水曜日, 12月 14, 2005

MSN メッセンジャーの後継版「windows Live メッセンジャー」ベータ版公開

現在Microsoftは「.NET」構想の下で大きく自社製品をWebベースに構築しなおしている。
リアルな、つまりハードディスクの中にあるC言語などで書かれたアプリは「時流に乗っていない」訳らしい。
Webベースのアプリと一般のアプリケーションの違いはというと、
いま僕が書いているBlogは、BloggerというGoogleと提携しているところから借りているのですが、
「書き込みページに文書を書く」→「公開ボタンを押す」→「サーバのハードディスクにUPされる」
という形です。
それをナビゲートする全てのページはもちろんWebページなので非常にグラフィカルで、オリジナリティにあふれています。一部あふれすぎて邪魔です。
さて、これとおなじことはWordでも可能です。
「Wordで書き込む」→「保存ボタンを押す」→「ハードディスクに保存される」
という流れで、やっていることはほぼ一緒です。
このように以前ではWindowsアプリケーションとしてこなしていた仕事をWebベースのグラフィカルなアプリに代替しよう、という考え方が2005年の夏以降一気に広まりました。
この考え方を実現するための技術は昔からあるのですがそれらは非常に難解で、柔軟性に欠けていました。
たとえばJ2EE(Java)やC,C++によるCGI技術です。
その後Perlなどが普及しましたがどれも素人にとって難解です。だいたい難解という日本語が難解です。
さてその後PHPなどの新しい言語がリリースしましたがこれについて今日語る気はありません。
そんな中Microsoft(以下MS)は.NET戦略の一つとしてWebアプリを開発するプラットフォームのひとつとして
「Microsoft.NET Framework」といふものを公開しました。
これを皮切りに様々なWebベースのサービスをMSは提供し、その一環として「Windows Live」というなんとも単純な名前のものを思いつき、AJAX技術を導入して様々なWebサービスを公開しています。
MSの某B会長はよっぽどライブという名前が気に入ったらしく.NET系のサービスに片っ端から「Live」という名前をつけ始めました。
そこでMSNメッセンジャーもWindowsLiveに統合しようと「WindowsLiveメッセンジャー」と大幅改良することになったようです。流石MSはおめでたい企業ですなあ。


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