月曜日, 2月 20, 2006

Itanium概説

「Itanium2」特集2
「Itanium2とは」

Itaniumは開発計画当時Intel社内で「Marced」と呼ばれていた。96年だったっけ。。からこの計画はスタートし、64Bit演算を安定して行うことを目標としていた。
そしてItaniumは733MHzから売り出し、L3キャッシュだけで4Mbも積んでいた。
Itaniumは発売当時非常な期待を寄せられ、当時UNIXサーバがはやっていたのだがUNIXサーバ販売各社は挙ってItanium対応を発表した。
しかしItaniumは構造面での大変革は起こしたのだが性能面ではまだSunやHPのマシンが上回っていた。そのためあまり注目されることなく冷え込んだ。

ところがすでにIntel社内では「コード・ネーム:Macinley」が進んでおり、それが01年「Itanium2」という形で発表された。
最初900MHzと1Ghzの型が発表され、900MHzのL3キャッシュ1.5Mbのもので15万円、1GHzのL3が3MBのもので50万円もした。
しかしItanium2は確実に高性能化しており、一部のサーバなどに採用されたが今度はスパコンに採用されることが多くなってきた。

もともとスパコンはPentiumIIIXeon(当時)を大量に接続して並列処理を加速させていたのだが、64Bit型のスパコンではItanium2という選択が現実的となったのである。

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