形成するなど,近頃の政治家、官僚は景気対策も始めかなり忙しそうです。それでは、どうしてここに来て北朝鮮を挑発しているのでしょうか

TVのワイドショーなどでは、一連の日本による特定アジアに対する煮え切らない態度や,挑発的行為などを"拉致問題解決のため~~"と説明しているらしいですが、それは論理矛盾と言うほかありません。特定アジアと日本の仲が悪くなったら何が起きるのか、それを誰も考えていないのでしょうか?
簡単な話です。日本と東アジア諸国に軋轢が生じれば,東アジアは緊張し,米軍は東アジアを重視―つまり日本にとっては東アジアにおける米軍勢力の延命につながるのです。
現在のアメリカの経済成長は、通貨の大量発行やそれに伴う多方面でのバブル、そして購買力平価に対して矛盾しているドルの基軸通貨としての評価によって支えられている面が多いことは否めません。
当事者である共和党政府も、M3を非公開にしたり,"テロとの戦い"と称してクリントンによる経済覇権時代の"世界の警察"アメリカ軍のグレードダウンを図るなど工作に暇がないようです。
変わって中国はここ20年近く高度成長を続けており,超大国になろうとしており,実体としては超大国と言って過言ではない規模になりつつあります。どうしてこれまで"国際社会"を形作りさまざまな形で利益と成長を独占してきた日欧米はこれは許容しているのでしょうか?それは、西側諸国の中でもっとも規模の大きいアメリカの一枚岩で無い事情があると考えられます。
アメリカは全体主義勢力を一掃した戦後,世界を資本主義と共産主義圏に分ける"冷戦"を始めました。この体制はアメリカとイギリス(の上層部)にとって非常においしい体制と言えます。
アメリカのユダヤ勢力を始めとする"アメリカン・ドリーム"を掲げる資本家は、"資本主義諸国の協調"という大義名分と共に当時急成長下にあったヨーロッパ(と日本)に堂々と投資が出来ます。特にユダヤ人は,かつて差別されていた頃に"下品"と言われた"お金を弄る仕事"をあてがわれていた関係で巨大な資金力を抱えており,それらキャピタルのゲインでその巨大な権力を維持している側面があります。そのためアメリカ以外の有望な投資先をユダヤ人などNYの投資家/投機筋のために用意してやることは米政府の仕事のひとつと言えます。
またイギリスも,冷戦下においてアメリカとの協調や日本などとの連帯感を維持することで既にヨーロッパのパワーは凋落気味であったにもかかわらず"ヨーロッパ"の規模は以前と同等なまま維持することが出来た(つまり、共産主義勢力を始めとする外部勢力の進出を最低限に抑えることが出来た)のです。そして、日本は超大国アメリカが国力を冷戦に投じている間に,革新的な製品を開発し,世界の市場に送り出すことが出来ました。

このように旧来の先進国の利害を完全に満たす"冷戦体制"ですが、80年代ヨーロッパの成長が減速し,ユダヤ人などにとって有望な投資先でなくなると同時にその終了が議論され始め,すでに経済、財政共に実質上破綻状態にあったソ連との間での合意はすぐになされ,89年年には冷戦終結,91年には保守派のクーデターが失敗しソ連は崩壊。後継の"ロシア連邦"には事実上アメリカの傀儡政権と言えるエリチィン政権が樹立されました。エリチィンはクーデター阻止にもっとも有望な働きをした人物でもあり,このことから末期のソ連にどれだけアメリカが影響力を行使していたかが想像できるでしょう。
そして、冷戦が終わると新たな投資先として東アジアが目をつけられ,投資バブルとその崩壊がアジア通貨危機という形であらわれたわけですが,冷戦という半世紀にわたる長いスパンの国家戦略によってアメリカはNYの投機筋に匹敵する政治的お荷物を抱えてしまいます。それが"軍産複合体"です。
アメリカの軍産複合体に予算を投下するべく,冷戦を終わらせた父ブッシュは"大麻戦争"を(冷戦時南米の共産主義国における反体制勢力を支援するため中央情報局が大麻の育て方を教えたため合衆国含むアメリカ大陸全土に大麻が蔓延した。冷戦後まずこれを掃討しようとした)始め,クリントンは本格的に北朝鮮への軍事制裁を計画するなどしました。しかし、ブッシュ(子)が大統領に就任すると突然例の9/11がおき,軍産複合体にとって十分すぎるほどの餌(アフガンやイラク,イランなど中東諸国からソマリアなど北アフリカ諸国に渡ってアメリカは軍事的介入を行っている/行おうとしている)が与えられ,米政府は予算を大盤振る舞いしました。これによって生じる借金の帳消しが冒頭のM3非公開へとつながることになったのでしょう。
そして、ユダヤ勢力への餌である東アジアでは幸運にも中国が急激な成長を達成しているので,中国中心の安定した東アジアを構築させ,そこに欧米から資金が投資されるという環境を目指すとともに、精一杯のふところ事情を好転させるべく、どんどん軍事力をはじめとする各種覇権を撤退させています。

そんななか、日本は脱冷戦体制のため憲法改正などさまざまな議論を進めているものの旨く言ってるとは言い難い状況です。その状況下で出来るだけ時間稼ぎをすべく、東アジア諸国との緊張関係を作り出し,米軍を駐留させようとしているのではないか、と僕は思います。

つまり、東アジアにおいてアメリカはユダヤと日本に別々の方向に引っ張られているわけです。
しかし、ユダヤ権力を米政界は無視するわけには行かず,アメリカの多くの先端産業が日本の中小企業による低次元な技術によって支えられているので日本を無視するわけにも行きません。
そこで、運良くか悪くか分かりませんが、現在左翼勢力が政権を握っている韓国からとりあえず米軍を撤退させようとしているようです。

しかし、韓国から米軍を撤退させるなどは常識的、倫理的?に考えて絶対にあってはならないことです
アメリカはこれまで自国が脈々と開発してきたその覇権をどう考えているかは知りませんが,かつては共産主義の防波堤として,現在では、完全には信頼できるとは言い難い中国の過度な影響力拡大を抑える防波堤となっている韓国からそれの軍事的支えとなっている在韓米軍を撤退させるとは,本来考えられないことです
具体的に言えば,普通なら在日米軍を減らし在韓米軍を増やすことはあっても、在韓米軍を減らすどころかなくし、わずかな在日米軍を維持するなどありえないことです。
まあ、それだけ日本の外交力も捨てたものではないと言うことでしょう。
しかし、もし冷戦体制からの切り替えに日本が失敗したらここ1500年近く築いてきた東アジアにおける特別な立場を失いかねないので,頑張って当然と言えば当然でしょうね。

僕はこれが、小泉元首相が頑なに靖国神社に参拝しつづけたり,安部首相が東アジア諸国が交換をもてないであろう振る舞いを敢えてしている理由の一つだと考えています。
まあ、一般国民も2chなどで"釣り"をしている国ですから、国家も"釣り"上手なのでしょうねw
国家ぐるみの完璧な釣りなどアホな国にはなかなか出来たものではないですよ。


enjoy Korea!

HTML5?んなアホな!?

前世紀の1999年、Webの標準規格策定機関であるWorldWideWebコンソーシアム(以下W3C)は、各社のワープロで作られたデータの標準化のために定義されたメタ言語"SGML"以来となる新しいマークアップのためのメタ言語"XML"を発表し、ほどなくXFormやXPathなどのXML関連技術を発表しました。同年には、標準規格の事実上の無効化が起きていたHTML4.01に関してもXMLで定義しなおした"XHTML1.0"が発表され,ほどなくXHTML1.0Strictの後継であり,完全なXMLベースのHTML言語である"XHTML1.1"も発表されました。現在はXHTML1.1の後継でありリッチなWeb2.0時代のWebアプリケーションの設計に最適化された"XHTML2.0"の企画策定が進んでいます。

ソース:@IT

ここで、軽くHTMLの歴史について触れてみましょう。
ヨーロッパのある小さな化学系の研究所では、ドキュメントを全てコンピュータで管理していました。
ところが、ドキュメントが増えていくと特定のドキュメントを探すのにまるで紙データのような時間がかかったので、特定のキーワードを設定しておけばそのキーワードで設定されたドキュメントにアクセスできる、という"リンク"の概念を考えたのです。
これに、画像の表示や文字の装飾等ドキュメントに必要な最低限の要素を定義したのが、"HTML1.0"です。

HTML1.0に対応し,いわゆるネットサーフィンが通信回線上で出来るようになった画期的な製品が"NCMA Mosaic"です。この最初のWebブラウザを拡張し,より実用的になった"NetscapeNavigator (以下NN)"が米Netscape社からWindows3.1や95向けに発表されたことが"Web開闢"と言えるでしょう。
その後インターネットの可能性に目をつけたMSが、独自の"The MicroSoft Network"によるネットワーク対応から大きく前進し、"InternetExplorer(以下IE)"というNNと同等の機能を無料で実現するソフトをWindows95のOSR2にバンドルしました。
それ以来NNとIEによるWebページの表示機能の拡張競争が激しく行われ,さまざまな装飾効果を実現する規格外のタグや、規格などほぼ無法状態のJavascriptを拡張しつづけました。
こうして、Webページの標準は失われ、本来の"Webページ"から、実情としては"IEでみれるWebファイル"、"NNで見れるWebファイル"といった感じになってしまいました。
そこで,再びWeb標準を取り戻すべくIEやNNが開発したものの内実用的な規格外タグを取り入れた新しい"HTML2.0"がW3Cから発表されました。
しかしこれは事態の根本的解決には全くならず,再び"HTML3.2"をリリースすることとなるのです。
HTML3.2の最新版である"HTML3.2 Final"は非常に柔軟で、「ルール違反だろ」ともいえるようなタグまで許容されるもっとも大きな?規格なので、今日でも多くのWebサイトがHTML3.2を利用しています。そのため、Webブラウザ側もHTML3.2に対応せざるを得ず,その後に冒頭のようなXML至上路線がとられた今日でも悪循環?は続いています。

しかし、1999年にHTML4.01が発表されて以降(HTML4.01は FramesetというHTML3.2互換版と、TranslationalというFramesetからフレーム機能のみ除いたものと,StrictというXML的なマークアップとしての正しい記述を要求する規格の3セットとなっている)、冒頭にあるようにXM;至上路線がとられ,HTML3.2→HTML4.01≒XHTML1.0→XHTML1.1→2.0というバージョンアップが行われました。


これで"HTML"というWebクライアント技術の辿ってきた道のりは簡単に理解できたと思います。しかし、XHTMLのバージョンアップはデータ交換用フォーマットであるXMLとそのサブセットへの対応や仕様のモジュール化ばかり優先され,活気あるリッチなクライアント技術へのHTMLの対応は遥か昔HTML3.2以来おざなりにされて来ました。

現在策定が進んでいるHTML5.0?は、Webにおける基盤であるHTML新しい風を吹き込み,健全で快活な新しいWebを目指しているといいます。
実際,ここ数年のXML化によってユーザーエクスペリエンスを実現する各種外部技術とマークアップとしてのHTMLの分離は進んだものの,これ本当にWeb上のドキュメントの標準としてのHTMLの正常な発展を促してきたかと言うと微妙でしょう。

僕としては、一見すると、Web技術は標準化が進んできたように見えますが,"弱い"HTMLの表現力が各社ばらばらのプラグインに依存している現状は、実は真の意味でのWeb標準化から遠い方向に進んでいるのではないでしょうか?つまり、HTMLはもっと、Web上で相対的に"強い"技術であるべきではないのではないでしょうか?という疑問にHTML"5"が答えてくれることを期待したいです。
まあ、HTML5の存在がリークされたからこう書いてみただけで、本心としてはこれまでのWeb2.0の方針でぜんぜんおk、というかその方針でまだまだ進むのでは?と思っているんですがね・・・

期末考査があぼーんして、鬱な状態なので文章が支離滅裂ですが許してください・・・

火曜日, 3月 13, 2007

TBSに捏造報道の疑惑がまたや持ち上がる

格闘技の桜庭氏が2chそっくりの匿名掲示板で非難されている様をTBSが報道しましたが、Google検索で似たようなページが全く検出されなかったことや行間の長さがばらばらであることからν速では"捏造報道"ではないかと問題視する書き込みが相次いでいる

スレのまとめ記事


昨日のニュースヘッドラインのようにTBS捏造ヘッドラインをまとめてみました。
これだけビックリな事件だからぐぐったら関連ページがTOPに出でくると思いきや,既にTBSは各種捏造を過去に複数回繰り返していたため,過去のさまざまな捏造事件が引っかかりました。

TVに対する米国民信頼度世論調査の捏造疑惑

TBSによる数々の捏造報道をまとめた訴状?

