金曜日, 12月 30, 2005

CeleronD355

インテルがCeleronDの最上位版を公開。
動作クロックは3.33Ghzとなる。

さて、Celeron系の2005年最上位となるのだろうが、
これだけで今年終わりではさみしいので来年のノートPC向けプロセッサ(インテル)の情報をちょいと書きます。

2006年春:コード・ネーム「Yonah」正式版発売。インテルの「*Ts」一端が明らかに
2006年秋:コード・ネーム「Merom」正式版発売。WindowsVista標準プロセッサの驚くべきパワーを目の当たりにしてすねる。

ま、今年はこんな感じでさよなら。。。

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木曜日, 12月 29, 2005

2005年にCPU業界に起きたサプライズ

動きの早いIT業界の中で一般人に注目されにくいのがハードです。
しかしそれらの中でもコンピュータの処理を一手に引き受けるCPUは比較的注目度の高い分野ではないでしょうか?
今回は2005年中に起きたCPU業界の変革を分かりやすく書きます。

2005;~コアの複数化~

2005年の変化はプロセッサのコアが1つではなくなったことです。
夏にインテルがPentiumD、XEを、AMDがAthlonやOpteronのデュアルコア版を出荷したことでデュアルコアの世界が地球に訪れました。
冬にはマイクロソフトのXbox360がコアを3つ備えたCPUを実装し、来年春にはソニーのPS3が6つのコアを内包したCPUを実装して出荷してくるようです。
今年はデュアルコアの年と言えるでしょう。

さて、去年はどうだったのでしょうか?
去年のCPU業界はFSBの超高速化と64Bitに沸きました。
FSBとは分かりやすく言うと外部との接続でしょうか。
以前はCPUのクロックが2GHz、FSB333MHz(0.3GHz)というのが市場の標準でしたが今では800MHzや1GHzのFSBに対応した機器がラインナップされています。

64Bitの「Bit」とはCPUのバスで扱われる情報の最小単位です。
以前は32Bitごとの演算でしたがついに64Bitごとに扱われるCPUが一般市場に駆け出したのです。
では何故「一般市場」なのでしょうか?
もともと64BitのCPUはスーパーコンピュータ業界では標準でした。
ところがこのようなプロセッサではWindowsは動かなかったのです。
というのもWindowsのコードは32BitCPUに合わせて書かれているので64Bit環境で動かないのですが去年、ついに64BitCPUに32BitCPUの命令セットを内包させることでWindowsが64BitCPU上で動くようになったのです。これを「×86」方式といいます。

さてソフト側の64Bit対応ですがWindowsXP・Server2003は×86以外の64Bitプロセッサに対応していません。そのためAsianuxやSUSI(Linux)、SolarisやサーバUNIXを使用するサーバやWSで64Bit化が進みました。
しかし来年はLinux,Asianuxの普及や×64-WindowsVistaの登場で一気に32Bit市場が縮小するでしょう。

そしてPS3やXbox360にも見られるように動作クロックの4GHzオーバー、そして3つ以上の「マルチコア」環境がPCにも現実味をおびて来年―2006年は訪れると思います。
またPentiumXEのようにFSBが1GHzをオーバーしていくと思います。

これらの2006年展望は予測でしかないのでもっと私たちの想定外の進化―拡張命令の追加―などがあるかも知れません。
どちらにしろ2004,5年はデモンストレーションの年で、2006年は一気にそれらの新技術が普及するでしょう。

パソコンから目を外に向けたら、量子コンピュータや電子ペーパーが市場に投入されつつあります。
また経済においても今までの中国脅威主義から、現実的に日本やインドの力が目覚めてくることが目立つでしょう。
某民主党は未だ中国は脅威だ、軍備増強の勢いがすごい、わが国を襲うのではないかと考えていますがそれらがいかにレベルの低い妄想であるかがこの3年ではっきりするでしょう。

とにかくテクノロジは思うより進歩していること、わが国は人口が減りつつも2010年までの長期上昇トレンドに株価が入っていること、日本と中国は腐敗していることを念頭に置こうかなあと思ってみちゃったりしています。

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火曜日, 12月 27, 2005

2005年の最後―XboxとBD

さていよいよ年の瀬が迫ってきました。来年は「At.2006」(アット2006)と題して進んでいくテクノロジについてドキュメントタッチで書いていくつもりです。
それはこのブログだけでなく、僕のホームページ(作りかけ)もあわせて包括的に伝えていく予定です。

さて2005年の締めくくりとしては「高性能ゲーム機の台頭」これがぴったりでしょう。
らいねんからはPS3なども現れ、PCを超えワークステーションに迫る性能がゲーム機の標準となるようです。
さてここでXbox360に関するIT的な情報を書き留めておきましょう。

~マルチコアのCPU~
Xbox360は24週間の期限でIBMとMicrosoftが開発したものです。
彼らはまずゲーム機のスペックを考えました。
ゲーム機のスペックは約5年おきに大きく変化しており、元々Microsoftは3年目にあたる2003年にXboxのハードウエア増強版である「Xbox1.5」を公開し「半次世代」の形でソニーをリードする予定でした。
ところがそんな無駄なことをするより「Xbox2.0(今の360)」をPS3の直前に出すほうが開発時間を確保できるのではないかということでか、一気にXbox360のハードウエアの開発を進めました。

