まあ、ようするに景気が峠を越してしまったということです。このように日経225が年末の異常な勢いを失ったり、地価が明らかにこの伸び率を維持することは不可能だろうというぐらい都市部では高騰しているなど、さまざまな一般的な指標もこれ以上の景気の加熱は難しいことを示しているような気がします。また、僕の住む大阪では少し前から景気が天井を打ったとの内容のニュースが相次いでいます。
景気の先行指数は30%と、4ヶ月連続で50%を割り、先月ついに遅行指数も0%と50%を大きく割り込みました。
景気動向指数の一致指数を見ても、6日までに公表された9指標のうち7指標が3ヶ月前を下回っており、これも3ヶ月連続で50%を割り込むことが懸念されています。
今週の週末は諸事情あり更新できませんm(__)m
金曜日, 4月 06, 2007
景気指数が2ヶ月連続50%割れ。「不況期」突入か
木曜日, 3月 22, 2007
公示地価、16年ぶりに全国平均が上昇
91年以来16年ぶりに全国平均の地価が上昇したようです。
全国平均の地価は、工業地に至ってはすでに70年代後半並にまで下がっているので、上昇したからと言って大騒ぎするものではないでしょう。
大勢は今までと変わらないけれど、近頃の都心部回帰によって合計が0.4%だけ上がっただけのようです。
というのも、地区内で90%を占める100円だったところがすべて1%下がり99円になっても、10%を占める1000円のところだけ1%下がれば地価は横ばいで、その地区が1.5%上がれば平均値は0.25%上がったことになるからです。
しかし、バブル崩壊以前のような"上昇"基調にグラフが移ったことは国民の心理にかなり好影響を与えるでしょうね。
しかし、東京23区では住宅地で11%、商業地で15%と、中国の経済成長率のような数字を記録していることからも、一部の地方の活況に依存した"16年ぶりの上昇"であると考えられます。
ちなみに、都内全域で見ても住宅地で8%、商業地で13%という驚異的な数値を記録しています。
また、東京23区などでの活況がメディアでは強調されますが、今年の地価に限っては大阪市、名古屋市ともに商業地区は15%台の上昇率を記録しています。
ちなみに、大阪圏、名古屋圏全体での住宅地に関しては前年は1%弱の下落でしたが、今年は2%前後の上昇を記録しており、商業地では8%を記録しています。
そのほかにも、全国の10万人都市にて今年初めて地価が上昇に転じている模様です。
それでも冒頭のように都市圏の急激な地価上昇に支えられている面は否めなく、全国の5割強の地域では下落、地方圏では8割の地域で下落が依然続いています。
最近ニュースで地上げ屋が問題として取り上げられていましたが、日本全体で見てもここ最近の公共事業の削減や規制緩和によって地域差がかなり出てきているようです。
あまり関係ないかもしれませんが、日本の一人当たりGDPは4万ドル近くあり、購買力平価で見ても3万ドル強あります。そして韓国の一人当たりGDPは1.4万ドルなので、購買力平価では2万ドルほどでしょう。
つまり、日本の一人当たりGDPは韓国の1.5倍近くあり、ゆえに日本は「先進国」韓国は「アジアNIES」です。
しかし、東京都の一人当たりGDP420万円と、高知県の一人当たりGDP230万円の間には、日本と韓国の差をはるかに上回る差が存在します。
月曜日, 3月 05, 2007
日経平均17000円割れ
上海での株安(上海市場は既に反発)が環太平洋地域に広がった現在の株安に加え、NASDAQの反発が弱かったことなどにより円が115円台にまで急騰。これによって日経平均は下げが続き、ついに1万7000円割れとなった
もっともっと下がってくれれば急激な円安に転ずるのにな・・・ 冗談ですよwそんなことになったら折からの景気回復があぼーんし、マスコミがまるで日銀の短期金利利上げによって景気が後退局面に入ったかのような報道をしてしまう恐れがあるのでねw
まあ、波だけ見るなら"戦後最長の経済回復"もそれそろ景気後退の波がきても良い頃でしょうね。
ただ、この景気回復で得た資金を企業はこれまでおざなりになってきた設備投資に回し、去年冬の設備投資は16.8%も増えたという統計が発表されたばかりなので、国民経済は全く改善していません。この状態で景気が後退局面に入ったらどういうことになるでしょうかね。まあ、以前の不景気が長すぎたからこんなことになっているのでしょうが、国民生活の改善は"次の景気回復"まで「マテ」なのでしょうかねえ・・ ただでさえ長期的な経済の流れが他の先進国と比べ良好とは言えず、購買力平価の一人当たり所得では韓国とどっこいどっこいな上、唯一の強みだったジニ指数も上がり始めているのにこれは厳しいでしょう。。
明日から考査で(ry
木曜日, 3月 01, 2007
中国発の株価大暴落により日経平均/ダウ共に大幅値下げ。アジア市場にも衝撃広がる
男性差別の話もそうですが,最近PC関連以外の話題を意図的に増やしてます(ダメか
単なるPCニュースブログでは何の意味も無いので,自分の意見を入れた記事や,PC以外のネタも増やし個人ブログらしくしようという試みです。
27日に、これまで一本調子で上がりつづけていた上海市場の株価変調がアジア諸国及び日米に波及し,28日、1万8000円台に辿り付いたばかりの日経平均も大きく18,000円台を割り込み,一時27日に対し737円もの下げ幅となり,終値の時点でも515円80銭安い17,604円12銭となりました。
TOPIXも58.59低い1752.74で終わりました。
ちなみに、米国のNYダウ工業平均株価は27日に9・11以来の大幅下落となり,28日には反発しています。
上海での株価指数の急落は,当局による金融引締めを懸念してのもののようです。
もうすぐ期末考査ですので,成績が急落することを懸念してブログの更新頻度を減らします。(マジです
木曜日, 2月 22, 2007
日銀、短期金利を0.25%から0.5%に利上げ
日銀、ついに利上げしましたね。しかし、かといって悲観視する必要は無いようです。今回の利上げでは、日銀側も「緩和的な環境維持」が目的としており、景気過熱を叩くというより、微調整といったつもりなのでしょう。。
精作委員9人のうち8対1という圧倒的多数で今回の利上げは決定し、会合後の記者会見で福井総裁は「きわめて低い金利による緩和的な環境を維持する」と発現しており、むやみに景気を冷やすつもりは無いようです。また、「金利調整はゆっくりと進めていく」とも言っており、株式市場も利上げによる景気後退よりも今回の小幅な利上げにより、日銀は次の利上げをしにくくなったとの見方が強かったようで、また円安も続いているため一般論とは逆に、日経225は195円75銭の上昇で一挙に1万8000円台を上回りました。
1ドル120円台周辺での推移が続く限り、景気の急激な後退はまだ無いと考えてよいでしょう。
アクセス数の急激な後退が始まりました!