水曜日, 1月 25, 2006

AMD 最上位CPU各種を大幅値下げ

AMDが同社のコンシューマ向けメインCPU「Athlon64 X2」と「Turion64」の最上位品を10~30%という稀に見る大幅な値下げを突然行いました。

Athlon64 X2は以前のAthlon64のデュアルコア版です。
一般的な広告にはまだAthlon64 3500+台が主流ですが、徐々にX2へ移行していく見込みです。
ちなみにX2は4800+まで出ていて、これは今回の値下げで2割も値段が下がりました。

そしてTurion64はノートPC向け64Bitプロセッサです。
今春にデュアルコア版が出荷される見込みですが、これらも2~3割最上位品は値段が下げられました。

今回の値下げがAMDにとって何を暗示するものかは分かりませんが、Intel一極支配がぐらつく要因の一つとなってくれるのは間違いないでしょう。


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月曜日, 1月 23, 2006

これからのAMDのCPU~概説~

さて、今年Intelが具体的なロードマップと、「ブランド志向」への転換としてViiv
Core Duoなどを発表し、またIntelがNetBrustアーキテクチャから離れた新しいプロセッサのテクノロジライフサイクルに入ろうとしていて、*Tsと呼ばれる様々な技術を開発していることもありいよいよ今年からはIntelが技術的的に優位に立つかな?と思った。
ところがすでにそんな事は言っていられないほどAMDのプロセッサ・テクノロジは進化していたのである。

現在AMDはTurion64(モバイル)Athlon64 X2、Opteron(サーバ)などすべての製品のコアはK8コアと言っている。
そして同社はK9コアの開発を中止、以前からK10コアの開発を進めている。

今AMD製の最速CPUはOpteron(Dual-Core)で、それに競合するIntelプロセッサはXeonMPである。
両者とも最上位品はほぼ同じ性能だが(少しOpteronが上回る程度)、消費電力あたりの性能ではOpteronがXeonの約2倍ちょっとあり、これは圧倒的な差と思われる。

そして、AMDによればこのK8コアの発展系K8Lをそのまま拡張し低電圧品として出荷、そしてK10コアのものはサーバ向けに投入するらしい。

またK8LにおいてはTurion64のデュアルコア版を今春出荷し更なる消費電力節約のためキャッシュを共有するという。
これによって-通常キャッシュは大きくプロセッサの値段を引き上げるので-安く出荷することもできるでしょう。

そして、AMDのプラットフォーム戦略の一つであるチップセットですが、HyperTransport3では早速DDR3メモリをサポートするので以前DDR2の波に乗り遅れあたふたしたときとは違い素早く次世代メモリとの共存が可能でしょう。

ちなみにIntelもCore Duoについて共有キャッシュを採用しています。

その後、つまり2007年ですがAMDは4コア(Quad-Core)Opteronを投入するようです。
これをAMDが発表するとすぐにIntelが2007年にQuad-Coreのサーバ用プロセッサとデスクトップ用プロセッサを投入することを発表しました。
しかし今のIntelではQuad-Coreに突入する際またいろいろとCPU自体の設計を見直す必要があるのでこの間にAMDのK10コア開発がよりいっそう進むことでしょう。
また日本ではIntelの違法な商慣習による市場独占に対してAMDが起こした裁判が着々と進んでいますので、もうそろそろAMD製プロセッサが日本でも普及するでしょう。

AMDのシェアは日本では10%程度で、事実上Intelが独占していますがアメリカにおいては今年ついにAMDのシェアがデスクトップPCにおいては追い付き、ノートPC市場でも激しい攻防を繰り広げています。

とにかく、テクノロジライフサイクルにおいて今年からIntelが有利ということはなく、Intelのたった20分の1の規模しかない弱小なAMDがだんだんとIntelを脅かしているのは事実となりつつあります。

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日曜日, 1月 15, 2006

SocketM2登場

AMDから新しくSocketM2が登場する模様。
Socket939の後継「SocketM2」の情報は以前からあったのですが、今月中にリリースするであろうと言う僕の勝手な予測にもとづいて本日掲載してみたり。。。

SocketM2対応の最初のプロセッサは、
Athlon64 X2 5000+ そして
Athlon64 FX-62です。

X2の5000+はもうでてたりするんですが、FX-62は楽しみですね。。。
たしかFX-60からデュアルコアになったので62はその安定版ですかね。少なくとも60より62が買いと思います。。ってそんな金ないけど。

