火曜日, 4月 18, 2006

AMDに勝機


以前、AMDが2006~7年一挙にインテルに対する優位性を失い、7年前と同じ状況になる、ということをこの書きました。こちらや、こちらを是非参照して下さい。
しかし、AMDにもやはり勝機はあるようです。
次期XeonであるWoodcreastは2006年末に登場しますが、それはデュアルコア版での話であり、注目されていたクアッドコア版は2007年に持ち越すようです。

しかし、デュアルコアとはいえWoodcreast XeonはAMDの追い上げに対して大変な脅威です。
現行Xeon(Demosey)の2倍近い性能を実現しつつ、消費電力は4割近く削減されるのです。
これがクアッドコアになると現行Xeonのなんと8倍の性能で、且つ消費電力は横ばいということになるのです。
つまり、性能比の消費電力は現行Xeonの10分の1近くという化け物が2007年に登場することになります。

しかし、このリリースが2007年なので、2006年中にクアッドコアOpteronをギリギリでもリリースできれば十分対応できます。
そして、Woodcreast Xeonの4コア版が登場する時期にRev.F Opteronのクアッドコアを投入することが出来ればAMDはなんとかしのげるでしょう。
そのあとはK8Lアーキテクチャ製品の登場に望みをかけることになるでしょう。
しかし、そのころにはインテルは45nmプロセスに移行しているのでAMDが今のような技術的優位性を取り戻すのはさらにその先、つまり「K10」アーキテクチャの完成のころになるでしょう。

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