「次世代ゲーム機」とはパソコンをすこし上回るスペックを持つことによりより高精細なCGを実現し、またパソコンのような生活的な作業―音楽を聴く・Webブラウズをする・DVDを再生する・・・
を同時並行に可能にするものです。

さてマイクロソフトはこれをする際にCPUを幾つかのコアに分け、メインのコアをゲーム処理に集中させ、バックグラウンドでそのほかの負荷のかかる作業をさせようと考えました。
それは将来的にはTVの録画、コンテンツのダウンロード、etc...様々に発展していくでしょう。
とにかく多機能ゲーム機にとってグラフィック処理を1つのコア若しくはプロセッサに集中させることは非常に重要な要素です。
そこで同社はCPUのコアが2つでは足りないと考え、デュアルコアならぬトリプルコア―そう、3つのコアを実装した訳です。

ところが彼らは発熱のことを忘れていたらしく―もしくはケースの形状で何とでもなると軽視していたようで電源を内蔵すると危ない状態に陥ることが分かりました。
しかし何が何でもPS3より前に発売しないとXbox360の有利な点がひとつも無くなってしまうので巨大な電源をそとにぶら下げた状態で出荷しました。
確かに安全性はありますが、スマートな筐体にでっかい電源が付いていたのではせっかくXboxを書類の間にはさむことが出来ても電源のせいでそのスマートさが失われてしまうわけです。

~対抗するPS3標準ディスクのBDのPC用ドライブが発売~
以前僕が2回にわたって警鐘を鳴らしたBDがいよいよPC用へと売り出されるようです。
BDといえばPS3でBDに入ったゲームをすると以後ほかのPS3でそのゲームは動かなくなってしまうという、なんとも中古ゲームやの職を奪う代物です。

ところが今度はそのBDをPC用に普及させると言うのです。
著作権者は異常に暴利をむさぼることができソニーもハリウッドもへっへっへでしょうが本当にそんな制限だらけのディスクがこれからのITを担って良いのでしょうか?
これはIT技術の進歩による著作権の保護と言うよりもIT技術をうまく使って今の歴史的に見て異常に厳しい著作権法をたてにぼろ儲けしようという魂胆のように見えますねえ。
まあ個人的にはLinuxなどを支持してマイクロソフトの悪口を書きたいところですがソニーがBDを、マイクロソフトがHD-DVDを支持している以上このような内容になってしまいましたねえ。

まあ今度UNIXやLinux、MONAについて来年にでも書きまくろうと思います。

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ダウンロードについて

なんとなくAsianux2.0(ミラクルリナックス4.0)の紹介文を作りました。
Asianuxってなんぞや?と言う方はダウンロードしてみて下さい。
わざと「だ・である体」に統一したら汚い文体になってしまいました。すんません(^_^;)

Word2003で見れるかも(Opemofficeで作ったので)
http://atsu.my.land.to/download/05/asianux2.xml
いちどハードディスクに落としてから見て下さい。
ZIP圧縮版はこちら

Webブラウザでそのまま―PDF形式
http://atsu.my.land.to/download/05/asianux2.pdf

月曜日, 12月 26, 2005

OS/2 正式に販売終了

IBM社は、ついにOS/2への無料サポートを打ち切るそうだ。
同社はOS/2からLinuxへの移行をOS/2ユーザに勧めているがOS/2ユーザの多くはOS/2がオープンソース化されることを望んでいる。

ところがIBM社はOS/2をオープンソース化させる気は全く無いようだ。
OS/2向けのソフトのオープンソースコミュニティも数多くあり人々はOS/2のオープンソース開発に前向きだし、そうすべきだとITmediaには書かれていたけれど何故IBM社はOS/2をオープンソース化させないのだろうか?僕にはその理由は全く分からないがIBMはOS/2の代替OSを開発する気も全く無いらしい。

さて、IBM社といえば僕が最近「Newton」という雑誌を読んだ時に
「今までのスパコンでは何億年もかかるような計算を”量子コンピュータ”は一瞬でやってのける。
  量子コンピュータは幾つかの数字の羅列から解を求めるが、その際のアルゴリズムの開発が難しい」
という内容が書かれていて
「IBM社の研究チームが因数分解をするアルゴリズムを開発し、液体量子コンピュータで因数分解をした」
とも書かれていた。

量子コンピュータにはIBMやNECなど昔コンピュータ業界に君臨していた企業が先陣を切っているようで、将来これらの企業がパソコンやスパコンに代わる存在として量子コンピュータを提供するのだろう。
ちなみにNECは固体の量子コンピュータを開発したらしいけれど
「液体のマシン」ってのもアリかもしれない。
でもNewtonに載ってた量子コンピュータの演算図解を見ているとこれまでのCPUがいかに時代遅れであるかみえてきましたね。

まあ電気工学から科学への移行なのかなあ?ま、個人的には電気工学より科学のほうが楽しそうだけど。

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日曜日, 12月 25, 2005

IE7,様々な言語でのアドレスをサポート

最近、「日本語.com」という宣伝を見かけないだろうか?
「Jword」をインストール(正確に言うとIEにプラグインを導入)することで日本語のアドレスに対応するという話だ。
二バイト文字のURLというのは奇妙な話だが実際に「風林火山.jp」などのドメインが認可されているらしい。
最近ぼくはUnicodeの普及と共に「日本語の拡張子」を実用しても良いのではないかと思うのだが、
流石にドメインに2バイト文字を利用するのはどうかと思う。

しかし、ついにIE7(InternetExplorer7)では2バイト文字でURLを入力するとPunycodeに変換して正しく検索してくれるそうだ。
これは偽装攻撃―たとえばInternetではなく1nternetなどを利用して―を更に促進する恐れがあるがPunycodeが標準的に変換されるようになりいよいよドメイン名も多様化の道を歩むのだろうか?