しかし最近はX2の高値が気になりますね。CPUってモノの値段を考えるとこの状態では未だAthlon64が現役扱いされる状態ですねえ。
まあインテルもPen4が現役で、なんかPenDは量産出荷されてメーカPCに搭載されてるの見ること少ないし。
しかし、ViivでPenDが普及するはずなのでAMDも何とかX2の値段を下げなければいけないでしょう。。

あと、X2がFXと同じくらいのベンチ結果たたいてますが、もうちょっとFXの有意性を出さないといけませんね。優位性も。
とりあえずデュアルコアになったのはいいですが、FSBを思いっきり引き上げてみるべきと思います。
まあ、そのくらいですね。
どちらにしろ僕はMeromコアのCore Duoしか関係ないので。。






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土曜日, 1月 14, 2006

次世代SD「SD HC」の実力

今回は、今年から販売が開始されるSDカードの上位版「SD HC」の「実力」について紹介しようと思う。
――――――――――――――
SD HC

SDカードの上位版とされるSD HCとはどのようなものなのだろうか?
SDカードの規格などを策定するCSAが、2006年度の1月上旬に行われた家電見本市「CES」において以下のようなことを発表した。

SDカードは現在2GBまで公開されている。また一部の企業からは規格外の4GBのものがラインナップされているが、CSAにとってこのような製品はサポートできないあくまでも「規格外」であるという。
そしてSDカードの上位版として今年の上半期に「SD HC」を投入する見込みだ。
SD HCはまず4GBから投入され、2008年~10年頃には32GBまでラインナップするという。

さて、今年発表されるSD HCは1秒当たり4MBの転送速度(48Mbps)
であるらしい。
そしてその転送速度は新しく「Class」で順位付けされ、
Class6が6MB/sec
Class4は4MB/secそしてClass2が2MB/secという。
とにかく以前のSDとは桁が違う転送速度によって、プロがスムーズにデジタルカメラなどを利用できたり、またパソコンでSD HCを扱うときには音楽などがよりスムーズに出し入れできるでしょう。

SDHC対応機器ではSDは使用できるが以前のSD機器でSDHCは扱えないとのこと。
なぜかというとSDHCではファイルシステムをあの有名なFAT32に変更し、(以前はFATだった。FATとは俗に言うFAT16のこと)またこれはSDプレーヤーがより普及するきっかけになるだろう。

なぜかというと以前はiPodなどが20~60GBという大容量でデジタルオーディオプレイヤー市場を牽引していたが、これからSD一枚がそれに匹敵する大容量化することで、以前のデジタルオーディオプレイヤーに代替する存在としてSDプレイヤー(正確にはSDHCプレイヤー)が市場に躍り出てくることが予想されるからだ。
また以前からSDプレイヤーは「iPod nano」よりもひとまわり小さい大きさの商品も既に多数存在するので、これからのSDHCプレイヤーには期待ができる。
とにかくSDのみのSDプレイヤーを今、買うのは厳禁だろう。

さて、こうしたSDHCであるが、ハイビジョンカムコーダやデジカメ、PCにとどまらずテレビや携帯においても採用される予定と言う。
やはり、次世代DVDが混戦している現代において非常に有望な規格であろう。
また8GB程度のSDHCならDVDの代替としても利用でき、もしかしたらDVD市場までもSDファミリが進出するかもしれない。

そして、そのような未来を見越してかCSAはSDHCにおいて3つのアプリケーションフォーマットを用意し、それらは
SD-Video
SD-Audio
SD-Binding
という。
僕の予測ではSD-VideoがDVDを、SD-Audioがデジタルオーディオプレイヤーを圧倒すると思う。
そしてSD-Bindingは携帯電話で音楽などのデータをダウンロードする際それらを保護してくれるので、巨大な携帯電話市場にSD-BindingフォーマットのSDHCは大きく普及するだろう。


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金曜日, 1月 13, 2006

Viiv

インテルが年明けごろに「Viivというコンシューマ向けプラットフォームを前半期中に発表する」
と言っていましたがどうやらViiv対応PCは一月下旬から出荷が始まるそうです。

Viivはコンピュータを用いた家庭における様々なエンターテイメントを強く支援するプラットフォームらしいですが、さてどのようなスペックなのでしょう?
まずViiv対応マシンの一覧は
http://www.intel.co.jp/jp/viiv/howitworks_oem.htm
を参照してください。
そのうちの一つを見ると、OSはWinxpのMCE2005、プロセッサはPenDで、下位版がCeleronDでした。
とにかくデュアルコアインテルCPUと、WindowsのMediaCenter用OSの搭載が必須なのでしょう。


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水曜日, 1月 11, 2006

ついに登場!!-Intel/Mac

一体型Macintosh「iMac」が最近Appleから発表されました
(CPU:IBM PowerMacG5)(OS:MacOSⅩ)