石原都知事の発言を捏造し,ワイドショーまで組むという大掛かりな捏造(これに関してはさすがのTBSも謝罪をしたが、石原都知事の更なるイメージ悪化につながったことは間違いない)

ハイパーソニックを聞けば頭がよくなるという特集は捏造!?

柳沢厚労大臣の発現を間違って報道

安部首相は戦前中国で生物兵器を開発していた悪名高き旧731部隊と関連性があるの!?

困ったもんですな..表立った分でもこれだけあるのなら、アニメなどのコマの間に刷り込んだりするわかりにくいケースは浜の真砂ほどあるでしょうね。

月曜日, 3月 12, 2007

2007/3/12のニュース

今日も色々なことがありました。それをヘッドライン風にまとめます。

アーレフ上祐氏、新団体設立の布石にmixi参加

  またマスコミがここぞとばかりに叩いていましたね。mixiの彼のページや、コミュでも散々なことが書かれていました。それも、ねらー風な人がノリで叩いているのではなく、マジレス叩きが相次いでいますね。
  こちらのリンクが上祐氏騒動には参考になると思います。

携帯業界に異変?

 ウィルコムがCATV網を使ったPHSエリア拡大実験に成功したらしいですが、規制緩和によって他の携帯電話ベンダとは一線を画した格安なサービスをエンタープライズ向けに提供してきたウィルコムの牙城が侵食され始め,営業モデルの再考を迫られています。次々と新サービスを発表し耐えしのいでいますが、これまでのような調子で商売は続かないでしょう。
 しかし、ウィルコムのみが危機に迫られているわけではありません。今時珍しい護送船団方式によって世界に類をみないハイクオリティなサービスを実現した日本の携帯電話ベンダですが、護送船団方式であるだけに価格の問題によってせっかく技術を持っているにもかかわらず国際的な競争力は低く留まっています。この状況を改善すべく会合が開かれたのですが,そこに総務大臣が直々に登場したとのこと。

MSがMSN版IE7公開。

 IE7はFirefoxのようにYahoo!版を始めとしてさまざまなリメイク版が出されていますね。MSN版ではMSNのチャンネルやWindowsLiveとの連携が強化されている模様。例によってWin2kは対象外です><;

MSのWebプラットフォームWindowsLiveに"Searchボックス"追加。

 ユーザーが自分のHP/BlogにWindowsLiveのサーチボックスを組み込んだり,WindowsLiveでの検索時にも初級/上級選択や,サイト内検索を始めとする検索マクロへの対応などがあります。これでこそWeb2.0ですね。

インテルが最大消費電力50WのクアッドコアXeonの出荷開始 


いちいちまともな意見を書いていたら汚くなるので今日はこういう形になりました。。

日曜日, 3月 11, 2007

ASUSが世界初のSideShow対応ノートを発表

ASUSがSideShow対応ノートPCを発表したそうです。カッコイイですね

SideShowの話は,Longhorn時代から僕も聞いていたのですが、MSの一人騒ぎだとおもっていました。実際にSideShowガジェットや対応したマシンも開発されていたのですね。。

で、Longhorn時代の聞きかじりでは、確かSideShowは、むっちゃしょぼくてもとにかく液晶画面を持ってればSideShow対応で、PCが起動して無くてもその液晶にAPIを通じてアプリがアクセスできる、みたいなコンセプトだったはずです。

しかし、ASUSが新しく発表したノートは革張りのものもあり,なんか昔の情報機関が使ってそうな高級感あるモノが多いですね。2~30万の高級ブランドとしてコンシューマ市場での立場を確立したいそうです。

最近更新が激しいですので、ブログランキングも結構いい感じで推移しています。

Lunascape4は結構イイ


僕はSleipnirとかLunascapeとかDonutのようなIEコンポーネントを使いまわしたブラウザが嫌いなのですが,諸事情あってスレイプニルをインストールしたのでついでにLunaも入れてみました。いや、、Lunascape4はなかなかいいですよ。

僕はWin2kユーザですが、Win2k/XP/Vistaで動くそうです。

Lunascape


考査終わった・・・もう点数を回復するチャンスが無いと思うと逆に悲しい。。

土曜日, 3月 10, 2007

生きるとは-2

まあ、人類がかなりの長いスパンで人生を考えられるということが分かりましたが、実際それは私たち個人にどのような影響を与えるのでしょうか?

まず大事なのが,生物学的限界(120歳)を超えた延命を何故するのかという動機です。それは一言"死ぬのがイヤだかから"でしょう。それでは、何故死ぬのがイヤかというと、皆口をそろえて,"人生を終わらせたくないから"と語ります。しかし、本当に死は人生の終わりを意味するのでしょうか?
何故こんな疑問を抱くのかというと"死が人生の終わり"なら、私たちにとって死とは人生の終わりではないからです。これは一見矛盾しているように見えますが,ぜんぜん矛盾していません。
それは、死という事象が個人に発生した瞬間個人の人生が終わるなら,個人は死を"体験"することは出来ないはずであり、よって個人にとって"人生の終わり"は存在しないはずだからです。
まあ、"死"という事象の最大の特徴が"私たちにとって認識できないこと"であることでしょう。"死"が発生した瞬間,個人は無に帰ってしまいます。それなら何年生きていようがそれはあまり問題ではないはずです。しかし、せっかく1度しかない人生を生きているのだから、それをより長く楽しもうというのは正常な概念でしょう。

さて、ここから少し理屈っぽい話になりますが、そもそも"生/死"の概念について考えてみましょう。
もしあなたのからだの全てが機能停止したならば、それは死んでいるといえます。しかし、あなたが既に子供を産んでいるのならば、この問いに対する答えは複雑なものとなります。
男性の一部である精子と、女性の一部である卵子はそれぞれ減数分裂により通常の細胞の半数しか染色体をもっておらず、これらは融合することによって全く新しい性質の細胞となります。これが胎児です。胎児が細胞分裂を繰り返し,新しい個体としてデザインされます。しかし胎児は無から発生したものではなく、生殖細胞の変形であることは間違いありません。つまり、ヒトの細胞はがん細胞を除き限られた回数しか細胞分裂が出来ないはずなのに,生殖細胞に関しては脈々と自己の複製を作りつづけています。つまり、生体を構成する細胞が生き残れば個体は生きている、と定義するなら子供を産んだ人は仮に体の全てが機能停止しても"死んでいる"とは言い切れないのです。
しかし、人類はこれを当然のように死に含めています。それは、人類が心の底では意識のある状態を"生きている"となんとなく感じているからではないでしょうか?しかし、ゾウリムシのような単細胞生物にとって"生きている"とは、頭でモノを考え、それを言葉で表し,それによって新しい問題を発見し,それを脳に投げ、かえってきた情報をまた言葉で表し・・・ という人類にとっての"意識のある―生きている"状態とは異なっているのではないでしょうか?
しかし人類はゾウリムシが自律的に動いているのをみて"生きている"と判断します。
つまり、生物にとって"生きている"概念(生きていることに感じる価値)とはそれぞれ異なるわけです。最初の生物は自己の複製を繰り返す単なる化学物質だったのでしょう。それがより効率的に複製をするものが生き残っていった結果、今日のような複雑な生き物となったのでしょう。また、効率的に複製をするといっても今日ではその競争は同じ種間でのみ最も激しく行われるので、仮に生物としてみれば生殖能力が弱くとも、グループの中では優位に立てればそれが主流となります。(たとえば絶倫バカマッチョと、子供を何人でもエリートに育て上げることの出来る金持ちひ弱では、後者の方がグループの中では生殖的に優位にたち,前者は淘汰されるが、グループのほとんどが後者の子孫となった時,種全体としては生殖的に劣った存在となる。実際,一般的な旧世界ザルから優秀なホモミドが分岐した当初はホモミドは最も繁栄していたが、現在より優秀でネオテニーなものを追求したホモミドは種としては非常に脆弱であり,ゴリラやチンパンジー、ボノボ、ヒトなど数種類しか生存していない。旧世界ザルは繁栄を極めている。しかし、旧世界ザルよりもミジンコの方が種としては繁栄している。旧世界ザルはミジンコ類に比べ種としては脆弱である)
結局、生き物も物質の集合体であることに変わりは無く、我々人類は言語を使って意識を表しているけれども言語は突然変異によりホモ・サピエンスの喉の位置が下がってしまったため鳴き声のバリエーションが極端に増えただけであり,世の中を個体が把握しやすいように分節化するという本質は変わっていません。
なんだか物が言葉に対応しているように我々は錯覚することがあるけれども,言葉は鳴き声の延長であることは隠然たる事実であり,故に物が言葉に対応しているのではなく,言葉は勝手に世の中を分節化しているに過ぎません。言葉はそれほど高尚なものではないのです。
そして、言葉を使っていないミジンコが言語というものを想像することが不可能なように,私たちは言葉に代わる次世代のインフラを想像することすら許されないのです。
言葉が最新のインフラである私たちは自分の脳を"言語処理"と"言語で問題を渡すと解決してくれる脳(言語処理以外)"に分けることしか出来ません。ミジンコも与えられた最新のインフラと"それ以外"に世の中を分けているでしょう。しかし、言語処理とそれ以外という形でしか自己を把握できないわたしたちはミジンコの気持ちになることはできません。

そして、ミジンコも私たちも与えられた最新のインフラが機能しなくなると生きている価値を失ったように感じ,"死と実質的に同じだ"と考えます。私たちは永遠に意識を失うなら仮に小脳が体を管理してくれていてもそれを100%生きているとは思わないでしょう。

結局,生きていることも死んでいることもそれほど差は無いのです。もっとも、認識できない"死"について論じること自体が無意味ともいえますが。

まあ、仮に何万年、何億年も生きることが出来てもそれが幸せかどうかはわかりません。
今は標準と思っている自分の能力が,人類が進化するにつれてだんだん相対的に劣ったものなっていき,永遠に生きると考えるとサルどころかカビ扱いです。人類の本能を考えると人為的に進化を止めることも難しいでしょう。
人は数千年で肌の色が変わり,数万年で骨格などが変わり,10万年のスパンでは本格的に遺伝情報が異なったものになっていきます。そう思うと,ある地点で無に帰るのも永遠に生きることに比べれば悪くは無いのではないでしょうか。選択は「いつかの時点で無に帰る」か「永遠に生きるか」の二つに一つなのですから。

まあ、生き物は自分の与えられた環境しか見えないので,自分と同程度のレベルの人間だけ集め,仮想的にその時代を再現させれば結構幸せな人生が送れるのかもしれませんね。しかし、途中で未来人類がそれを壊しても気づかないまま無に帰るならどっちにしろ同じと思うのは僕だけでしょうかねえ?

