木曜日, 3月 16, 2006

ついにAMDはintelに負ける


いままで僕は、2006年を境にAMDは一挙にインテルに抜かされる、という話をしてきました。

AMDのこれから

さて、インテルのコードネーム「Conroe」の先行生産品とAthlon FX-60を比較してみたところすべてのベンチマークで大体2割の性能差が見られたようです。
AMDは2006年中はクロックアップやキャッシュの強化のみで、新しいリリースはすべて2007年上旬に集中するようです。[参照]
さらにConroeは消費電力においてもAthlon FX-60を下回っています。

AMDが2005年に起こした変革をインテルは2006年の正月に起こし、まるでAMDがインテルより優れているように今は感じています。
しかし2006年の秋にまたインテルは次期「Core」マイクロアーキテクチャへ移行しますが、AMDのK10移行は2008年ごろになるようですし、インテルはクアッドコア移行を2006年冬に始めるようですが、これもAMDは2007年にQuad-Core Opteronを発表してから徐々に進めていくようです。
さらにインテルは65nmプロセス移行をとっくに済ませていますがAMDは2007年になっても以降できるかどうかわからないようです。
ちなみに2007年の冬頃にはインテルは45nmプロセスに移行しています

さらに、「Core」マイクロアーキテクチャに準拠したConroeを2006年3月である今に生産できるということは、すでにインテルはクアッドコアを試作していてもおかしくありません。
それに加えAMDにはインテルの20分の1という極微な研究リソースしかない上IBMのチームとの統合の際様々ないざこざが予想されるので、さらに研究は遅れるでしょう。

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