土曜日, 4月 08, 2006

米マイクロソフト社の新しいスクリプトシェル「Monad」ベータ3.1公開


マイクロソフトは新しいコマンドシェル「Monad」のベータを公開した。Monadシェルはスクリプト実行環境としての側面も持つ。
MonadシェルやMSH Scriptは.NET Framework2.0上で動作するので
WinFXプラットフォームの中の1つと言えるでしょう。

Monadの登場によって、これまでの「Windowsシェル+cmd.exe(コマンドプロンプト)」から新しくスクリプト実行環境が強化されることになるようです。
最終的には現行コマンドシェルであるcmd.exeは使われなくなっていくでしょう。

ちなみにMSH Scriptからコマンドを生成することが出来る。

これまでのコマンドシェルはMS-DOSのシェルの互換版という感じだったのでディレクトリを追って、実行ファイルをコマンドという形で実行することが出来ましたが、Monadではコマンドを「動詞-名詞」という形で実行します。
例えば「start-service」という形です。
「動詞」には以前からあった凡用のもの(copy deleteなど)やデータ関連、通信関連などいくつかに分類されます。
そして、独自に拡張したコマンドは「.cmdlet」ファイルを通して公開するようです。
もちろんMSH拡張は.NETでも行えます。

このように画期的なコマンドシェル×スクリプト環境であるMonad(MSH)はVistaには搭載されないようです。
(コードネーム「Longhorn Server」に搭載か?)
しかし、Monad公開後WindowsXP/Server2003/Vistaにインストールすることは可能です。

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Monad Shell Beta3.1ダウンロード

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