スンスン・・

生きるとは-1

かの有名な東京Kittyさんのブログで,人生1000年時代はSFでもなんでもなくなったということが述べられていました。脳等の神経系中枢部を他の肉体とは別に安全なところに移し,それでもって脳内でのガンやその他疾患を防ぐことにより,近いうちに人類の寿命が極端に伸びるらしいです。120年も夢じゃないと仰ってますね。例のごとくLivedoorニュースでガン医療が進歩したという記事があったのを見て大げさに話を広げているようです。

で、Livedoorニュースの内容によれば,がん細胞をアポトーシス(自滅)させる引き金を見つけたとのことです。通常の細胞にはテロメアというものがあって、分裂のたびにそれが縮み最後には分裂できなくなるのですが,がん細胞は無限に分裂を続けるのでアポトーシスかネクローシス、若しくは栄養失調にならない限りその命は増殖を続けます。要するに永遠の命を体現してるわけです。それだけなら構わないのですが、人間の体はまるで社会のように個々の細胞が影響を及ぼしあって生きているので,ある一種の細胞が永遠の自己の複製の生産と自己の延命を保証されてしまうとたちまちのうちにバランスが崩れ、具体的には、ガンの塊が他の組織に衝突し傷つけ人体が正常に動作しなくなるのです。それでもガンは繁栄を続けようとするので,ほうっておくと遠からず母体は完全に機能停止(脳死)し、3時間後には個々の細胞も完全に生命力を失い体のあちこちに飛散したガン組織も延命できなくなります。
アメリカでは冷凍保存が流行っているようですが、もし人体を冷凍保存するには,3時間以内に死体を保存処理にかけなければなりません。それだけでなく、冷凍時には細胞にダメージとならないように瞬間冷凍しなければなりません。通常物質は表層が冷え,冷凍庫などに入れてると徐々に内側も熱を失っていくのですが,瞬時に物質の3次元的な全ての領域を凍結させるというのは至難の業です。それ以前に、脳死から3時間以内に研究所に持っていくというのが難しいでしょう。もちろん死後の組成というものは完全に不可能というわけではありません。宇宙ステーションのような形の建造物の中で全ての人類が暮らし,生存反応が無くなったらすぐに必要な処置に入ればいいでしょう。瞬間冷凍もひとつですが、細胞が機能している2~3時間の間に肉体を再構成するという手もあります。(そもそも冷凍保存というのが未来に肉体を再構成することを前提にしているのでしょうが)

まあ、死後のサポートの話は置いといて、寿命の伸張に話を戻しましょう。現在多くの人はガンによってくだくだになって死んでいくのですが、ガンがほぼ完全に回避できるというのは無限の命という夢にとって大きな進歩でしょう。これによって、東京Kitty氏は平均寿命120才が見えてきたといいます(哺乳類は最大で性成熟までの年数の5倍生きれるので,人類の性成熟を25とすると理論上125歳までの生命活動が可能)そして、アルツハイマーなどの脳の疾患さえ解決できれば,補助的な人工器官などを使って2~300年の寿命が得られるといいます。個人的には、脳卒中やもやもや病のような血管の病気が非常に難しいと思うので,脳の疾患の根本的な解決はまだまだ遠いでしょう。で、最終的には肉体を完全に人工のものに切り替え,脳と染色体情報のみ保存し遠隔的に操作すれば1000年単位の寿命が得られるといいます。そういえば、イスラエルが永遠に生きるがん細胞の特質を活かした、延命のための研究をしており,この成果が2030年ごろに出るらしく、そのときに50歳未満なら全身の細胞の移植に耐えられるらしいので,人類の死は事故死のみとなる、見たいな青写真を描いた話を聞いたことがあります。

まあ、死の根本的な原因の除去と、偶然の確率的な事故死が起きた後のサポートさえしっかりすればかなりの寿命が得られるでしょうね。

スンスンスーン

金曜日, 3月 09, 2007

MSのWeb技術に嫉妬

いぜん、Web2.5特集の中で、MSのWeb2.0に対する意気込みを書きましたが、やはりMSはWeb技術をかなり重要視しているようです。

Japan.internet.comコラム/DevX

MSAjaxLibraryなるものを使い,VS2005でドラッグアンドドロップを実現する手法を説明しています。
まあ、D&DぐらいならテキストエディタにJavascriptゴリゴリ書いても容易に実現できるし,Dojoとかを使い、またJavascriptのための高度な開発環境を使えばVSほどではないにせよ作業時間を短縮できます(遠まわしにEclipseを宣伝しているわけではありませんよw)。

それでも、こういったものを見ているとMSのWeb開発環境に嫉妬しますね。LAMP(LinuxApacheMysqlPhp)もMSに潰されるのかな・・・

そうそう、全く関係ないですが、なんか8GBのSDHCが発売されるそうです。

丸暗記した英作が英語Gのテストの最後の大門に回されてて,時間が足りずに14点損したのですが・・・ ・・・マジ鬱・・・

木曜日, 3月 08, 2007

WindowsMobileが女性を含めた非オタ向け製品になろうとしてることがとり上げられてるが

この2日ぐらい、WindowsMobileの"非オタ化"があちこちのIT系ニュースサイトでとり上げられていますね。

WindowsMobileとかWinCE系のOSを搭載したオタ向けPDAや、UMPC、Brackberryなどは日本では「マニア・キモい」といったイメージがありますが(冷戦等を題材としたのスパイ映画に頻出するところを見ると、もともとこんなイメージはなかったと思われるが、機械に弱い日本人女性がこういったイメージをつくり、多くの女性ageage男性も乗せられた)、海外では普通にビジネスの場面にBlackberryやPDAを使ったりしているようで,日本での携帯電話以外のモバイルなデバイスの普及が異常に遅いことに目を着けたMSが、ついに自社のWindowsMobileを使い市場の開拓に挑戦をするようです。
で、MSもバカではないので今日の日本における状況を根本的に解決するには,こういったオタ向けツールを女性に持たせることが最速の策だと理解しているようで、WindowsMobileは経営的にも製品ラインナップ的にも若い女性を新たな主要ターゲットとしつつあるようです。

まあ、オタだと真っ向から否定できないぐらいIT技術のクールさをアピールできれば近い将来は携帯みたいに日本でもBlackberryやPDAが普及するでしょうね。
まあ、XPにしろVistaにしろGUIをカッコよくしているのは理解できないことはないですが、日本の女性はああいう"機能美"的なデザインは理解できないでしょうね。


今日のテストがボロボロだったのでちょっと自虐的な記事になりました、、

水曜日, 3月 07, 2007

RHEL5(Red Hat Enterprise Linux 5)もうすぐ発売。CentOSは未定

RHEL5発売が2007年3月14日に正式決定したそうです。

GIGAZINE


昨年11月にBetaが、1月にBeta2がリリースしたRHEL5ですが、先週金曜日に発表されたRC1をもとに14日には正式版が公開されます。
ちなみに、Fedoracore6がリリースするなどとの兼ね合いでRC2/3は踏まないと決まったそうです。
RHEL5ではLinuxカーネルを以前の2.6.9から2.6.18に変え、また仮想化技術Xenを採用しています。また、RedHatが新しく開発した"Red Hat Cluster Suite"という負荷分散機能をもつIPロードバランサと高可用性クラスタを搭載しているそうです。

ただし、RHELから商用部分を切り取っているCentOSの次期リリースは未定。

まあ、僕はRHELを使うことは無いのでねw サーバといえばBSDが良いと聞くのですが、FedoraとかCentOSよりBSDの方が安定してるんですかねえ?

火曜日, 3月 06, 2007

Web2.0風チャットサービス"Lingr"スタート

Web2.0風チャットサービス"Lingr"が登場しました。

正直言って、ヤヴァイです。もう最強。ある意味mixi超えてるかも。チャットサービスでここまで高機能化できる発想が凄い。試験勉強の関係で30時間ほど寝てないので、レビューは(ryですが、もうヤバイです。

Lingr

Room"w386"も一応作ってみました。。


眠い・・・コーヒー1リッターは追加投入する必要アリだ、、

ロスチャイルド夫妻がヒラリーをバックアップ

ヒラリーを強く支援しているリン・フォスター・ロスチャイルド女史と夫のイヴリン・ロスチャイルドがヒラリー・・・つまり民主党を応援しているそうです

イヴリン・ロスチャイルドといえばロンドン・ロスチャイルド家の人間であり、ロンドン・ロスチャイルド銀行会長であるため金の(ロンドン市場での)"値決め"の権限がある5人の内の一人です。いわば、ユダヤ利権の代表者とも言えるでしょう。
通常、世界の金融資本を握ることが権力の源泉の大部分を占めるユダヤ利権の考えは共和党にマッチしているように見えます。共和党は"テロとの戦いに向けた米軍再編"という名目で、世界の警察として配備された米軍の覇権を世界から順調に引き上げつつあります。既にヨーロッパのパワーは実体の無いものとなりつつある今日、唯一のスーパーパワーであるアメリカが発展途上国への干渉に興味をもたなくなると、発展途上国が独自に経済発展を模索することが可能になり、近いうちに日欧米―そしてそれら先進国の上層部に極端な権力を集中させることは難しくなってくるでしょう。しかし、同じ上層部でもユダヤ資本に限っては事情が異なります。彼等は金融資本のコントロール権を得ることによって利権の多くを維持しているため、先進国の影響力が薄れ、発展途上国が独立した投資対象となることは彼等の繁栄の延命につながります。

戦前は欧米での権力拡大に必死であったNYのユダヤ利権は、戦後になり冷戦体制のもと防共を名目に、成長するヨーロッパで堂々とビジネスを展開し、莫大な利益を得ました。ところが80年代にもなると先進国においてこれまでのような爆発的成長は完全に見込まれなくなったので新保守派のレーガンなどが冷戦を終結させ、今日のような、世界の単一市場化を目指すネオコンがヤマを張る共和党となったのです。
覇権の急激な低下を恐れた民主党のクリントンなどは"覇権"と"投資"の両方を満足させるべく"経済覇権"を提案しましたが2000年にITバブルが崩壊、政権は再び共和党のブッシュの息子に移りました。偶然にも起きた911の力を得、彼は強硬な外交を展開し、世界中での求心力を失わせました。またもや偶然にも表面化した北朝鮮問題を皮切りに、アジアのことはアジア(中国)に任せるというスタンスを実質上明確化しました。アラブ地域ではアフガン、イラクともに制圧はしたもののアフガンのNATO統治は大失敗し、今のところタリバン回復の時間稼ぎとなっています。そして、せっかくイラクを完全制圧したにもかかわらず、新しいロードマップでは"空母"の投入など明らかにイランを意識しているとしか思えません。また、外交官の拉致や北朝鮮では穏健に終わらせている核問題においての強硬な姿勢などイランに対する挑発行為も繰り返しています。このように、アメリカのアラブ外交はこれまでの親欧米的な一面もあったアラブを意図的に混乱に陥れています。また、これによってキリスト/イスラムの宗教問題も表面化し、東南アジアでも混乱が発生しています。

