日曜日, 9月 24, 2006

シリーズ:Web2.5(3)

Web2.5について僕が中学生のくせに勝手に妄想するシリーズも第三回を迎えました。今回はXHTML2.0およびCSS3についてですが、前回まではJavascript2.0を解説しました。Javascript2.0が最も重要なのでこの文章を始めて目にした方は前回、前々回の投稿もご覧下さい。

・XHTML2.0とは
XHTMLの前身は「HTML」というマークアップ言語です。HTMLはSGMLというメタ言語(言語を定義するための言語)で定義されている文書記述用の言語ですが、もっぱらWebページ製作に使われています。
ところが99年にXMLという新しい言語ががSGMLで定義されて以降非常に柔軟なデータ書式であるXMLが注目され始め、「XMLで定義されたHTML」として「XHTML」が登場しました。
XMLの特徴はその拡張性(eXtensible)にある訳ですが、それによって定義されたXHTMLも強力な拡張性、XML(とその系列言語)との親和性を持っています。こうして出来たXHTMLですが、XHTML1.0はHTML4.01の単なる焼き直しだったのであまり採用されませんでした。あれから7年経った今でもHTML4.01が主流のひとつです。
ところがHTML4.01/XHTML1.0ではデザインを完全にCSSと分離することを前提にデザインに関する機能を一切省いた「Strict」というバージョンがありました。この、「XHTML1.0Strict」を更に拡張したのが「XHTML1.1」です。これは非常に厳格な書式であり、動作・振る舞いが非常にコードから人が予測しやすいので一部のWebアプリなどでXHTML1.0Strictとともに採用されました。
そこで、「それではXHTML(Strict)をWebアプリのための言語にしよう!!」と「リッチなWebアプリケーション開発用言語」としてXHTML2.0は設計されたわけです。
これまた先ほどのJavascript2.0同様初のメジャーバージョンアップなのでこれまでにない大きな変更が加えられています。そして、大量の要素、属性が添削されています。そして新たにいくつかの「モジュール」が加えられておりHTMLの概念が大きく変わるほどの変化と言えるでしょう。
詳細はhttp://www.seo-equation.com/html/xhtml2/xhtml20_basic.html

・CSS3
CSS3.0は新しいCSSです。これまででは考えられなかったさまざまな視覚効果をHTMLドキュメントに加えることが出来ます。
たとえば、文字に影をつけたり、要素の角を丸くしたり要素の透明度を調節したり要素に影をつけたり、「RGBA」というRGBに透明度を加えた色の指定方法などです。

詳しくはhttp://www.css3.info/preview/にて。(ユーザー名などを聞かれたら「キャンセル」でいいと思います)

以上のようなメジャーなクライアント側Web言語の一気なアップデートによってWeb2.0のマイナーバージョンアップ「Web2.5」が訪れる・・・かもしれません。

クリックしてちょ、、(汗)

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