このマシンに代表されるようにMacintoshマシンとDOS/Vパソコンの最も大きい違いは、
DOS/Vは「×86」と呼ばれるIntel社製CPUかその互換品を実装しているのに対し、
MacintoshはIBM社の「PowerMac」シリーズをCPUとして搭載しています。
このPowerMAcプロセッサは×86とは全く異なるもので、その上を走るOSであるMacOSもそうであると考えられてきました。
ところが最近の「OSⅩ」というMacOSのシリーズは、UNIXを元に構築されている上、じつはApple社が×86CPU上でのコンパイルを試みていたのです。

そしてついに、IBM社がPS3向けに「Cell」という高性能CPUを提供し、Appleにはその5分の1程度の性能のPowerMacプロセッサしか提供しませんでした。
そこでAppleは急遽MacOSⅩが×86対応であることを公表し、なんと×86-つまりIntelCPUをMacintoshに採用したのです。
(iMac Intel Core Duo2.00GHz版)
20年前にIBMがDOS/VからApple方について以来何度も「Intel/Mac」の話は持ち上がりましたが、常に実現しませんでした。

しかし、ついに今年にパソコンが統一した訳です。多分。

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火曜日, 1月 10, 2006

Mozilla FireFoxのシェア10%に

さて、この情報を知る前にある程度Webブラウザ業界の遷移を知る必要があるでしょう。
●95~99年 タグ・スクリプト拡張の時代
1990年代前半から、TCP/IPを用いたデータ通信が盛んになり、それに呼応して回線速度が向上し「Webサイト」というHTMLファイルをオンラインで見る習慣が始まった。
当時はNetscapeNavigator(以下NN)というWebブラウザがほぼ100%シェアを占めていた。
--
95年の「Windows95」アップデート時にMicrosoftがInternetExplorerを投入したので一気にInternetExplorerがインターネットをより普及させ7,8割のシェアを稼ぐ。
またMacにもInternetExplorer(以下IE)は出荷されNNの地位が脅かされるようになった。

その後の拡張機能競争で、WindowsにプリインストされているIEに有利に戦いが進み、ついに90%を超えるシェアをIEが握るようになった。

●OperaとMozillaの登場
さて、NNを開発しているNetscape社は「オープンソース」というネット上でフリーにソフトウエアを開発することが流行っていると知る。そこでNNをオープンソースの世界に送り出した「Mozilla」プロジェクトを
始めるがあまり上手くいかなかった。
また、Opera SoftwareASA社が、IEとNNがW3Cの定める業界標準のWebページレンタリングとかけ離れていることを利用し、「業界標準Webブラウザ」として「Opera」をなんと有料発売した。
これはオタクの間ではそれなりに好評だったが一般に知られ、IEに対抗するには「有料」という壁は厚すぎた。

●XMLの時代と出遅れるIE7-Mozillaの成功 2002~
 さて、XML関連の、AtomやRSSなどの技術が開発される中Microsoft社はWindowsリリースの関係でそれらに対応したIE7を2006年後半にリリースすることとなったので、その間に、リアルタイムにアップデートするMozillaにおいて「Firefox」というものすごく安定したWebブラウザが登場。
バージョン1で足踏みしていたのに突然1.5にあげたためその実力から一気にシェア上昇。
2005年末で10%に達した。
そしてIEのシェアは85%に落ち、FirefoxとIEの2強という印象になった。
しかし技術的にはNN8などが優れており、またFirefoxを基にしたFlockなども登場し非常にユーザーの選択肢は広まった。
そしてOperaが無料化し、Operaも1%ほどであるが少しずつ確保するシェアを伸ばしてはいる。






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世界最速のコンシューマ向けCPU

Athlon64 FX-60が発売しました。
Athlon64 FXはAthlon64の上位版でしたが去年の冬AMD社がデュアルコア版の
「Athlon64 X2」を発表しAthlon64はX2に世代交代を進めています。
そして上位版のAthlon64-FXもついにコアが2つになり、IntelをAMDが全ての面でリードしました。

――――――――――――――
<<以下の文章は読まなくてもいいです。>>

Athlo64FX-60!!!
なんでFXなのにDualコアなんだ~~~~~~~~!!!
テラワロスなプロセッサとしか思えない!!
「Athlon64FXがデュアルコア」!!
ヤバス!!
いまが買い!!
もうIntelとかいくら「よな(Core Duo-Yonah)」とか「めろん(Core Duo-merom)」とかほざいても意味が無いな。。。
いざ!AMD Live!の時代へ!!!

