月曜日, 1月 23, 2006

これからのAMDのCPU~概説~

さて、今年Intelが具体的なロードマップと、「ブランド志向」への転換としてViiv
Core Duoなどを発表し、またIntelがNetBrustアーキテクチャから離れた新しいプロセッサのテクノロジライフサイクルに入ろうとしていて、*Tsと呼ばれる様々な技術を開発していることもありいよいよ今年からはIntelが技術的的に優位に立つかな?と思った。
ところがすでにそんな事は言っていられないほどAMDのプロセッサ・テクノロジは進化していたのである。

現在AMDはTurion64(モバイル)Athlon64 X2、Opteron(サーバ)などすべての製品のコアはK8コアと言っている。
そして同社はK9コアの開発を中止、以前からK10コアの開発を進めている。

今AMD製の最速CPUはOpteron(Dual-Core)で、それに競合するIntelプロセッサはXeonMPである。
両者とも最上位品はほぼ同じ性能だが(少しOpteronが上回る程度)、消費電力あたりの性能ではOpteronがXeonの約2倍ちょっとあり、これは圧倒的な差と思われる。

そして、AMDによればこのK8コアの発展系K8Lをそのまま拡張し低電圧品として出荷、そしてK10コアのものはサーバ向けに投入するらしい。

またK8LにおいてはTurion64のデュアルコア版を今春出荷し更なる消費電力節約のためキャッシュを共有するという。
これによって-通常キャッシュは大きくプロセッサの値段を引き上げるので-安く出荷することもできるでしょう。

そして、AMDのプラットフォーム戦略の一つであるチップセットですが、HyperTransport3では早速DDR3メモリをサポートするので以前DDR2の波に乗り遅れあたふたしたときとは違い素早く次世代メモリとの共存が可能でしょう。

ちなみにIntelもCore Duoについて共有キャッシュを採用しています。

その後、つまり2007年ですがAMDは4コア(Quad-Core)Opteronを投入するようです。
これをAMDが発表するとすぐにIntelが2007年にQuad-Coreのサーバ用プロセッサとデスクトップ用プロセッサを投入することを発表しました。
しかし今のIntelではQuad-Coreに突入する際またいろいろとCPU自体の設計を見直す必要があるのでこの間にAMDのK10コア開発がよりいっそう進むことでしょう。
また日本ではIntelの違法な商慣習による市場独占に対してAMDが起こした裁判が着々と進んでいますので、もうそろそろAMD製プロセッサが日本でも普及するでしょう。

AMDのシェアは日本では10%程度で、事実上Intelが独占していますがアメリカにおいては今年ついにAMDのシェアがデスクトップPCにおいては追い付き、ノートPC市場でも激しい攻防を繰り広げています。

とにかく、テクノロジライフサイクルにおいて今年からIntelが有利ということはなく、Intelのたった20分の1の規模しかない弱小なAMDがだんだんとIntelを脅かしているのは事実となりつつあります。

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