これをほうっておくと、欧州とはまったくべつの文明圏としてこれまでのような干渉を受け付けない新アラブが近いうちに誕生するでしょう。また、アメリカはアラブでのごたごたを同様にイスラム教徒の多い北アフリカにも持ち込もうとしています。既にソマリアでは戦闘への介入を始めており、核放棄をしたリビアへは当初約束していた見返りが全くなされていません。報告の正確性さえ怪しい北朝鮮にはどんどん態度を軟化させているというのに。
さて、そんな北朝鮮のある東アジアでは既に欧州からの独立が始まっており、中国などは全く独自の経済施策で高度成長を実現しています。完全に日欧米とは別の投資対象化しており、アジア通貨機器も乗り越え発展途上国特有の高いリスクのある状態も脱しつつあります。

このように、欧州の独占よりも全体としての成長を重視するユダヤ資本の思うが侭に世界は動いており、イギリスや日本の抵抗など非常に儚いものに過ぎません。日米同盟のおかげで、北方領土問題や拉致問題、歴史問題などを小出しにすることでアメリカを巻き込むことに成功した日本も、大きな流れを変えるには至っていません。

そんなユダヤ資本は、折からのブッシュ不信にまぎれて民主党に乗り換えました。これは、国のおカネを無駄遣いするブッシュにあきれてではなく、もはや発展途上国の有用な投資対象化が確約された―つまり、世界の多極化が確約されたことの表れかもしれません。
これによって、十数年続いた共和党優位の時代も終わるでしょう。


僕は田中宇マンセーの陰謀論者にはならないつもりですが、書いてて愉快だしwktk感もあるのでいつのまにかそっち系濃い内容になってしまいました・・・

月曜日, 3月 05, 2007

日経平均17000円割れ

上海での株安(上海市場は既に反発)が環太平洋地域に広がった現在の株安に加え、NASDAQの反発が弱かったことなどにより円が115円台にまで急騰。これによって日経平均は下げが続き、ついに1万7000円割れとなった

もっともっと下がってくれれば急激な円安に転ずるのにな・・・  冗談ですよwそんなことになったら折からの景気回復があぼーんし、マスコミがまるで日銀の短期金利利上げによって景気が後退局面に入ったかのような報道をしてしまう恐れがあるのでねw

まあ、波だけ見るなら"戦後最長の経済回復"もそれそろ景気後退の波がきても良い頃でしょうね。
ただ、この景気回復で得た資金を企業はこれまでおざなりになってきた設備投資に回し、去年冬の設備投資は16.8%も増えたという統計が発表されたばかりなので、国民経済は全く改善していません。この状態で景気が後退局面に入ったらどういうことになるでしょうかね。まあ、以前の不景気が長すぎたからこんなことになっているのでしょうが、国民生活の改善は"次の景気回復"まで「マテ」なのでしょうかねえ・・ ただでさえ長期的な経済の流れが他の先進国と比べ良好とは言えず、購買力平価の一人当たり所得では韓国とどっこいどっこいな上、唯一の強みだったジニ指数も上がり始めているのにこれは厳しいでしょう。。


明日から考査で(ry

日曜日, 3月 04, 2007

米Googleのパーソナライズドホームに新機能追加

自分に合ったガジェットを選ぶのが面倒だという人にために、お勧めガジェットを提案する新機能がGoogleパーソナライズホームに追加されたそうです。。

以前から思っていたのですが、Googleパーソナライズドホームは、後一歩拡張性が足りないですね。。一応開発者はRSSフィードではないガジェットをXML形式で自作できるようですが、ガジェット同士の通信機構、また沢山のガジェットが表示されてるあの欄のガジェットを"ターミナル"という位置付けにして、そこからWindows風のUIを伴った簡易ガジェットを呼び出せるような複雑性を伴っていても良いと思うんですが・・・


・・・今回はネタが無いw

土曜日, 3月 03, 2007

予算案が61年以来の46年ぶり徹夜本会議で議決

2007年度の予算案が、1961年の、池田内閣による所得倍増計画に基づく第一回目の予算案以来の徹夜議決となりました。

07年度予算案は3月3日3時52分に衆議院本会議で自民・公明による賛成多数で可決しました。これによって審議は参議院予算委員会に移ります。
3日未明まで続いた本会議において与野党ともに疲労の色が濃くなってきたこともあり、自民/民主の両幹事長による事実上の手打ちという形で日の出前に与野党の痛み分けを図った議決になりました。
野党は伊藤達也・財務金融委員長の解任決議案を撤回しますが、与党は総務委員会と財務金融委員会で採決された予算関連法案の本会議採決を6日に先送りすることで合意したそうです。


ソースはAsahi.comですw

GoogleにCMSが全消去される

従業員が各自で情報を入力していくという、一般的なCMSサイトを開発し、それが完成したためネット経由でアクセスできるようになったが、そこにGoogleBotがアクセス、Web上の全てのデータをクロールするという使命を持ったGoogleBotはログイン部分を打ち破り、編集ページに飛んだ。そして、そこには「削除」というリンクが多数あったのでそれら全てを辿ったところ・・・ ・・次に従業員が開いた頃には「内容を入力してください」といった初期ページのみが表示されていたという。。

from Gigazine


正確には、CMSサイトの内容のエディタ部分までも従業員が違うページにコピーしてしまい、そこからGoogleBotが侵入したそうですが、ログイン処理を突破したことにかわりはありません。サイト構築においてクロスサイト/スクリプティング対策を始めとするセキュリティ配慮は欠かせませんが、こんなことがあるとは。。

Log in

金曜日, 3月 02, 2007

ニコニコ動画、新バージョンのガンマテスト開始

Youtubeなどから動画を呼び出し,それを加工する形の動画サイト「ニコニコ動画」がDDOS攻撃でダウンした際、Youtubeからアクセス規制を受けていたことが判明し,自前の動画を使う新サービスへの移行を余儀なくされました。

「新サービス」といえば聞こえがいいが,手軽さとYoutubeなど普及しているWebサービスとの連携がニコニコのウリだったので、Youtubeの劣化コピーになるような気がする。しかし、日本のユーザーの多くはそんな事は気にしないと思うので,Youtube寡占時代には珍しい中規模な動画サイト似なれる可能性はあるかもしれませんね。ただ、自前で動画をホスティングするとなると鯖負担がバカにならんだろうな。
そこでひろゆきはT-banana投(ry

そうそう、ひろゆきといえば、(ひろゆきとは関係ないですが)Wii向けの「gdgd.tv」というサービスが始まったそうです。これもYoutubeの動画を呼び出してWii向けに最適化してるようですが、gdgd...

gdgd

木曜日, 3月 01, 2007

Web2.5

以前、Web2.5についてとり上げてみたことがありました。
第一回 第二回 第三回
この連載では、「XHTML2.0、Javascript2.0によってWebクライアントはリッチなWebアプリケーションに特化し,またCSS3.0などのリリースも重なってWeb2.0のマイナーバージョンアップが訪れる」と締めくくりました。しかし、Vista発売にまぎれてMSが新戦略に急激な舵取りを始めたことで,状況は変わりつつあるのかもしれません。


以前から,MSとGoogleは対峙する存在としてあちこちで比べられ,Windowsに対して「GoogleOS」を示唆するものも出てきました。それでは、どうしてMSとGoogleは正と負のような対峙する存在として扱われるのでしょうか?
それは,両者の根本的な収益モデルの違いにあるといえるでしょう。まずMSですが、この会社は個人ユーザーに直接WindowsやOfficeを売って儲けているのではなく,儲けの大半は大口企業向け販売などのOEMリリースにあるのです。そして、WindowsやOfficeといった環境を世界のユーザーに提供するOEMベンダは儲け,そこからMSは資金を吸い上げています。
OEMベンダは必死になってWindowsなどを売り、MS(とハードウエアの基幹部分を提供するインテル)は扇子で扇ぎながらその様子を眺めているのです。
こうして、Windowsとx86CPUのマーケットシェアは伸びつづけ,「ウインテル」「悪の帝国」と呼ばれる今日にまで発展しました。(もちろん,その過程にはWin98の頃のインターネットへの戦略的投資などMSやインテル自身の努力も大きく影響しています。また,インテルは90年代以降AMDなどとの競争に一応晒されてはきました)
それに対してGoogleは、基本的に広告ベースで収益をあげています。Googleは初期は検索エンジンを提供し,そこに広告を出すスポンサーからお金を取る、通常のアフィリエイトとほとんど変わらない形式でしたが、徐々に検索エンジンから検索エンジンを中心としたWebプラットフォームに変化しつつあります。そして、Web2.0の時代においてユーザーを囲い込み(Yahoo!のようにあからさまなやり方ではないですが,APIの公開などはその一端であるといえます),より収益を高め,他社より優れたソフトウエアを開発・無料で提供し,ユーザーは無料に飛びつき,広告料をスポンサーから取る、というからくりになっています。Web広告ビジネスはリアルに儲けを上げるサイトへユーザーを誘導するという性質上、Web技術が進歩,人々のWebに接する時間が増えれば増えるほどアクセスは増えるが,「リアルに儲けを上げるサイト」の伸びは限られてくるので,そのうち業界全体がジリ貧になります。そのため,Web技術の進歩は同時にジリ貧を防ぐための囲い込みも進展させているのです。そして、多数のユーザーを十分囲い込んだYahoo!のようなサイトは自身が「リアルに儲けを上げるサイト」の性質を帯び始めています。
このように,技術の進歩と囲い込み化が同時平行的に進み,結果的に私たちはそれを「Webのプラットフォーム化」として目の当たりにしています。
プラットフォーム化したWebは、WindowsやOfficeといったローカルなソフトウエアと同じかそれ以上のユーザー体験を提供し,また生活とも密着し始めています。実際,WindowsVista発売の際も,「ユーザーにとって最近のIT業界の革新の多くはプラットフォームではなくWebが提供している」という文句がアンチの新しい武器となっていました。こうして,ソフトウエア業界においてWeb勢がローカルソフトウエアにとって脅威となるような勢力となったのです。このままでは、Web勢はWebでの新しい収益モデルをローカルの世界にも持ち込む(その"ローカル"とはほとんどWebに依存/一体化しているが)と考えられるため「GoogleOS」の噂が尽きないのでしょう。確かに、このままではウインテル型収益モデルはWeb2.0型収益モデルによってこれまでの右肩上がりの成長に変調をもたらされるかもしれません。あくまでもIT業界はサービス業であり,前提としてはユーザー体験が全てなのですから、道理にかなった推測といえるでしょう。
まあ、このままのウインテル型収益モデルではWindowsプラットフォームの影響力はスローダウンを余儀なくされると考えられます(実際,ユーザー体験の上では既に起きているでしょう)
そこで、MSが考えたのが「WindowsLive」です。WindowsLiveという挑戦は,ウインテルの収益モデルをWeb2.0的収益モデルとのハイブリッドにするということにあるでしょう。
将来的にはWen2.0型収益モデルが主流となるのかもしれませんが,MSはそれがわかっていたとしてもそのような方向に急激に舵を切るのは不可能でしょう。もし、Web2.0的な世界になるとすれば,MSはウインテルの資産ではなく,全く新しいWindowsLiveの資産で他者と争わなければいけません。これはMSの影響力を大きく引き下げる要因となるでしょう。しかし、MSの膨大な開発リソースさえあればWindowsLiveを今のWindowsほどではないにせよ圧倒的なパワーにすることは可能なはずです。しかし,今のMSはウインテル型収益モデルで回っているので,そんなことは不可能です。また、旧来の部門に入れる力を意図的に弱める(WindowsLiveに入れる力をやや増やす)こともまたMSの収益の大半を占める部門を脆弱なものにするということなので収益力減退につながります。MSは、この微妙な舵取りをゲイツ無き後にその巨体でもって成し遂げなければならないのです。もしかしたら、ゲイツ氏が財団での活動をメインにすると発表したのも,そこらへんに関係があるのかもしれません。
さて、抽象論はこのくらいにして,現在のMSが何をしているかというと,Webの世界にこれまでの自社のノウハウをもって新しいテクノロジーを次々投入しようとしています。その代表がWPF/Eでしょう。
WPF/Eは、Flash以来の各Webブラウザに対する大型なプラグインの投入となる予定です。
また、XBAPなどの旧WinFXプラットフォームに見られるように、Windowsという旧来の資産とWebの技術を.netFrameworkというバスを通じて緩やかに融合しようとしているようにも見えます。この変化は,Windows98以来のものといえるでしょう。
Webにおける最新のユーザー体験と持ちつ持たれつの関係となってしまったWindowsは、新しい理想を持ってまん前からドカンと崩せるような硬直したものではなく、トルコ風アイスのようなしぶといものになっているでしょう。

