木曜日, 9月 21, 2006

シリーズ:Web2.5(2)

「Web2.5」を勝手に予想するシリーズの第二回です。

さて、前回「Javascript2.0が登場する」と書きましたが、大体どのような変化があるのでしょうか。
まず、前回紹介したJavascript2.0のリファレンスには「Javascript2.0の目標」なるものが簡潔にまとめられています。それは、
・オブジェクト指向の適用(1.xでは少し対応していたが、完全な「オブジェクト指向」とは言い難かった)
・性能が重要な執筆においてJavascriptの適合性を増進する
・言語を可能な限り簡単にする
などです。そして、特定の言語に似せるようなことは目的で無い、と断られています。

そして、Javascript2.0はECMA-262 4th editionに準拠しており「名前空間」や「include」、「クラス」などの概念が加えられているほか変数の宣言の際明示的にデータ型を宣言することが出来、それは関数の引数でも宣言できます。

このように、「Javascriptで弱い」と言われてきた言語使用の随所に拡張が加えられており、より「いろんなことが出来る(しやすい)」言語になっているようです。
これは、JavascriptによるWebページのクライアントサイドを大きく進化させる原動力と言えるでしょう。
そして、簡単なエフェクトだけだったDHTMLがいまやバーチャルデスクトップを実現しているように更なるユーザエクスペリエンスをJavascript2.0の世界は実現するかもしれません。

しかし、「Web2.5」の根拠はそれだけでないのです。

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