ちなみにAMD Live!の発表があったそうです。
午前中にIntelのViiv。午後にAMDのAMdLive!
ViivはIntelのキモヲタどもが愚痴ってたがAMD Live!発表は世界中のアーティストによる演奏があって、AMDのCEOの演説は約1分程度だったらしい。<<ITmedia

さすがAMD Live! 「ライブ」というだけあるな。


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Skype 2.0発表

ついにSkype2.0が発表されました。
Skype1は、P2P技術を用いて電話がPC上から出来る、ということでしたが
Skype2ではそれがビデオ電話になったようです。(また主要機能にワンタッチでアクセスできるようにインターフェイスも改善され、操作音も新しいものが選択できるようになった)

さて、Skype2.0は以前からベータ版が公開されていましたが、追加された新しい音が不評だったので1.xと同じ効果音を「Classic」として選択できるようになったのが正式版です。

いや~僕はあまりSkypeを使おうとは思いませんが今使っている人・グループは早速でもPC用カメラを買ってSkype2を導入すべきでしょうねえ。
やっぱり相手の顔や様子を見れたら、
「新しく買ったグッズを相手に見せる」「飼い犬の子供を見せる」といったように使い道が様々に広がるでしょう。


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次世代SDカード発売!!!

SDカードはあの小ささにも関わらず1GBまでラインナップされていて、更に最近2GBのものもいつの間にか追加されていました。
また規格外のものでは4GBのものも出回っているようです。

さて、このようにCD/DVD/BD/HD-DVD/とは全く別路線をたどっているSDファミリですが、
これまでのSD/miniSDに加えて新しく新バージョンが追加されるようです。
その名も「SD HC」斬新な名前ですねえ。
変更点を列挙します。

★ファイルシステムがFAT(俗に言うFAT16)からFAT32に変更。
★転送速度をX B/secから「Class」単位に
★まずは今年春の4GBからだが、そのうち32GB((驚 まで出荷
★SD HC対応製品ではSDも使える(上位互換性のみ。)

SD-Video、SD-Audio、SD-Binding という3つのフォーマットを用意。
Bindingはケータイでダウンロードする際のコンテンツ保護機構となるそうです。

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木曜日, 1月 05, 2006

AMD Turion64最新版発表

AMDが新しいTurion64(ノート用CPU)を発表しました。
動作クロックは2.4GHzで、L2キャッシュは512MBです。
そして競合するIntelのノート用CPUでは
Core Duo 2.1GHzが最上位なので依然AMDがリードしています。
競合するCore DuoはデュアルコアですがAMD社のCPUは元々クロックあたりの性能が高いうえTurion64は64Bit拡張命令「AMD64」を実装していて今年冬発売のWindowsVistaに対応することが可能です。

しかし競合するIntelのCore Duoは未だ32Bit製品のみで、また秋に「Meromコア移行」というステップを踏む必要があるので今年もAMDの優勢は変わらないでしょう。



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2006 International CES開催

2006 International CESが米Microsoft社会長B・ゲイツ氏の基調演説と共に開催したようです。
このCESの特徴は、世界で始めてCentrino Duoブランドのマシン-つまりCore Duoが公開されることです。
そのパワーを一般の人々が知る最初の機会となるでしょう。
2005年にCentrinoというPentiumMプロセッサ搭載ブランドが発表されましたが、
ことしはCentrino DuoというCore Duoプロセッサ搭載ブランドへの移行が始まるでしょう。
今回のCore Duoのコアは「Yonah」ですが今年秋には「Merom」コアが発表されますので今年冬のWindowsVista発売を考えると「Merom」発表までPC購入は厳禁ですね。
ちなみにCentrino Duo以外のブランドロゴとCPUロゴも一新されてまともなスタイルに近づきましたね。


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水曜日, 1月 04, 2006

Core Duo について

Core Duoの概要を体系的に説明します。
この記事を読み終わっているころにはCore Duoがどんなプロセッサかなんとなく理解できているでしょう。

Core DuoプロセッサはCore Soloプロセッサのデュアルコア版です。
Core DuoプロセッサはPentiumM(Dothan)の後継版です。

Core Duoプロセッサなどの「Core x」という名のシリーズはIntelとしては初めてのAthlonのように最初からデュアルコアを想定して設計されたプロセッサであるため、Core DuoはFSBをそれぞれのコアが共有しています。
今までのIntel-Dual CoreはなんかCPUをむりやり二つくっつけたようなものでしたが、これでIntelもやっとまともなデュアルコアの世界へ突入することができました。