いや~今日はまじめな文体ですねえ。

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土曜日, 12月 24, 2005

CSKシステムズの顧客名簿流出

いや~流出しましたねえ。
CSKなる会社の顧客リストを仕事かなんかの関係で持ち帰り、ある社員が自分のマシンに保存してたらしいんですわ。
それで彼が「Winny」という国産のP2Pネットワーク支援ソフトを使っていたためWinnyのネットワーク上にその顧客リストが流れたらしい。

たぶん俗に言う「金玉ウイルス」ってやつだと思うがまあ家宅捜索うけていろいろHD上から検出されてしまっていることでしょう。
ちなみによくP2Pネットワークをそのまま「インターネット」と表現しているのに対し
「Webブラウザで参照できないのになんで”インターネット上に流失”なんだ?」
と思われる方がいるかもですが、そもそも「インターネット」とは
数ある通信方法のうち「TCP/IP」という方式のことをさします。
つまりTCP/IPといったら固いからネットワークを取って「インターネット」なんですね。

TCP/IPは非常に柔軟な規格なのでそのプロトコル(インターネット「I」のプロトコル「P」なので「IP」)
によって様々な環境を実現できるんですよ。
現行はバージョン4でHTTPプロトコルやSSL2などがありますがもうすぐSSL3などのバージョン6に移行するらしいです。
来年発売のWindowsVistaはIPv6をサポートします。

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木曜日, 12月 22, 2005

WindowsLiveMessagerのBeta版がオークション

ITmedia

MSNメッセンジャーの後継版「WindowsLiveMessager」(以下WLメッセンジャー)のベータ版がeBayでオークションに掛けられているらしい。
落札するとWLメッセンジャーの招待状が届くらしいが、わざわざ無料のものを早く手に入れたいがために10~20$もかけるかなあ?
まあ「俺はもうWindowsLiveメッセンジャー使ってるけど君は?」「えっ!?なにそれ」てなシチュエーションを望んでるのか知らないけどMSNメッセンジャーで良いような気がしますね。今は。

よっぽどWLメッセンジャーが高機能なのCoolなインターフェイスなのかは知らんけど、
(それらしきものがhttp://www.mess.be/にありましたがアクセスしないことを強く推奨します。)
まあ新しい物好きのアメリカ人が必死でディスプレイにくっついてオークションしていることでしょう。

ちなみにXbox360も品薄で、本来400ドルのものが700~800ドルで流通しているそうです。
来年Xbox360を圧倒的に越えるスペックのPS3が発売するのにWLメッセンジャーにしろXbox360にしろ欧米の人はせっかちなんですねえ。


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水曜日, 12月 21, 2005

VS2005ExpressとSharpDevelop2.0

Microsoft社が統合.NET開発ツール「VisualStudio.NET2005」(以下VS)を発売しました。
当初「廉価版」といわれてきた「ExpressEdition」が無料で提供されることとなりひとつの衝撃でしょう。
しかし2006年中のみの提供となるようです。

さて以前このブログではVS互換のSharpDevelop(以下SD)という開発ツールを紹介しました。
以前紹介したのは「VisualStudio.NET2003互換のSharpDevelop1.1」でした。
ところがVS2003に2年遅れてSD1.1-JPが公開された訳ですが本日僕がSD-JPのホームページ
http://sharpdevelop-jp.souceforge.jp/
を見ていると「VS2005互換のSD2.0」のベータ1がいよいよ‐JPで公開されたようです。
僕の低スペックなマシンで動かす訳にもいかないので夏ごろもし買い換えたら
(‐Vista入れたらまた重くなるからずっとXPの予定)
SD2.0を入れてみようと思います。
SD2.0はVS2005互換なのでなんと最新の.NET2.0プラットフォーム対応!!(泣)
いやー良いですね。デバック機能も少し付くようです(やっとかよ)

まあVSのExpressEditionはSDの大敵となるかも知れませんね。
僕ですか?このまえSDで何故かVBのFileOpenとFileCloseが使えなかったのでExpressに転身するか、もしくはC#言語を使うかですね。

ついでですがC#は、Cのオブジェクト指向版として出たC++をさらにオブジェクト指向ったものです。
つまりWin32APIでなくAPI呼び出しもオブジェクト指向になったってことですかね???
(VC++もそうか?調べときます。)

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西大和板

火曜日, 12月 20, 2005

新しいハッキング20051220

いよいよハッキングも進化しつつあるようだ。
以前「ハッキング」といえばイギリスや中、アメリカの10代の若者が腕試しに企業のWebサイトを書き換えたり、世界中のネットワークをダウンさせるプログラムを流したりしていた。