今の僕の見解としては,「Web2.5」とはこのようなMSの動きと、W3CやMozilla財団の理想が絡み合ったところに生まれると考えています。

テスト前なのに俺は何をやってるんだ(汗)

中国発の株価大暴落により日経平均/ダウ共に大幅値下げ。アジア市場にも衝撃広がる

男性差別の話もそうですが,最近PC関連以外の話題を意図的に増やしてます(ダメか
単なるPCニュースブログでは何の意味も無いので,自分の意見を入れた記事や,PC以外のネタも増やし個人ブログらしくしようという試みです。


27日に、これまで一本調子で上がりつづけていた上海市場の株価変調がアジア諸国及び日米に波及し,28日、1万8000円台に辿り付いたばかりの日経平均も大きく18,000円台を割り込み,一時27日に対し737円もの下げ幅となり,終値の時点でも515円80銭安い17,604円12銭となりました。
TOPIXも58.59低い1752.74で終わりました。
ちなみに、米国のNYダウ工業平均株価は27日に9・11以来の大幅下落となり,28日には反発しています。

上海での株価指数の急落は,当局による金融引締めを懸念してのもののようです。

もうすぐ期末考査ですので,成績が急落することを懸念してブログの更新頻度を減らします。(マジです

火曜日, 2月 27, 2007

Bittorrent.comが映画やTV番組のオンライン(Bittorentプロトコルにて)販売開始

P2P形式のファイル共有サービス「Bittorrent」にてTV/映画の販売サービスが開始されたそうです。

メディア・パブ

日本でWinnyが安部首相を中心とした面子によって叩かれている間に,海外ではP2Pの活用が進んでいるのですね。Torrentですか、、、(割愛)


Tokyotosho

月曜日, 2月 26, 2007

韓サムスン・エレクトロニクス 転送速度4GbpsのGDDR4メモリ(SDRAM)を発表

先日,米国で開かれたISSCCにてサムスンが転送速度4GdpsというGDDR4 SDRAMを発表した。

80nmプロセスで開発された4GbpsのGDDR4は、現行の2.4GbpsのGDDR4に比べ66%も高速に動作するという。このSDRAMはビデオ・グラフィック用途に特化した「もっとも高速なSDRAM」だそうだ。
また、2005年後半よりAMD(当時はATI)も開発を発表しており,これからのGPUはGDDR4搭載のものが増えてきそうだ。ちなみにGDDR4は8Bit単位でデータをバッファに出力しているためGDDR3に比べ原理的には2倍の速度でデータを読み出せるという。


壷チャットできないんですけど。。。

日曜日, 2月 25, 2007

イイ!

GIGAZINEの記事にて、ステキな壁紙DLサイトを複数紹介していました。それら複数のサイトの中で最も気に入ったサイトの中のもっとも気に入った壁紙を紹介します。

スクリーンショット(OSはWindows2000です):


壁紙のダウンロードはコチラ

Free 100 smiles! Please click here!!

土曜日, 2月 24, 2007

T-banana(新型Banana)サーバ対VIP作戦に投入される

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!!!!!!!!!!

新型Banana鯖 通称「T-banana(予:月額約5万円)」完成!
VIPに投入されますた!

VIPによる激しい攻撃(w の中、サクサク処理をこなしています。
「これがBanana(月額約5万円)か!?」と誰もが疑うハイパースペック!

からす:http://stats.2ch.net/karasu2.cgi

22日19:35分ごろ、対VIP作戦に本格投入され,Tigerやcobra(月額100万円超)よりも実感としては高性能(マァヴ)

新鯖VIP!ex17から一新!:http://wwwww.2ch.net/news4vip/


(@wぷ

VistaのホームページがFirefoxでは異常に重い件

僕はFirefox厨ですので、Vistaのホームページが異常に重いのを見て,「ああ、、、俺のWin2kマシンではもはや今時のリッチWebページも見れなくなったのか」「しかし、この重さはどういうことだ?Flashのエフェクト処理なんかを外部Javascriptでやってるのか?」等と思ってみたのですが,MSのサービスはIEに依存していることが多いので「もしや」と思いタブのレンダリングエンジンをIEに切り替えてみたところ、軽い! ・・・・

うmm、、、どういう処理をしているのか,ソースを眺めてみる必要がありそうですね。。

「おい!あれは敵会社の専務だぞ」「わかりましたぁ・・・ チカーン!」「なにい!わしは○ーボリナックスの専務だぞ!こんなワシが痴漢などするはず・・・」「ザワザワ・・・」

木曜日, 2月 22, 2007

日銀、短期金利を0.25%から0.5%に利上げ


日銀、ついに利上げしましたね。しかし、かといって悲観視する必要は無いようです。今回の利上げでは、日銀側も「緩和的な環境維持」が目的としており、景気過熱を叩くというより、微調整といったつもりなのでしょう。。

精作委員9人のうち8対1という圧倒的多数で今回の利上げは決定し、会合後の記者会見で福井総裁は「きわめて低い金利による緩和的な環境を維持する」と発現しており、むやみに景気を冷やすつもりは無いようです。また、「金利調整はゆっくりと進めていく」とも言っており、株式市場も利上げによる景気後退よりも今回の小幅な利上げにより、日銀は次の利上げをしにくくなったとの見方が強かったようで、また円安も続いているため一般論とは逆に、日経225は195円75銭の上昇で一挙に1万8000円台を上回りました。

1ドル120円台周辺での推移が続く限り、景気の急激な後退はまだ無いと考えてよいでしょう。

アクセス数の急激な後退が始まりました!

アメリカの大統領になるブラウザゲーム「Presidential Game」

アメリカの大統領になったつもりで,通貨発行額・(GDP比の)税率・公共投資を調整して米経済をシュミレーションするブラウザゲームです。英語音痴の厨房なのでよく分かりませんが,どうやら議会での支持率が30%未満になるとゲームオーバーっぽいです

Presidental Game

結構面白いですが、ずっとやってるとイライラしてきました(?
ゲームオーバーになると経済成長率やインフレ率などをもとにスコアが出され,実在の大統領と比べられます。
画面左に上からインフレ率・失業率・経済成長率が表示され,それらを好転させるべくマネーサプライ・(GDP比の)税率・公共投資を調整します。画面左には小さく議会での支持率が表示されます。これが30を切るとゲームオーバーで、スコアがはじき出されます。

ゲームオーバー時のスコア例)


また、2020年まで政権を維持すると、ゲームクリアとなります。

ゲームクリア時のスコア例)



ねえ・・・義兄いちゃん・・・クリックして・・・おねがい(///

Vistaの新UIに対応した「Delphi2007 for win32」及びPHP言語のビジュアル開発を可能にした「Delphi for PHP」をCodeGear(Borland)が発表


AeroGlassに対応し、またAjaxも使える(VCL for the Web搭載)上、dbExpress4によってMSSQLServer2005などにも対応し、そのほかにも新インストーラ「InstallAware」新コンパイラ「MSBuild」を搭載したDelphi for win32および、Delphi for PHPをCodeGearが発表した。

ITmediaEnterprise


Delphi for PHPは、好評なDelphiIDEに採用しているRADアプローチをPHPプラットフォームに移植したものであるという。
Delphi for PHPの登場によって、PHPコンポーネントモデルは標準化され、開発者はPHPアプリケーションを視覚的に開発できるようになるだけでなく、新しく提供される約50のコンポーネントは拡張及び再利用が可能なので、独自のPHPコンポーネントを作成したり、それをラップして新しいPHPコンポーネントを作成したりなどできるようになるという。
また、Delphiながらの使いやすいIDEと、RAD指向の新機能、またAjax統合機能によってDelphi for PHPではPHPWebアプリ開発においてGUIを論理コードからうまく分離しているようだ。
そのほかにも、一般的なPHPデバッガやMySQLを始めとする主要なデータベースとの即時統合機能も備えている。

Delphi2007って・・.NET2.0に対応したの??

オーストラリア、白熱電球を廃止の方向へ


オーストラリア環境大臣が温暖化対策として、エネルギー効率の悪い白熱電球を徐々に減らしていくと発表。

from GIGAZINE


温暖化、最近問題になっていますね。。
http://www.tanakanews.com/070220warming.htm
のように、社会的圧力により反論の余地が無い状況に至りつつあるようです。
しかし、本当に地球は温暖化しているのでしょうか。

温暖化の最大の元凶とされる、二酸化炭素に関して興味深い記事があります
http://psychology.jugem.cc/?eid=57

どうやら、本来の地球の平均気温は-18℃で、実体は15℃だが、この差である33℃は温室効果ガスによってもたらされており、その97%は水蒸気で、「その他」3%だそうです。
また、この100年で地球が温暖化したとは言えども、中国のように気温が下がった国もありますし、そもそも70年代には地球が寒冷化して人類が滅亡すると叫ばれていたほどです。

また、気温が上昇すると異常気象が起きるとか病気が蔓延する、熱さで人が死ぬ等と言われていますが、気温が上昇することによってなくなる異常気象・病原菌などについてはあまり世間では触れられません。また、アメリカでは冬の寒さで死ぬ人が夏の熱さで死ぬ人の二倍もいるので、熱さで死ぬ人が増える代わり寒さで死ぬ人が増えることにも触れられることは少ないでしょう。

とにかく、地球温暖化に関してはまだなんとも言えないようです。しかし、「被害が出て明らかになってからでは遅い」という環境学者・知識人たちの心理を一概に批判することはできないでしょう。

「これだからブルジョアは!」

火曜日, 2月 20, 2007

Vistaのインパクト―全く新しい海賊版「海賊版2.0」登場か!?

