月曜日, 10月 16, 2006

AMD クアッドコアCPU「(コードネーム:)Barcelona」を開発

AMDの「Barcelona」クアッドコアCPUはK8のRev.Hにあたる。かつてのPentiumDのような間に合わせのものではなく、ハイパートランスポート(インテルでいうFSB)に直接4つのコアが繋がれた物のようだ。

最近行われたFallProcessorForumでBarcelonaのダイの写真も発表しており、かなり完成に近づいているようだ。ただし、発売は2007年秋になるという。
最近インテルがAMDに先じて導入した65nmプロセスで生産される予定で、また仮想化のパフォーマンス向上や2MBものL3キャッシュの搭載、IPCの向上やSSE演算の強化(ユニットの性能を約2倍に強化)など魅力的な機能向上も伴っている。
ただし、65nm移行を果たすとしても現在の想定ではダイサイズが300平方mmクラスになるようで、インテルのクアッドコアCPUに本来AMDの強い分野であるコストパフォーマンスで差別化を図れないという問題点も抱えている。

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