米マイクロソフト社(と東芝)がアップルのiPodに対抗して開発した「Zune」ポータブル音楽プレーヤーの詳細な情報が公開されたようです
アップルのiPodは、iTMS(現iTS)との連携により大きく成長した。というのも、iPodの普及によってiTMSの合法音楽ダウンロード市場におけるシェアが8割に迫り、またiTMSでダウンロードした音楽はiPod系デバイスでしか再生できないからだ。
こうして日々音楽プレーヤー市場での地位を確立し、ブランド力が向上→メインのMacの売上まで伸びるアップルに対して何とか音楽関連市場で対抗しようとマイクロソフト・東芝のいつものコンビが開発したのが「Zune」だ。
とりあえずまず出るZuneは30GBのハードドライブを搭載し、320x240の解像度の縦長の液晶を備えている。
そして、無線機能・トランシーバ機能を備えており、これをOFFにするとバッテリ駆動時間が少々長くなる。ちなみに音楽なら12時間再生できるという。また、ラジオ機能もついている。
ソフト的には、WindowsMediaPlayerとは異なるZuneに特化されたiTunesのようなソフトが用意され、iTMSのようなオンラインストアもこれまでのMSNのものとは別にポイント制のものが用意される。
さて、ここからが重要で、iPodやその他過去のMP3プレーヤーにないZune特有の機能である。
Zuneは非常に強力な無線機能を備えており、対応デバイス間で楽曲や写真を数秒で転送・共有できる。ただし動画はそれができないという。そして、Zuneの無線機能で通信されたファイルにはデジタル著作権管理技術のDRMが適用され、また音楽の場合転送先では3回再生するとそれ以上再生できなくなる。再生しなくとも3日後には再生できなくなる。あくまでも「お試し用」のようだ。
また、将来のZuneソフトウエア(ZuneOS)アップデート時にはDJ機能(周辺の対応デバイスに楽曲をストリーミングする)が追加されるらしくそれに対応した設計になっているようだ。
木曜日, 9月 28, 2006
Zune、正式なスペックが発表
投稿者 鼻炎 時刻: 7:36 午後 |
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