GIGAZINEの記事によれば、イランのクラッカーが早速Vistaをクラックしたためイランでは既にクラック版VistaがU.S.ドルにして8ドル、日本円にして900円台後半で出回っているそうです。

Taliya News
GIGAZINE

この海賊版は、誰もが「Wow」と驚く衝撃を提供してくれるでしょう。
これまでの海賊版ソフトウエアは、シリアルの入力(Windowsの場合アクティベーションも)を行わなくてもよいようにクラックされた物でした。ところが、イランのVistaは誰もが「Wow」と驚くユーザーエクスペリエンスを提供する、いわば「海賊版2.0」的な、次世代の海賊版を垣間見せてくれる、驚きに満ち溢れた製品といえるでしょう。

この海賊版の「驚き」の革新は、インストールDVD毎にシリアルが割り振られており、決まった手順に従って操作を行うことで「完全な」正規版になるという点にあるでしょう。
もちろん、MSのWebサイトの認証も通過してしまいます。

MSの可能性は、クラッカーの情熱といえるでしょう。

わたしは ひ・と・つ☆ ※クラック済み

AMD、Athlon64X2 6000+及び、TDP45WというシングルコアAthlon64を発表

米AMD社が,3Ghz駆動というAthlon64X2「6000+」および、65nmプロセスで生産された、TDPが45ワットという非常に低い消費電力のシングルコアAthlon64 3800+、3500+を発表した。

注目の6000+だが、5600+のTDPが89Wなのに対し125WとFX-62と同等になった。ちなみにダイサイズは218平方mmで、SocketAM2対応。価格は58,360円前後(464ドル)となっている。

TDP45Wという低消費電力の新しいシングルコアAthlon64の3500/3800+は、65nmSOIで生産され,L2キャッシュ512KB、SocketAM2対応。価格も3500+が88ドル(OEM)で、3800+は93ドル(OEM)となっている。クロックはそれぞれ2.2GHz/2.4GHzで動作する。

んん。。。6000+はまだ待った方がいい気が・・
先輩・・・大好きです・・・   :128ドル(OEM)

月曜日, 2月 19, 2007

Vista発売後の失速を見て,今更ながらに思う

Vista発売後1週間目は前年比で大きく売上を伸ばしましたが,2週目に入って早速前年の同週を下回った。この失速の背景には「糞重いVistaに乗り換えるメリットがない」という論調と,そんな中発表されたXPの超大幅なサポート延長(~2014)があるだろう。この延長ニュースを目にして「MSはVistaが欠陥品であることを認めてしまった」といった反応を示している人もいるようだ。

「Vistaに乗り換えるメリットはない」―この台詞を僕はあちこちのブログ・掲示板で目にした。しかし、彼等もいずれは乗り換えるのだろう。
そもそも、プラットフォーム業界とは

MSが新しいプラットフォーム・APIを公開。既存のPCでは重い(誰も買う気ナシ。メリット無し)

新しいAPIを使ったソフト(MS自身が作るOfficeとか)がリリース→重い新プラットフォームをユーザーが買わざるをえない

新プラットフォームが快適に動く高性能なチップをAMD(旧ATI)やNVIDIA、Intelなどが開発し、減価した旧製品より高い値段で売り儲ける

そのうち新プラットフォームが動くPCが安くなる。

ここでMSがさらに重い新新プラットフォーム・APIを公開。既存のPCでは重い。誰も買う気ナシ

新新APIを使ったソフトがリリース→ユーザーが重い新新プラットフォームを導入せざるを得ない

新新プラットフォームが快適に動くチップをAMD,NVIDIA,Intelが・・・

の無限ループであることはとっくに分かりきっていることだ。(まあ、プラットフォーム云々に関わらず、資本主義経済の構造的特長でもあるのだが)
もっとも、この無限ループから脱したたくて社会主義国へ行ったとしても、その構造的モノ不足は資本主義経済の消費と生産に支えられる富の拡大再生産の構造的な弊害とは比にならない苦痛であるだろう。

結局、Vistaを否定することはその場しのぎの自己満足に過ぎないのだ。いつVistaを買うのが賢いか,MSの提示するロードマップや過去の経験などと相談しながら考えるのがもっとも生産的であるといえるだろう。
Free smiles! Click!

土曜日, 2月 17, 2007

ZD Netの新しい連載「ある昼過ぎのこと--新世界的モノ作りのススメ」

SecondLife(以下SL)を知った某メーカーの社員が,昼休みに初めてSLビューワを立ち上げ数分で上司に見つかり,単なるゲームでないことを説明したものの理解してもらえなかったので拗ね、自分でSL内に自社ビルを作ってみる という連載がZD Net Japanで始まったようです

毎週木曜日に新記事が公開されるようですが,今週始まったばかりのようです。
http://japan.zdnet.com/sp/feature/07sp0040/

最近,SLが非常に話題になっているようですね。かの東京KITTY氏もSLをmixiと並び注目しているようです。
オレオレ!オレだよ!いまアクセス無いんでクリックしてくれよ!

水曜日, 2月 14, 2007

ISSCCにてインテルが超高性能MPUを発表

半導体に関する国際会議「ISSCC」がカリフォルニア州サンフランシスコのマリオットホテルにて行われ,インテルが80個コアで構成された次世代CPUを摂氏80℃下で1.81TFLOPSの性能を達成させた

さて、インテルの次世代80コアCPUが「1.81TFLOPS」という性能を発揮したそうだが、こ1.81TFLOPSとはどのくらいの性能なのだろうか?

現在,Core2 DuoやXeonなどの一般的なCPUの性能は「GFLOPS」という単位で表される。GFLOPSのGは、ギガの意味なので,上記のTFLOPSとは1000GFLOPSに相当する。
そして、ハイスペックなWin2000マシンに採用されてきた933MHzのPentiumⅲが0.5GFLOPS、一昔前のWinXPに採用されたPentium4 2.2GHzが1.9GFLOPS、そして3.0GHzのXeonが6.5GFLOPSだそうだ。
ちなみにBlueGene/Lの最高スペックは70.72TFLOPSのようです。
クリックするとブログランキングが上がるそうです。。

日曜日, 2月 11, 2007

WindowsLiveMail、「WindowsLiveHotmail」に名称変更


WindowsLiveMailに旧HotmailユーザーのためのHotmailライクなユーザーインターフェースが追加されるそうです。また、それに伴って名称も「WindowsLiveHotmail」ということになるかもしれないということです。

WindowsLiveHotmailの名には、WindowsLiveの提供する素晴らしい新技術の数々と、世界中に2億6000万人いるHotmailユーザーの愛着心が込められているそうです。
新しくWebメールを利用することになったユーザーの多くはMSに買収されたHotmailではなく、洗練されたUIのYahoo!Mailや、Ajaxを早い時期に採用したことで有名なGmailなどに流れているので,Webメール事業に対するMSの大きな決断には細心の注意が払われているようです。

火曜日, 2月 06, 2007

インテル、45nmプロセスで製造される次世代CPU「code name : Penryn」計画を発表


インテルが、「Penryn」と言うコード・ネームの次世代CPUを開発しており,これは45nmプロセスで製造されるそうです。

Penrynは、インテルの、NetBrustの次の世代に当たる新マイクロアーキテクチャ「CoreMA(MicroArchitecture)」における2世代目のCPUとなるようです(一世代目はCore2ファミリー)。
Penrynはノート・デスクトップ・サーバと言う3市場の全てに2008年頭から投入され、また45nmプロセスで製造されるそうです。
ノート向けPenrynはそのまま「Penryn (ペンリン)」と言うコードネームでよばれますが、
デスクトップ向けのデュアルコア製品は「Wolfdale (ウルフデール)」、クアッドコアのものは「Yorkfield (ヨークフィールド)」
サーバ向け製品はデスクトップのWolfdaleを流用した物と、「Harptown(ハープタウン)」と呼ばれるものに分かれます。

これらPenryn系CPUは、登場時から100平方ミリのサイズにシュリンクされているため、Penrynコアを2つ乗せるYorkfieldでも200平方ミリと,NetBrustCPUの登場時サイズと同じ大きさに留められています。
ちなみに初代CoreMAとして有名になったのがノート向けの「code name:Merom」とデスクトップ向けの「code name:Conroe」ですが、このうちMeromは登場初期から143平方ミリと、一般的なNetBrustCPUにおいてのプロセス世代を1つ経たものと同じサイズであったことが強調されていましたが、PenrynもこのMeromと似たダイのレイアウトを採用することで、初期のプロセス世代であるにもかかわらず100平方ミリという驚異的なサイズを実現しているようです。

日曜日, 2月 04, 2007

ある種ダミーじゃないダミーサイト


MSがMozilla財団のFirefoxを買収し,「MicrosoftFirefox2007」をリリースしたという前提のダミーサイト「http://www.msfirefox.com」が登場した。

Msfirefoxのプレスリリースによれば、マイクロソフトのMozilla財団のFirefoxを買収する取引は買収がアナウンスされた2006年10月24日の前日に当たる23日に終わっており、これによりナスダックでのMSの株価は5.7%も跳ね上がったとのこと。
以後MSはWindowsというプラットフォームに制約されずスパイウエアを実行可能にし、市場により深い混乱をもたらすことが可能になったようだ。この買収の発表中にもFirefox過激派が押しかけ、それをビル・ゲイツが落ち着かせるため説得するような一場面もあったという。

このように,非常に精巧な作りになっているMSFirefox.comだが、ここではFirefox2007リリースを記念して「***@msfirefox.com」の無料メールアカウントとWebメールクライアントが利用可能になっている―としているのでどこまでがダミーなのかを確かめるべく「取得」してみた。
すると、難無く取得できて、さらにGmailからメールを送ってみたところ受信までできた。チェックしていないが,この様子だと送信もできるだろう。
ただ、不満点としては現在流行りのJavascriptによるHTTP通信を使っておらず、一昔前のHotmailやWindowsLiveMail簡易版のようなUIになっている点である。

MSFirefox.com

木曜日, 2月 01, 2007

ターボリナックス、Linux環境を携帯できるメディアプレーヤー「Wispy」の詳細を公開


Wispyというデバイスは,PCにUSB接続するとLinux環境を再現することができるだけでなく,普段はそれ自身で音楽や動画を再生できるメディアプレーヤーとしても機能する。

Wispyは1月31日よりTurboLinuxオンラインショップにて購入できる。
2Gホワイトが29,800円、4Gホワイト/ブラックが33,800円という。
Wispyでは、OGG/WMA/MP3などの音楽再生,DivX/MPEG-4などの動画視聴、JPEG静止画の表示、テキストビューア、FMラジオといった機能が装備されている。
また、WispyからPCで起動したLinuxは、TurboLinuxFujiをUSBメモリからの起動に最適化したカスタム版となっている。しかし、USBからの起動、ホストPCのHDDの不可視などの変更が加えられているのみで、軽量な機能制限版というわけではないようだ。

火曜日, 1月 30, 2007

Youtube動画―Xgl

もうすぐVistaが発売です。Vistaの素晴らしい点は数多くありますが、使っていて最も目立つのはゲーム機能と強力なUIでしょう。しかし、両方ともグラフィックエンジンに依存していますので,一言で説明するならばWindowsVistaはグラフィックエンジンが強化された、といってよいでしょう。しかし、OpenGLベースの3DグラフィックUIエンジン「Xgl」も順調に開発が進んでおり,ついに最新版ではモーションブラーも可能になりました。

動画:http://www.youtube.com/watch?v=K-Ln4xQhILs

このようなXglですが、「CGWD Theme」というテーマを用いればVista風な表示も可能です。
ちなみに、XglはSUSE Linux10以降で標準装備されているそうです。

月曜日, 1月 29, 2007

Youtube動画-もし地面がガラスでできていたら


マドリード地下鉄のCMだそうです。もし、地面がガラスでできていたらマドリード地下鉄からどのような風景が見れるのかを再現しています。

動画URL:http://www.youtube.com/watch?v=WrcZiYedePw

日曜日, 1月 28, 2007

Googleのインデックスに大きな変化


Googleのロボットのバージョンアップは,これまでのSEO対策を無にしてしまうほどの変化のようです
リンクファームや相互リンクをはじめとする,数々のSEO的テクニックによって中身の無いページでもグーグル検索の上位に表示させることができました。
しかし、意味のあるホームページや内容の濃いホームページをできるだけ検索の上位に表示させるという目的のため、新しいグーグルのロボットはこういった手法に対して非常に手厳しくなり,この1週間でグーグルのサーバにインデックスされたWebページがこれまでに無いような連続的減少の動きを見せているようです。