ところが彼らもそんな幼稚なことをしていても食べていけないことに気づき、今度は金になるビジネスを展開している。

例えば「ボット」という形のスパイウエアがある。
スパイウエアは以前からあったが・・・もちろん一部の時代遅れの某Nなどはあたかも最新の「サイバー」事情として未だ放送している。
この「ボット」とは基本的にネットに常時接続しているマシンを対象としている。
たとえばボットA、ボットB、ボットC、ボットARA という4種のボットがあるとする。
そしてN社の10台のマシンがボットAに感染し、今度はS社の10台がボットBに感染したとする。
するとN社の感染した10台はネットワークを勝手に組み、ボットAを管理するM氏のマシンがD国のメインシステムのサーバに攻撃するよう命令するとその10台が一気にD国のメインシステムサーバに攻撃-一般的にはDDos攻撃だろう-を加える。
そしてそれぞれのボットはそれぞれネットワークを形成し、ボットの管理者はその思うがままに攻撃に感染した全てのコンピュータを利用できる。

たとえばイギリス在住のB君が作ったボットネットワークAは100万台のPCが感染していたとする。
そしてそのボットネットワークをB君は1時間1000ドルでロシアのマフィアCや日本の暴力団Dに貸す事が出来る。
そのボットに感染したマシン-それはB君の開発した画期的なCDライティングソフトを1度でもインストールしたことのあるPCであり、そのマシンは世界中に散らばっている。
たとえばN社には18台あり、B国に2万台、アジアだけでは6万台ある。
そしてB君から1時間1000ドルで借りたマフィアCや広域暴力団Dが少し-ほんの五分で記述が終る命令を出しただけで世界各国の企業のコンピュータが突然C共和国のサーバに不正アクセスを一気に始める。

といった実用的なシステムがいまの不正アクセス業界のメインを担っているようだ。

ほかにもSonyが自社の音楽CDにセキュリティ対策としてRootkitというウイルスをソニーがWindows向けに改良したものを組み込んだ。
それによって以前はUNIX向けのトロイの木馬だったRootkitが一気にメインのウイルスになった。

ITmedia


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月曜日, 12月 19, 2005

Solaris上でLinuxアプリを動かす

現在サーバ市場における「OS」はSunの発売するサーバに搭載されているSolaris10
そしてMicrosoft社のサーバむけWindowsであるWindows Server2003
あとはサーバ用のLinuxである。Linuxはリナックス、とかライナックス、などと呼ばれる。

ところでLinuxは様々な用途に特化されているオープンソースのOSである。
たとえば携帯電話用のLinuxやPC用のLinux,そしてサーバ用のLinuxがあり(スパコンでは未だUNIX世代のようだ)、それぞれでは莫大なLinuxソフト資産がある。
それでそのLinuxのソフトをそのままSolarisOSで動かしてみようとSunがSolarisOSでLinux用アプリを走らせる為の「BrandZ」というソフトを公開した。
SunはJavaなどマルチプラットフォームで動く製品を開発しており、やはりこの分野に強いようだ。

まあ無駄に重いWindosアプリを軽快なLinux上で動かそうと思う香具氏はいないだろうけど。。。

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土曜日, 12月 17, 2005

HewlettPackardがBlu-reyだけでなくHD-DVD支持表明

前に僕は散々にBlu-rayDisk(BD)の悪口を書きましたがデザイン変更の加減で今見れなくなってしまいました。
ただこちら
「ソースを参照」すれば内容を取得可能です
さていよいよBlu-rayDisk(以下BD)が悪魔の規格、良いように言えば「ユーザフレンドりでない」「セキュリティに優れている」ですがその実はもちろんSonyとハリウッドの仕組んだ利益の汁を吸うための茶番劇です。
そこでかいままでBDのみを支持し、BD対応マシンを作ると表明してきたHewlettPackard社が、来年発売のWindowsVistaがBDを全くサポートしないのを受けてHD-DVD規格に対応することとなりました。
そもそもBDは著作権者のための規格で、HD-DVDはコンピュータユーザーのための規格な為、とはいってもHD-DVDも現行DVDに比べれば著作権保護機能が強いですが‐本来コンピュータのベンダは支持すべき規格です。
しかしBlu-rayには莫大なマネーが釣り下がっているのでHewlettPackardもこれを無視することが出来ず、「ユーザフレンドりのため両方の規格に対応する」との態度に決めたそうです。
しかしMicrosoftのようなOSを開発している企業は、BDのような規格によってマシンの評判が下がるとソフトを開発しているということで即打撃を受けてしまいます。
やはりMicrosoftがBDに対応することは難しいでしょう。

それでもBDの勝利は確実なようです。やはりいつの時代でも権利保有者の意見が一番なのでしょう。

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金曜日, 12月 16, 2005

あなたはVisualStudio.NETに12万払いたいですか?それとも払わない?