またCoreは初めて電圧が下がったプロセッサであり、LV Core DuoというCore Duoの低電圧版は以前のPentiumMよりも低電圧でスムーズにマルチタスクな作業があの重いWinxp上で可能になります。それもノートPCで。

IntelのロードマップによればCore Duoのシングルコア―コアが以前と同じく1つしかない―のCore Soloは1,2年ローエンド市場にとどまるようです。
じゃあCore Soloを買おうかというと待ったをかける必要があります。
なぜかというとIntelはMeromという次期Core Solo(Yonah)を今年秋~冬にかけ投入するからです。
つまりCore Solo(Yonah)がCore Solo(Merom)となるわけですが、重要なのはこの「時期」です。
今年の冬はMicrosoftがようやく次期Windows-「WindowsVista」を市場に公開します。
つまり、MoromコアのCPUがWindowsVistaの標準となるためもしローエンドの「Core Solo」を買うつもりならMeromコア発表まで待つのが賢いでしょう。
2006年と次世代65nm製造プロセスプロセッサの幕開けに浮かれてはいけません。
WindowsVistaという高スペックなグラフィック性能を要求する次世代オペレーティングシステムの発売を考えるとMeromコアでないと後々対応していけなくなるでしょう。

それでもCore Duo(Yonah)もPentiumMからの移行を考えると非常に魅力的です。
まず、SSE3拡張命令の実装により浮動小数点計算の効率が飛躍的に向上し、
そしておなじみ動作周波数も早速2GHzを超えています。
2GHzのものは現在4万円を超えるようですが、T2300(モデルナンバー)だと1.6GHzありながら2万円です。

Core Duo標準実装マシンには「Centrino Duo」ブランドシールが張られているので一目で分かることでしょう。



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Intel の新しいコーポレートロゴ

Intelは自社製品搭載マシンに貼り付けるロゴ(シール)を一新しました。
デザインももちろん素晴らしいのですが技術的に必要な情報は「名前」なので名前について書きます。

●プラットフォーム
Viiv     :今春に概要が発表
Centrino  :PentiumM プロセッサ中心のシステム(ノート)
Centrino Duo:Core Duo(Yonah Dual Core)中心のシステム(ノート)

●販売プロセッサ
――――――――――――――以下深い青
Core Solo:コード・ネーム「Yonah Single Core」
Core Duo :コード・ネーム「Yonah Dual Core」

――――――――――――――以下青
PentiumM
PentiumD
Pentium4 HT
Pentium Extreme
Pentium4
Pentium4 Extreme
Pentium4 HT Extreme

――――――――――――――以下水色
Celeron M
Celeron D

――――――――――――――以下黒
Itanium2
Xeon


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2006年に入りました。Intel-Yonahプロセッサ公開

あけおめ~・・・
やっと待ちに待った2006年です。
2006年のスケジュールは
・Yonah(Mobile)CPU公開
・PS3売り出し。(Cell公開)

・IE7・WindowsVista公開
・Merom(Mobile)CPU公開
・多分次期Pentiumが出ても良いかも。

・Office (ver.12)公開。多分名称はOfficeVista,かな?

さて、1月早々Yonahプロセッサが公開されました。。。いや~2006年ですね。
まずは旧CPUから
●PentiumDが3.40GHz(950)まで公開 90nm
●Pentum4が3.80GHz(661)まで公開 90nm
●Dual-Core Xeonを2.80GHzまで公開 90nm 、ちなみに12万円。今円安だから11万まで降りるかな?
●PentiumM 2.16GHzまで公開・・・日本では未だかな? 90nm
XeonMPは3.33GHz、普通のXeonは3.8GHzまで出てます。
関係ない?ですがItanium2は1.6GHz。

さて、今回新しく発表された65nmプロセスのYonah プロセッサです。

LV Yonah Processor Dual-Core(Core Duo LV)は
1.6GHz、品番T2400、FSB667MHz、L2キャッシュ2MBで、お値段3万ちょい。
シングルコア(Core Solo)も一応出ててT1300,コア数以外全て同じで2万ちょい。

普通のYonah Processor Dual-Core(Core Duo)は
T2600で2.16GHz。(約6万5000円)
T2500に下がって2GHzでお値段4万ちょい。
しかし1.6GHzのT2300を買うと2万円を切る。多分多くのノートPCは年初はこれ乗っけて来るでしょう。

Yonah,2006年になったとはいえホントに来ましたね。
ちなみにPentiumMはブランド名Centrinoですが
YonahはCentrino Duo(シングルはSolo)だそうです。
新世代ノートPCのNapaプラットフォームはこんなスペックなんですね。




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