CNET Japanブログ「SEO経営」―Googleのホームページバブル崩壊

土曜日, 1月 27, 2007

GoogleVideoでYoutubeのコンテンツが検索可能に


GoogleVideoでYoutubeの動画を検索できるようになりました。

YoutubeはGoogleに買収されたので,GoogleVideoのインデックスにYoutubeの動画が加わるのは当然といえるでしょう。
しかし、将来的にはGoogleはYoutubeに関わらずインターネット上の全ての動画を検索できるようにするそうです。

金曜日, 1月 26, 2007

ACCESS、PalmOSの名前をGarnetOSに変更

以前ACCESSにPalmSourceは買収されましたが,ついにPalmOSの名前も変わってしまうことになりました
パームソースがPalm5.4に使っていた開発コード名「Garnet」をPalmOSの正式名称とすることに決まったようです。
この流れの一環として、PalmSourceの名前も「ACCESS」となり、また親会社ACCESSは将来的にPalmSource絡みの総ての製品名から「Palm」を外すそうです。

水曜日, 1月 24, 2007

MozillaThunderbird2.0ベータリリース

やっとThunderbirdもバージョン2.0がベータリリースしました。

ダウンロードページ

サンダーバード2では、Webブラウザやファイラ風の「進む」「戻る」ボタンが装備され、履歴を辿れるようになった。また、独自のタグを設定してメールを整理することができるようになったほか、拡張機能のサポート・オフライン管理などのUI面が大幅に強化されているという。

月曜日, 1月 22, 2007

AMDの向かう先


PCWatchで、AMDのCPUの方向性についてまとめている記事がありました。

AMDは、
・ATIを買収し、ATIの技術を用い「Fusion」というGPU内蔵CPUを開発している(関連記事)
・Fusion技術は、異なる特性のコアを集めて作るマルチコア・プロセッサである「ヘテロジニアス(異種混合)・マルチコア」構想に通じている(関連記事)
・しかし、サーバ用CPUは上記のような方向性は無意味なので,汎用コンピューティングと特定用途向け機能を強化した「Torrenza」イニシアチブに基づいた製品構成になる

これによって、Barcelona以降からクライアント向けCPUとサーバ向けCPUが「派生」してしまうが、AMDはCPUを機能ブロック(クロック、L1キャッシュ、HyperTransport、クロスバースイッチなど)ごとにデザインし,各ブロックのインターフェースを定義し、ブロックを容易に組み合わせることができるようにしているという。このため、低コスト且つ短期間に複数の派生CPUを開発できる。

クライアント向けCPUでは、これにGPUブロックが加わるというのだ。



CPU(MPU)って一応LSIですよね・・・今時の技術はもうなんか凄いトコまできてるんですね。

日曜日, 1月 21, 2007

2ちゃんねるに対する攻撃が相次ぐ

35歳男性による訴えに続き、次々とひろゆき氏の資産差し押さえに出る2ちゃんねる被害者が続出しています。そしてついに、昨日2ちゃんねるは何者かの攻撃によりサーバダウンしました。同掲示板はアメリカの「PIE」という巨大サーバセンターを利用しており、相当な強度を誇っているのですが、それがダウンするということはいわゆる「DOS攻撃」ではなく「DDOS攻撃」や、ボット感染コンピューター群などを利用したかなり大規模な攻撃と考えられます。そして今日、また2chへの攻撃があり、2ch側はサーバダウン前に攻撃者とおなじドメイン(例えば,Yahoo!BBやOCNユーザー全て)にアクセス制限をかける事でなんとか安全を確保しました。

35歳男性(WANWAN氏?)の行動をきっかけとし,2ちゃんねる被害者の大規模な行動が始まったようです。今日のアクセス制限時には,ちょうど僕は日本版ホワイトカラー・エグゼンプションに関するスレを見ていたのですが,突然更新(専ブラなので)できなくなって、困惑し、これに関してWANWAN氏のコメントは無いのかなと思い「wanwanの小遣い稼ぎのサイト」ブログにアクセスしたところちょうど更新され,「スーパーハッカーのwanwanですよろしく」という記事が追加されていました。
記事
ブログトップページ
(注意:記事には2ちゃんねらーなどによる見苦しいコメントがあります、また、あくまでも氏のブログは「小遣い稼ぎのサイト」なのでびっしりと広告がありますので気をつけてください)

このようなことが立て続けにあるようなら,2ちゃんねるも仮にドメイン差し押さえがなかったとしても
参考:ITmedia BizIDの記事
存続が難しくなってくるでしょう。



追記:
結構面白いことが書いてあります
http://grid.blog70.fc2.com/blog-entry-18.html

追記2:
結局2chはおろかVIPも閉鎖されませんでした。しかし、9時ごろまた攻撃があったらしくホスト規制を行っていました。

金曜日, 1月 19, 2007

AMD(旧ATI)が廉価なAero対応GPUを発表


AMD(旧ATI)が廉価な(ローエンド向け)Aero対応GPUとして「RadeonX1550」、「RadeonX1050」を発表した。

X1550はRadeonX1300とX1300Proの中間に位置付けられ,X1050は現行ラインナップで最下位に位置付けられる。
X1550は機能面では1300に準じ、DirectX 9.0cのShaderModel3.0、OpenGL2.0、HDRレンダリング、動画の高画質化技術である「AVIVO」などを提供する。
X1050のShaderModelは2.0だが、ぎりぎりAeroには対応した製品となっている。

木曜日, 1月 18, 2007

GoogleEarthの活用


先日,イラクのバスラで英軍基地がピンポイント爆撃されたが、テロリストを特定しテロリスト宅を制圧した。

制圧したテロリスト宅ではGoogleEarthのプリントアウトが数枚見つかり、建物やテント、便所、軽装甲車両などが写っていたという。
また、ある画像の裏には、Staffordshire Regimentの兵士1000人が配置されたホテルの正確な緯度と経度が書き込まれていた。

いやー・・・あのサイトをテロリストもつかっていたんですねえ。

水曜日, 1月 17, 2007

IE7のインストール数が1億人突破

IE7のインストール数が1億人を超え、米国内でIE6に次ぐシェアとなったそうです

とはいっても,IE7をインストールしたものの使わなかった人や、関連付けがおかしくなったので6にロールバックした人もたくさんいるので,ユーザー数は数千万人程度だろう・・・と思いましたが、MSによればなんとウェブサイトを閲覧したユーザーの25%がIE7を利用していたと言います。
しかし、世界におけるIE7のシェアとしては3%、6%と言った数値が存在するのでMSのプロパガンダも入っていると思います。
ところで、MSと言えば最近のWindowsUpdateを利用したWindowsXPSP2ユーザーのうち特定の環境の人が突然Windowsの動作が重くなり使用に耐えないようになったそうです。
そういえば、うちの親のマシンも無茶苦茶重くなった上,最近ではログインした後Explorer.exeがちゃんと起動しなくなりました。ウイルスやスパイウエアは検知されません。祖父母のマシンもかなり重いです。
MSとしては、家庭ユーザーなどには早くVistaに買い換えて欲しいのでしょう。
そういえば、昔、ソニーが他社に比べ非常に先進的な製品ばかり出していたので「ソニータイマー」と言うのを積んでいましたね。いまはソニーはそんな事やってられなくなりましたが。

月曜日, 1月 15, 2007

各社からVista対応PCが次々発表

ついに日本でも各社からVistaマシンが発表され始めました。

PCWatchによれば、HD-DVD-Rドライブ搭載のコスミオ、富士通からバッテリ10時間駆動の「LOOX T」、そしてeMachinesから5万円台のVista搭載デスクトップなどがどんどん発表されているそうです。

参考

土曜日, 1月 13, 2007

2chドメイン差し押さえの件


2chのドメインが差し押さえられるという情報がZAKZAKから流れ丸1日たち、大分情報も安定してきたのでうちのブログでもこの問題について取り上げます

さて、2chで叩かれた35歳の会社員の訴えに対し、1日に付き5万円の懲罰金を掛けられているにもかかわらずひろゆき氏は100日間放置したため、同会社員はひろゆき氏に対し500万円の債権をもっているということになり、それを武器にひろゆき氏の全財産差し押さえに出た。
ここ最近毎日新聞が「ネット君臨」という大規模な連載で2chユーザーの言動を批判している。(もちろん、新聞や放送などの既得権益を持つマスメディアにとってただ同然の新マスメディアである2chなどの存在は脅威であり,それに対して批判的な論調になる傾向はある)
さて、僕はこのような論争が起きること自体が不思議に思う。
たとえば、世の中には問題を起こす加害者がいて、被害者がいる。そして、それらを統治、管理し治安を維持する国家がある。
そして、被害者に損害が合った場合、加害者にそれを訴え出るのが標準である。世の中のシステム管理者である国家に訴え出、国家に賠償を請求するものではない。問題を起こした加害者に罰を下すべきである。

ところが、インターネットを通じて問題が起きたとき、その多くはシステム管理者が責任を負わされる。過去の2ch関連の訴訟や,Winnyにまつわる事件がそうである。(もっとも、「加害者」を訴追しにくくするWinnyの匿名性は違法行為を意図的に助長したと考えられるが)
つまり、「国家」が責任を負わされ、賠償責任まで発生するのである。
あくまでも国家は警察や軍隊を整備し国民が自由に活動できる環境を整備しただけで、そこで生じたいじめなどのトラブルは国民同士で解決してもらわなければならない。
同様に掲示板などもWebブラウザから送信したデータを直接表示できる領域に書き込むことで、複数の人間が連絡を取り合う環境を整備している。その「連絡を取り合う」過程で発生したトラブルに何故システム管理者が金銭的な賠償責任まで負わされなければならないのだろうか?