昨日僕がVB.NETについてぐぐっていると、「SharpDevelop-jp」というソフトが見当たりました。
SharpDevelopとはフリーの.NET開発環境です。
それを「Language」で「Japanese」を選択できるようにしたのがSharpDevelop-jpです。
http://sharpdevelop-jp.souceforge.jp/
でダウンロード可能です。
僕は.NET Framework1.1の方が2.0より普及していて安定だと踏んだので
SharpDevelop-jp1.1をインストしました。
さてVS.NETよりSDが劣っているところはヘルプがAPIヘルプというところぐらいで、
コントロールの数もActiveBasicを思うと莫大な数提供されていました。

というのもSharpDevelopは.NET Framework SDKをコンパイラ等に利用しているので正味VSと同じ機能が使えるのです。
また超低スペックの僕としては動作の軽さがありがたいところでした。
これからは個人でVS並みの環境をSharpDevelopを使って日本人も体験できるでしょう。

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木曜日, 12月 15, 2005

中国からBloggerにアクセス不可

僕が使っているこの無料Blogサービスは「Blogger」といいGoogleと提携している。
ところがこのようなブログサービスでは人々が自身の意見を自由に配信しているので現在の中国では非常に厄介だ。
WikiやBlog、BBSやSNSなどによって反共産党の危険なグループが形成されるとせっかく中国は高度な成長を順調に続けているのにそれにひびがはいる恐れがあるからだ。
某合衆国の某共和党のような半帝国主義をもつ危険な国が‐公にはされていないが‐強い反中意思を持っている。
帝国的且つ独占的な思想をもつその合衆国の望みは成長する中国の分裂であり自国が覇権を維持し続けることだ。
この考え方あるアジアの同盟国にも浸透しており、
かれらは国→マスコミ を通じて本気で中国が危険だと信じている。
このような国際情勢により本来平和的な中国も力に頼る政策をせざるを得ない状況においこまれ、ネット規制を行っている。
同国は経済的には急成長して、またASEAN各国の理解も得ているが一部の旧覇権国の反中思想によって一部うまくいっていない。
そして、中国からBlogger、つまりblogger.com及びblogspot.comへのアクセスが出来ないようにしている。


―――――――――――
中国からBloggerへアクセスする方法
しかし、必ず「物理的に中国に住んでいる人間」がBloggerにアクセスできない訳ではありません。
あくまでも「中国から」→「Blogger」へのアクセスが出来ない訳で、
「●合衆国」から→「Blogger」へのアクセスは可能です。
そして「中国」から→「●合衆国」へのあくせすも可能だとします。

そのとき「●合衆国」を介して、つまり

「中国」→危険なデータA→「●合衆国(仲介)」→危険なデータA→「Blogger」

ということが可能で、このような仲介専門のサーバ
プロキシサーバ
といいます。
●合衆国にはなぜか中国人が中国にとって危険なデータを配信するためのプロキシサーバがきちんと準備されており、それも恒常的且つ公式的になりつつあるため当のBlogger担当者も
「中国からはアクセスできません」といわずITmediaにはなんと
「中国からアクセスするのが難しい」と書かれていました。

まあこんなことを日本語で書いてもアメリカと日本のメディアに洗脳されている日本人にとって全くひねくれたものに映るかもしれないけれど。

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水曜日, 12月 14, 2005

MSN メッセンジャーの後継版「windows Live メッセンジャー」ベータ版公開

現在Microsoftは「.NET」構想の下で大きく自社製品をWebベースに構築しなおしている。
リアルな、つまりハードディスクの中にあるC言語などで書かれたアプリは「時流に乗っていない」訳らしい。
Webベースのアプリと一般のアプリケーションの違いはというと、
いま僕が書いているBlogは、BloggerというGoogleと提携しているところから借りているのですが、
「書き込みページに文書を書く」→「公開ボタンを押す」→「サーバのハードディスクにUPされる」
という形です。
それをナビゲートする全てのページはもちろんWebページなので非常にグラフィカルで、オリジナリティにあふれています。一部あふれすぎて邪魔です。
さて、これとおなじことはWordでも可能です。
「Wordで書き込む」→「保存ボタンを押す」→「ハードディスクに保存される」
という流れで、やっていることはほぼ一緒です。
このように以前ではWindowsアプリケーションとしてこなしていた仕事をWebベースのグラフィカルなアプリに代替しよう、という考え方が2005年の夏以降一気に広まりました。
この考え方を実現するための技術は昔からあるのですがそれらは非常に難解で、柔軟性に欠けていました。
たとえばJ2EE(Java)やC,C++によるCGI技術です。
その後Perlなどが普及しましたがどれも素人にとって難解です。だいたい難解という日本語が難解です。
さてその後PHPなどの新しい言語がリリースしましたがこれについて今日語る気はありません。
そんな中Microsoft(以下MS)は.NET戦略の一つとしてWebアプリを開発するプラットフォームのひとつとして
「Microsoft.NET Framework」といふものを公開しました。
これを皮切りに様々なWebベースのサービスをMSは提供し、その一環として「Windows Live」というなんとも単純な名前のものを思いつき、AJAX技術を導入して様々なWebサービスを公開しています。
MSの某B会長はよっぽどライブという名前が気に入ったらしく.NET系のサービスに片っ端から「Live」という名前をつけ始めました。
そこでMSNメッセンジャーもWindowsLiveに統合しようと「WindowsLiveメッセンジャー」と大幅改良することになったようです。流石MSはおめでたい企業ですなあ。


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火曜日, 12月 13, 2005

AJAX

いやー驚きましたよ。
僕は最近Javascriptの勉強をしていたのですが、様々なセキュリティソフトでJavascriptが阻止される上、多くの人がWebブラウザでJavascriptを止めている(動作を禁止している)というのを知ってJavascriptをあきらめ、Javascriptに完全に依存したWebページを作る計画をあきらめてたんですよ。

