月曜日, 9月 11, 2006

米グーグル社CEOが米アップルの取締役に


グーグルのCEOがアップル取締役の1人になったことによって事実上アップルとグーグルは協力関係となった。

Macintoshを開発するアップルは20年以上前からPCを開発する各社、とくにOSベンダであるマイクロソフトとはライバル関係にあった。
そして、グーグルはここ最近マイクロソフトのWindowsLive/MSNと激しく衝突している。ここさいきんのWindowsLive等の事業展開は明らかにグーグルを意識したものとなっている。

現在、マイクロソフトにとってWindowsOSが収益の中心だが、アップルのMacは小さいながら脅威である。また、アップルのiPodに対抗する音楽プレーヤをマイクロソフトは準備中であり、iTMSに各種WindowsMediaサービスで対抗しようとしている。
そして、WindowsやOfficeに代わる収益源としてWebサービスを模索したがそこではグーグルとの激しい衝突が予想される。

アップルとグーグルが更なる協力関係へ進むつもりなら、マイクロソフトやPCベンダの提供するプラットフォームと競合する新しいコンピューティングプラットフォームが登場することになるかもしれない。

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