それでは、パブリックに情報を共有できるWebアプリケーションを開発する、と言うだけでも複雑な責任問題が絡んでくることになりはしないか?もし、自サーバのディレクトリのどこかにパブリックな情報交換が可能なCGIを配置し、本人は別の作業に集中し長年放っておいたとする。ところが偶然そのファイルにアクセスが集中し,いつのまにか有名な掲示板となり,そこに仮想社会が構築されそこでプライバシーの侵害等の問題が起こったら本人は責任をとらなければならないのだろうか?自分はWebブラウザからHTTPサーバに書き込めるプログラムを作っただけである。
これらについては後の法整備で通信業界にさまざまな制約がかかり,僕の考えは完全に時代遅れも甚だしいもの(すでにそうであるが)になるのかもしれない。しかし、これが2ちゃんねるともなると話は極端である。

2chは国民の1割近くである、老若男女問わない1000万人に日常的に利用され、そこでコミュニケーションを取り合い,その生活・・人によっては仕事・収入にも密接に影響をあたえている。
2chの文化は国民に大きな影響を与え,全国のあちこちでその影響を見ることができる。うちの中学校でもそうである。また、多くのニートが2chを利用し、人生の機軸としている。もちろんその他にも沢山の国民は2chの与えてくれるエンターテイメントや豊富な情報に大きな価値を認めており,公共の福祉としてそれらが明日を生きる活気となっているわけだ。
何故,そこまで2chは人々にとって素晴らしいエンターテイメントであり、且つ豊富な情報源、ひいてはビジネスチャンスともなり得るかというと、その参加人数の多さに理由はあるであろう。いまや2chは非常に規模が大きいにもかかわらず,類似のマイナーな掲示板群にくらべ圧倒的にその活気は非常に盛んで,ひとつの社会を形成している。そして、2chのあちこちではさまざまな活動がなされており,例えば,過大なサーバーの負荷が2chの経営を危うくした時に、UNIX板の一部住人がより効率的な新しいアルゴリズムを開発し、システムを救った話は有名である。

このように、ある種公共機関のように国民生活に密接に関わってきている2ちゃんねるを、500万円の債権を理由にドメインなどを接収し,事実上破壊しようとするのはいかがなものか。
仮に、ドメイン接収後2chが復活したとしても、以前の輝きを取り戻すことは非常に難しいであろう。
もちろん、マスコミはそういった主張に賛同し,良心的な動きとして支持するだろう。しかし、その裏には2chが営業の障害になっていると言う彼等業界の実情を理解しなければならない。更に,革新(理想主義)的な論調で国民のメジャーな存在になった多くのマスコミにくらべ、やや2chには保守的な論調が目立つので,そういった意味でも2chは目の仇にされやすいのであろう。
しかし、それは2chが「ひねくれて」いて「教育上悪い」のではなくて「現在日本のスタンダードであるイデオロギーにそぐわない」という点が重要であり、一部保守派論壇が2chに注目するのも、イデオロギー(理想主義)的なこれまでのマスメディアと異なる点が目を引いたのであろう。
そもそも国民生活に強い影響を与え(公共の福祉)、事実上莫大な経済価値のある2ちゃんねるを、500万円の債権を理由にその存在価値を無くすような主張がまかり通ってはならない。ましてや、日本で大きな力を持つ団体が、そのイデオロギーやエゴイズムに左右され(本人たちはそれを否定するであろうが、その主張そのものが「主義(イズム)」であると認めなければならない)「正義」を冠して強く後押しし,それがまかり通るような雰囲気を、彼等が強い発言力(そもそも「発言」がマスメディアの仕事なのだが)をもっている社会の中で画一的に教育された国民の間に広めるなどはもってのほかである。

金曜日, 1月 12, 2007

impact of iPhone


米アップルがiPodと統合された携帯電話「iPhone」を発表しました。どうやら、iPhoneはこれまでのiPod内蔵携帯電話にとどまらず、楽曲再生可能な携帯電話にさえも影響を与えるかもしれません。あやうしソニー

Youtube-iPhone
Apple-iPhone

iPhoneは保存できる楽曲数が非常に大きく,またユーザー層が厚いiTunesとの連携が可能なのでこれまでのキャリアの売上への影響が考えられると言う。

水曜日, 1月 10, 2007

MS、Office2008ForMacを今年後半に投入


MSがMac向けオフィススイート「MicrosoftOffice」ForMacの2008を今年後半にMac市場に投入するつもりらしいです。

Office2008Macは、x86/PPC両方のMacintoshで動作するほか、OfficeOpenXMLFormatに対応することでWindows版Office2007との互換性も確保した。



Mac消えると思ったらiPod云々でブームがあったし。なかなかしぶといな。そろそろ「MacBSD」とかにな(ry

火曜日, 1月 09, 2007

インテル、CES2007で新CPUを4種類発表


インテルがCESでデスクトップ向け新CPU「Core2 Quad」を発表しました

Core2 Quad Qxxxxは既に出荷が始まっているクアッドコアCPU「Core2 Extreme QXxxxx」の下位版(デュアルコアのCore2 Extremeに対するCore2 Duoのような位置付け)です。Q6600はFSB1066MHzで、クロックは2.4GHzです。
今回のCESでインテルは、Core2Quad以外にもクアッドコアXeonを発表しました。
Core2QuadもXeonも2つのデュアルコアのダイをつなげてクアッドコアを実現したものですが,AMDが開発している「Barcelona」は1つのシリコンに4つのコアを乗せるようです。


PCWatchによれば本日付で日本IBMはOS/2に関わる全ての活動を停止するようです。結局オープンソースかされなかったOS/2ですが、まだまだユーザーや愛好家も沢山います。しかし、IBMとしてもこれからはより裾野が広いLinuxに絞っていきたいのでしょう。

XBAP


以前「XAML言語の可能性」と題して、Flashへの対抗技術となるWPF/E(コードネーム)を大きくとり上げました。しかしどうやらMSは最近のWeb2.0ブームなどを受けてかコンピューティングにおけるWebブラウザの領域を広げようとしているようです。「XBAP」はその試みのひとつでしょう。これはWinMeに実装されたHTA(HTMLApplication)よりも遥かに実用的といえます
 
XAML言語は、.NETFramework3.0などを中心として展開されるWinFXプラットフォームの主要なファミリで,.NET3.0のUIにも使われるほか,先日紹介したWPF/Eの描画にも使われます。
そんなXAMLはWPFというライブラリ(WPF/EはWPFを模倣してるにすぎないので別)を描画エンジンとして使っていますが、WPFはWebブラウザ(IE)との連携が可能になっておりIE上でもWPFを用いたコンパイル済みアプリケーションが動作します。それがXBAPです。
XBAPは.NETアプリやWPF/EグラフィックのようにUIはXAML、それを操作するアプリケーションオブジェクトはJavascriptやC#などで記述します。

XBAPの欠点としては,あくまでもWebブラウザで実行されるので、一般的なクライアントアプリケーション(MSはこれを「セルフ・ホスト」と呼んでいるようだ)とは違いセキュリティ・サンドボックス上で実行され,ストレージからローカルのファイルを操作する,といったことは出来ません。また、WCFの使用もBasicHttpBindingを除けばほとんど制限されており、XBAPではWebサービスのプロキシにASMX(いわゆるASP.NET)しか利用できません。

まあ、分かりやすく言えばサーバもWindowsでクライアントもWindowsならWindowsアプリみたいなWebアプリが作れるよ、ということでしょうね。

そうそう、ついに明日宿題提出なので最近毎日徹夜です。しかし、昼になると眠くな(ry
なので、今は切羽詰っています。そうそう、切羽詰っているといえばSEとかマのかたは大変なんですね。朝方宿題する横で専ブラ開いて2chをうろついてたんですがマ板のプログラマが結婚する方法をまじめに語るスレを見て、世間の女性のパソオタにたいする偏見はある程度当たっていたんだな、と思いました。

もうホント、orzですよ・・・
知能指数の低いプロトモンゴロイド(別にアイヌ民族や沖縄人の方などに対する差別のつもりはありません)丸出しのDQNがどんどん子孫を残し、知能指数の高いネオモンゴロイドのSEが絶滅へ向かう・・・
しかもIT産業で働く結婚できない人々の特徴をパソオタ呼ばわりされる自分も持っていて・・・確かに家族や親戚に「理屈っぽい男は女の子に嫌われるぞ」と言われることは多いんですよ・・・

そういえばソビエトを作った時の左翼イデオロギー研究の中で「遺伝的に劣っている集団が遺伝的に優れた集団よりも子孫をのこし・・・」みたいな事を聞いたことがある。よく考えたら情報技術を扱う人はいくらホワイトカラーといえどもプロレタリアートであることに変わりは無いのだから、プロレタリアートのトップを目指すよりもブルジョワジーになる方が賢いんだろうな(注記:僕は俗に言う革新派(左)ではありません)。

まあ、こんなことを言っている上にこんなブログを書いて、しかも男子校のリア厨に未来は無いのでしょうね・・・

月曜日, 1月 08, 2007

アクセス数3分の1に

以前までは1日のアクセス数は約150~190で推移してきたのですが、6日に突然100人減り51人となりました。カウンタのエラーかな・・と思っていたら昨日も60台。今日も昨日と同じ調子です。何があったんだ?

困った・・・XAMLの記事が原因かな?

日曜日, 1月 07, 2007

PCにおいてのWebの進歩は緩やかに減速中?


最近Ajaxを有効利用したWeb2.0的Webサービスが増え,Webの急速な発展が話題になっている。しかし、本当にマスコミがいうように2000年のITバブル、そして2001年のWindowsXP(Webとは関係ないが,一般ユーザーにとっては衝撃だったようで,ある僕の友人が異常にXPにこだわっている)、2004年のGmail、2005年のAjaxそして2006年のWeb2.0の一般化と2000年以降大きくWebが進歩したようにはやし立てられ、「Web進化論」「CGMの世界」みたいなことが叫ばれるようになった。しかし、本当に今Webに大きな変化は起きているのであろうか?

2007年に入り,このブログ右側のバー?の「アーカイブ」が年初で記事が少ないので非常にすっきりしたなあ・・などと思いつつ見ていると,なんとこのブログもついに3年目に入っている。なかなかの年季物だ。ここ半年以上アクセス数は低迷しているが。
しかし、考えてみよう。1995年にInternetExplorer1.0が登場した。この頃Webブラウザは有料で、回線はダイヤルアップであった。小さい頃いつも耳にしていたダイヤルアップの時のあの音を忘れることは一生無いだろう(笑)さて、このブログの歴史である3年を足すと,98年になる。98年には「Webとの融合」を果たしたWindows98が発売されている。
このころにはCSS/DHTML/Javascript/JAVAなどもブラウザはサポートしており,ネットスケープは無料化され,既にMozillaが誕生している。
もちろん、95年のリンクを含むテキストのなかに画像が目立つ、というだけのWebページ(企業サイトもそうだった。今のSecondLifeのような状態だ)からは劇的に変化し,個人サイトでもDHTMLをふんだんに使うようになり,ド派手なWebサイトが目立ち始めた。また、企業サイトは複雑にテーブルをネストさせたり,JAVAを採用するWebアプリも存在していた。たったの3年でこれだけ状況は変わったのである。
このブログは「Blogger」という無料ブログサービスを利用しているが、この3年で1度アップデートが行われたものの、細かなユーザエクスペリエンスが改良されただけで劇的な変化というのは無かった。それでも最も先進的なブログサービスとしての地位を維持している。更に、アップデートの恩恵を全く受けていないユーザーも多数存在する。

さて、98年から2001年であるが,これも大きく変化した期間であった。そう、IE6の登場である。IE6無印は確かにセキュリティ面での不安は残るものの,現在でも使えないことは無い。そして、何よりもAjaxに対応している(この当時XMLHTTPに目をつける者は皆無だったが)
現在のBloggerは2001年に公開されたIE6でも動作する。しかし、98年の一般的なWebページが95年のブラウザで動いただろうか?そして、2001年の一般的なWebページをIE4で閲覧できるだろうか。
以前、僕はWin98マシンをリカバリし、FirefoxをダウンロードすべくプリインストールされているIE4を起動すると,ホームページに設定してあったMSNが正しく読み込めず,簡単なHTMLっぽいGoogleにおいてもイメージ検索は正しく動作しなかった。一般サイトなどは言うに及ばないだろう。

しかし、2001年から2004年において互換性が損なわれるような劇的な変化は聞かない。多くのクライアントに採用されているWindowsの次世代版の遅れの関係もあるだろうが,WindowsのリリースとMozillaとは関係が無いはずである。
また,2004年から2007年において,Web2.0/Ajaxが勃興したが,これはDOMとXMLHTTPに注目がいっただけの話であり,依然2001年リリースのIE6の守備範囲であることには変わりは無かった。
もちろん、2007年から2010年までにはJavascript2.0/CSS3.0/XHTML2.0そしてWPF/Eなどの関係もあり前6年にないクライアント側の進歩があるだろう。しかし90年代を思えばPCにおいてWebの世界の成長が(技術面では)ソフトランディングに入りつつあることは確かだろう。