ところが今日考査休み(採点日)だからなんとなくCNetをボーっとながめてて、「AJAX」という聞いたことのない用語をみつけたのでそこを閲覧していると、
「~概要~
AJAXによって多くのアプリケーションはWeb上に移行し、こういったWeb2.0によって
Microsoft OfficeもWebアプリに移行せざるを得ないだろう。
GoogleなどがGoogleMapなどのAJAXを基に作ったサービスを数々公開し、Microsoft自身も”Windows Live”というAJAXベースのグラフィカルなインターフェイスを実現したサービスを提供している。」
といった内容の文書でした。
僕は最近Javascriptが時代遅れだとしり、「あ~あ、phpとかのサーバサイド技術に移行してるんか」
と思っていたので早速Javascript以外の技術を身につけようとはてなでAJAXを検索しました。
すると「AJAXとは、Javascript(DHTML)でXMLを操作することで、Ajax自体は技術ではなく、”技”である」といった内容のことが書かれていました!!
おお!!知らぬ間に俺にチャンスが訪れていた!!と知ったので早速JavascriptとXMLについて習得していこうと思いまふ。
なんたってCNetのそのページのタイトルが
「AJAX」で生まれ変わるデスクトップアプリケーション
で、ある会社ではたった4人でAJAXのワープロソフトを開発したそうです。

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月曜日, 12月 12, 2005

Xbox360発売

いや~ついにMS,Xbox360をPS3より前に売りましたね~無駄なことを。
さて僕はXbox360を買いもしない金がない。まさか。。。(汗)のに今日は
Xbox360について能書きをたれます。
さて、話題のゲーム機「Microsoft Xbox360」ですがこの低性能さ(某B氏の精神年齢ではなくXboxのPS3に対する性能比です。)ですが、
MSは何が何でもPS2より性能のよいマシンをPS3発売より前に日本市場で発売すればSonyに勝てると思っています。何たる思い違い!?一部の人はXboxの存在、いやマイクロソフトをミクロソフトと思っている人もいるかもしれないこの日本で!!
だいたいただでさえXboxがしょぼいという偏見を植え付けさせられた日本人にとって
・2005年 PS2よりちょっとましなXbox360発売‐話題に
・2006年 Xbox360の8倍の性能の「PS3」を日本企業某S社が発売

これを見てMSの技術力の低さを感じざるを得ないでしょ?
とにかくMSがいつXbox360やWindowsVistaをアジアに投入しようともはや誰も振り向かないんですよ。残念。アジアに住んでるのは黄色人種より自分たちのほうが偉いと思ってる白人の方々じゃないんですよ。
あえて海の向こうからわたってきた低性能なゲームをね、来年自国内で更に高性能なゲームが発売すると決まっている時期に買うんですか?しかも春ですよ。
まあそれを遥かに凌駕する低性能さヲ誇るゲーム機を同国の某N社が秋ごろに発売するんですけどね。

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土曜日, 12月 10, 2005

TAG という新しい形の携帯電話をNECが発表

TAG という形態の携帯は以前のものの継体とはいえない形体です。
TAGはNEC社が開発した携帯ですがこの携帯の形体は変わっていて、腕に巻きつけて使うそうです。
これの形態をコンセプトに携帯を開発するわけですが、基盤や液晶とは違いどうしても電池だけが曲がらない形態だったそうです。
そこで電池の形態を新しい形体の携帯の形態のために何とか曲がる形態にしようとして、ついに完成したそうです。
形態1:曲がる
形態2:折れたら壊れる
形態3:30分で充電可能
形態4:PCからUSB接続のバスパワーで充電可能
という様々な形体の形態を持ち合わせているわけですが、こんな形態の携帯は必要なのでしょうか?
まず曲げれるのに折れたら壊れるようじゃ怖くて曲げられない≒腕に巻きつけて使いたくない
USB接続のパスパワーで充電→は?折れたら壊れるけど曲げても壊れない中途半端な機械のためだけになぜ30分もマシンの電源付けとかなアカン?だいたいUSB1.1には対応してまんのか?もしくはあれか?
「USB1.1のかたは充電にやく30時間かかります。その間引きこもっとけ!!!!!!もちろん98でな!」
とNECは言いたいのか!!?
いまさら98(NX)なんかだれが使うかゴラァ(怒)ってなんどコー○センターに電話されたら気が住むんだろうか?その前にNECはコー○センターを設置する資金が残っているのだろうか?

僕の学校では携帯式の電話の存在自体に否定的な意見を発していますのでこのように僕も否定的な意見を吐きました。 以上。


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金曜日, 12月 09, 2005

Opteron-Bench Mark_amd website

今日なんとなくAMDのWebサイトを眺めていたらAMD OpteronとIntel XeonMPのベンチマーク結果が載っていました。
Opteronは誰もが知っているAMD社の次世代サーバ・ワークステーション向けプロセッサ。
XeonMPは世界最大に膨れ上がったIntel社の×86テクノロジ最高峰プロセッサです。
たぶんDual-Core Xeonの上位版だったような気がします。

引用-AMD社Webサイト

AMD Opteron880               309769(105%)
Intel XeonMP 3.33GHz L3キャッシュ8MB  156064(53%)

米国Dell社は、「2006年に入ればIntelが盛り返す」と予測してAMDシステムを頑と構築しないが、
ヒューレット・パッカード社は「2006年に入ってもOpteronの優勢は代わらず」としています。

