現在、主要なCPU業界における企業は「Intel」社と「AMD」社がある。
そのほかに超低電圧な”C3”というプロセッサを開発している会社があるが、PowerPCのIBM社を除くとDOS/V市場におけるCPUはこの2社以外PentiumⅢの時代に切り落とされてしまった。
さて、現在市場においてAMD社をIntel社が圧倒しており、現在はIntelの時代といえる。
さてこの両者が現在販売しているプロセッサ(プロセッサ≒CPU)はどのような種類かというと
Intel:コンシューマ向け
Pentium4(ht)
Pentium4 XE(ExtremeEdition)
PentiumD (コアが2つある)
Pentium XE (ExtremeEdition)
(低価格版)Celeron
(ノートPC用)PentiumM ・ CeleronM
Intel:サーバ向け
Xeon XeonMP Dual-Core Xeon
Itanium Itanium2
AMD :コンシューマ向け
AthlonXP {それぞれノートPC向けもあり}
Athlon64
Athlon64-FX
(低価格版)Duron
AMD :サーバ向け
Opteron
というラインナップです。(2005年現在)
ところがこの中でOpteronを除くすべてが「マイクロプロセッサ」ですが
Opteronのみ「マイクロシステム」です。
そして将来的にはマイクロシステムがマイクロプロセッサを駆逐すると言われています。
このOpteronは64Bitかつデュアルコアです。
64Bitとは、現行のほとんどのプロセッサが32Bitごとにデータを扱うのに対して一度に64Bitのデータを扱うことが出来ます。
専門的には、「レジスタ」というプロセッサ内にキャッシュとは別の高速な記憶領域がありますが、これらも1つ1つが64Bit化されています。
そして「デュアルコア」とはCPUの「コア」が2つダイに搭載されていて、マルチスレッド処理が高速なことです。つまりソフトのインストールをしながらネットゲームをする、といった負荷が高い仕事をよりすばやくこなすのです。
その「Opteron」プロセッサが2007年「4」コア製品も出荷する見通しです。
2コア以上の「マルチコア」といえばIntelのPentium4XEが有名ですがPentium4XEはソフト的に8コアに認識させているだけなので、実際にはあまり意味はないでしょう。デモンストレーションみたいなものです。
しかしOpteronはハード的にも4つのコアを搭載するらしく、さらにグラフィカルな処理が軽快に出来るので、サーバ用途の中でもJavaアプレットを積極的に取り入れているメーカーなどにお勧めできるでしょう。
また07年に出荷するバージョンでは「DDR3」タイプのメモリをサポートする予定です。
現在、「DDR」型メモリが普及しており、徐々に「DDR2」への移行も一部では始まっています。
そして、現在は1システムあたり2プロセッサ、Opteronでは8プロセッサが使用できたが、
07年バージョンでは32プロセッサが使用できるとのこと。
ここまで高機能なCPUを32個も搭載するとはどんなシステムなのだろうか?
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木曜日, 11月 24, 2005
次世代を切り開くCPU-Opteron
投稿者 鼻炎 時刻: 7:41 午後 |
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