しかし元々Intelは圧倒的な資金力でAMDと同等もしくはそれ以上の技術力を維持してきたのでAMDの市場でのシェアがIntelに刻々と迫っている今Intelが奇跡でも起こしてAMDを大きく引き離す、といったことは不可能だと思います。
そもそもIntelはマイクロプロセッサからマイクロシステムへの移行、一般向けプロセッサの64Bit化、CPUのマルチコア想定設計が非常に遅れているのでよりその可能性は薄れています。

僕が描くシナリオとしては、
まずIntelがAMDに大きく遅れをとって2015年ごろまでにVIAのような存在になる。
Intelと同じように成長し、Intelがハード、ソフトはMicrosoftと独占し合っていたMicrosoft社のサーバ向けOS、Windows Serverを企業が採用せずWindowsNTを使い続けるかLinux系OSへ移行する。
コンシューマ向けOSもゆるやかにWindowsからLinux系へと移行する。
と考えています。

つまりIBM/UNIXの時代から
Intel/Microsoftの時代になり、そして
AMD/Linux の時代への以降が運命であり雰囲気であるわけであると思います。


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水曜日, 12月 07, 2005

InternetExplorer7-先行情報(1)

Microsoftは2006年の第一4半期にInternetExplorer(以下IE)のバージョン7のBeta2を公開する見込みらしい。
IEはWindowsデフォルトのWebブラウザで、現行の最新版はIE6 SP1である。
(SPとはServicePackの略。SPにはセキュリティなどに関するさまざまな新機能-更新が含まれている)
そしてIE7はWindowsxp及びWindowsServer2003、そしてWindowsVistaにのみ提供される。
ここで僕が重要視してほしいのは「Windows2000をサポートしない」ことです。
いままでは「WindowsxpとWindows2000」が最新OSであり、常に2つ一緒に扱われていて、また実際機能的にも同程度です。
ところがこれからの、WinFXやWinFS、IE7などの「Longhorn」プロジェクトでは徐々にWindows2000がサポート対象からはずされてきていて、またこれは機能的にはWindowsxpと同程度なWindows2000なので意図的と思います。

さて、IE7のBeta2ですが、ついにMSDNサイトにて一般向けに公開されるようです。
タブブラウジングに関しては、MSNツールバーで多くの人がすでに体験していると思いますが、RSSリーダー、そしてWebページの完全に印刷に関しては人々の願いであると思います。
現在のIE6ではWebページを印刷すると妙なテーブル構造と純粋な文字列のみが表示される不完全な紙が出てきますが、IE7により完全にWebページを印刷できるようになると作成・閲覧したWebページがそのまま物理的な現物として残すことが出来るようになります。


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火曜日, 12月 06, 2005

Adobe 、Micromediaの買収完了と新製品

画像やFlashなどのWeb上で動作するコンテンツを開発しようと思ったとき、
Adobe社かMicromedia社の製品を多くのWebクリエイターは購入するだろう。
ところがそのAdobe社がMicromedia社を買収してしまったのだ。
もともとAdobeは
Adobe Fhotoshop、Illustratorなどのドロー系、ペイント系両方の画像作成ソフトと、
Webページ作成ソフトを販売していた。
Micromediaは、Fireworks等の画像作成ソフトと、
Webページ製作ソフト、そしてFlash作成ソフトを最初の売り出した会社でもある。

つまり両社は全くおなじジャンルで争っていた。
ところが今回の買収劇により両社の製品が統合し、
Adobe Creative Suite 2 PremiumとFlash Professional 8を融合した
「Adobe Design Bundle」(約17万円)

Web設計開発ソフトのStudio 8とAdobe Creative Suite 2 Premiumを統合した
「Adobe Web Bundle」(約20万円)

AdobeのビデオツールをFlash Professional 8と組み合わせた「Adobe Video Bundle」

というラインナップとなるそうです。



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月曜日, 12月 05, 2005

AMD とIntelの関係変化-2005

元々IntelはコンピュータのCPU市場とチップセット市場を独占していました。
そしてAMDはIntelCPUの 
生産を一部肩代わりしていましたがIntelがI386 DXというCPUを発売したときに突然AMDに契約の中止を要求しました。
ところがAMDとIntelの間にはIntelのマイクロコードを無償でAMDが使用する「クロスライセンス」契約をIntelは中止するのを忘れていたためAMDはIntelの互換CPUを生産することが出来ましたのでAMDは徐々にCPU業界におけるシェアを伸ばしていきました。
ところが95年、クロスライセンス契約が切れ、当時のIntelの主力CPUである「I486」シリーズの互換品を生産する許可をAMDをはじめとする互換各社に与えませんでしたのでAMDは急速に縮小する386市場でもがき苦しみ、386の高クロック版で延命を図りました。
そしてIntelがPentiumという第五世代CPUを開発し、時代遅れになると思われた486互換CPUの製造を許可しました。ところがこれが失敗し、486市場は泥沼化しました。
その後もAMDは独自開発のCPUを製造し、何とかIntelについていきましたがIntelがPentiumIIIを発表したときいよいよAMD破滅かと思われたが(実際赤字決算となる)その危機も「Athlon」CPUを発表し一気に世界最速の座に着き、その後は技術的にもAMDとIntelが拮抗する状態が2,3年続きました。
ところがIntelは圧倒的なシェアがあり、開発予算がAMDとは桁違いでした。そしてその莫大な開発予算でAMDと拮抗する技術力を支えているので、技術力が拮抗していた2,3年徐々にAMDがIntelのシェアを侵食していきました。
つまりAMDの開発費が増えてきたのです。そしてついにOpteronという次世代CPUを開発し、一気にハイエンド市場でAMDが技術においてIntelを凌駕し、それを受けてシェアにおいてもAMDが頭角を現し多くの企業がIntelだけでなくAMDシステムも売り出し始めました。
つまり2005年においてIntelは宣伝力が優れていて(資金が豊富なため)
          AMDは技術力が優れている、という構図になりました。

ではここまでの流れを理解してもらえたなら、今回の本題に入ります。

<AMDは商用市場のシェアが10~20%、Intelは7~80%ですがAMDは2009年までに30%にすると掲げている。>

ところがHewlett-PackardがAMD PCの販売を開始し、またOpteronサーバの普及とともにその他のAMD製品も2005年に入ってよく売れてきた。
またAMDはIntelがhtテクノロジのPentium4を発売した初期からすでに64Bitの「Athlon64」及びその上位版の「Athlon64-FX」シリーズを発売してきているので、2006年にVistaが発売する際、
「信頼できるプロセッサ」としてAMDが一般のコンシューマからも選ばれる可能性は高い。

なによりも米国の小売市場でIntelのシェア(48%)をAMDのシェア(49%)が追い抜き、更にその傾向が加速しつつあるのは紛れも無い事実だと思う。
そこで頑なにAMDシステムを組もうとしないDellにも、いつか限界がやってくるのではないだろうか?

因みにAMDに関する情報は
こちら
を参照してほしいです。

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日曜日, 12月 04, 2005

「次世代DVDの規格はBlu-ray」

いままでSony率いる「Blu-ray Disk」(以下BD)と東芝率いる「HD-DVD」が次世代DVD規格のスタンダードを争ってきた。
ところがFOXなど主なメディア関連会社がBD支持を表明したことで現行DVDの次の規格はBDとなるようだ。
ところで僕が思うにこれは当然だと思う。
元々HD-DVDはMicrosoft,Intel,東芝などの「技術を持つIT関連企業」が支持している。
そしてBDは結局多くのメディア企業及び開発元のSonyが支持している。これは何故だろうか?
そもそもBDは不必要なほどの著作権保護機能を備えている。
いまは一般ユーザーもBDを支持しているが、実際に動画編集や友達との共有にBDをつかうとその不便さ
(一般ユーザにとって)がわかるはずだ。少なくとも現行DVDよりは。
そのためBDの登場は多くのメディア企業にとってはこの上ないニュースで、自分たちが利益を完全に確保する最高の規格だと思うだろうし、実際(メディア企業にとって)そうである。
しかしHD-DVDを支持するMicrosoftやIntel,東芝は日常生活に密着するIT機器を開発する企業であり、彼らの望みはDVDもそうだが、そうしたデジタル機器がより人々の生活に密着し、使う機会が増えることである。
彼らにとって異常な著作権保護のあるBDは悪魔の規格であるといえよう。そして、基本的に音楽、動画などのファイルを自由自在に移動、管理できるHDやフラッシュメモリーを内蔵した音楽プレーヤーはいわば「Welcome!!」なわけである。
しかしその「音楽」「動画」等のコンテンツを実際に開発している会社の推す規格が勝利するのは自明の理であり、BDが2年もすれば完全に普及するだろう。
因みにSonyがもうすぐ発売するPS3はBDを記録メディアとして採用し、
Microsoftの次期Windows「WindowsVista」はBDをサポートせず、HD-DVDのみをサポートする見通しだ。


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金曜日, 12月 02, 2005

Yahoo! 自社サイトの技術APIを公開

まずは、APIとはなんだろうか?
APIとはいわゆる「便利機能」です。
たとえばAさんがものすごく素晴らしく、且つ大規模なプログラムを作ったとします。
大概「プログラム」というのはいくつもの「関数」(BASIC系言語の場合サブルーチン)が含まれています。
1つのプログラムの中で何度もする処理を「関数」という形でまとめておくのです。
次回この処理をしたい場合はその「関数」を呼び出すだけでいいのです。
さて、この関数をたくさんまとめた「DLLファイル」というものを作成しておくと、今度Bさんがプログラムを作るときにそのAさんの作った「DLLファイル」に収録されている関数を呼び出すだけでいいわけです。
このようにほかのプログラムから関数を呼び出して利用できるようにすることを
関数を「エクスポート」する 
といいます。
そしてこのような関数を「API」と呼ぶことがあります。
たとえばWindowsのAPIである「Win32API」にはWindowsで使用できる便利機能が詰まっています。

この、「Yahoo!の便利機能」をAPIという形で開発者向けにYahoo!が公開しました。
これによって多くのWeb開発者はYahoo!の検索アルゴリズムを利用した素晴らしい検索窓を設置したり、(通常の検索窓以外にもイメージ検索やムービー検索なども)できるようになりました。

Yahoo!はこれまで初心者向けにさまざまなサービスを無料や低価格で提供してきましたが、これからはYahoo!も多くの開発者にむけて門戸を開く方向なのでしょうか?

Yahoo! Developer

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